肩がボトルネックだと思っていた。

 

それが

コントーションを始めた動機だった。

 

アシュタンガの背中で合掌との合わせ技で、

肩の硬さの正体がわかった。

そして、今、それが解消されるかも。

 

冬の寒い時期、体調もよくない。

それでも発見も進展もある。

 

それが何よりも嬉しいかも。

 

コントーションの不思議なお話

 

①体調不良

 

開脚系がいいと腹痛になる

ここ数ヶ月の体調不良のサイクル

 

ここ2週間くらいで、

脚の付け根が伸びてきた。

 

鼠蹊部のV字ラインの下から、

脚の付け根が引き出される感じ。

 

段差の前後開脚で後ろ脚に効く。

 

前脚も裏腿から膝裏まで、

一直線に伸びる感じ。

 

これは初めての感覚なのです!!

 

なるほど、今まで通りで

後ろ脚が外れていたわけだ。

 

そして、

気が付いたいなかったけど、

後ろ脚がズレていたら、

前脚だってズレているのよ!!

 

前後開脚が改善されきた。

それは見た目にも、

体でもハッキリと分かる。

 

今まで、

お腹がグズっと落ちていた。

 

坐骨を寄せてあげて、お腹を上げると、

前後の脚の修正が効きやすい。

 

先生からも、

もう、

(前足のブロック)3段でいいかもね。

 

ええ~。今は冬だよ!!

 

まあ、春目指して、

体調いい時は増やします✨✨

って思っていた矢先、お腹が痛い。

 

脚の付け根が伸びると、

前屈もかなり攻められるようになる。

 

股関節って、伸展しないと、

屈曲も上手くいかないの???

まあ、勘違いかもだけど。

 

初めは胃が痛いのだけど、

胃痛がよくなると腸が痛い。

 

前屈するともう、

腸が圧迫されるのが分かる。

そして、めっちゃデットクス。

 

多分、

骨盤から脚が引き出されると、

腸の位置が動くんじゃないかな?

 

この痛みというか、

デックスが2日くらい続いて、

痛みも治まっていく。

 

そうすると、すっごく良かった

コンデイションが少し後退して、

何だか調整中の体になってしまう。

 

いつもと違う体になって、

いつもはできない事が

少しできるようになることもある。

 

でも、

いつもの自分じゃないから、

全体的には調子のいい練習はできない。

 

いいんだか、悪いんだか分からない。

 

そんなコンディションで、

ちょっと掴めてきたのが、肩甲骨!!

ここが動いてきた

 

 

②肩甲骨を寄せる

 

肩と腕の関係を

肩甲骨から考えてみる!!

 

背中で合掌を日常的に練習して、

肩甲骨の動きを感じてから、

肘倒立、肘ブリッジの見直!!

 

ブリッジ

肘ブリッジ

肘倒立

倒立

 

なんでも言われるけど、

肘のポジション超絶大切

 

コントーションだけでなく

アシュタンガでもよく言われる。

 

そうだよね・・・・。と思いつつも

肘がどっかいっちゃうから、

 

ブリッジと倒立は分かるけど、

肘倒立と肘ブリッジはな・・・・

もう、脇もかっぱかっぱ(笑)

 

先生方はよく、

親指で床を押すはすっごく大切。

親指と肩甲骨は繋がっているから。

という。

 

なんかすごい説明だけど、

母指球で床を押すと、

肩甲骨がべらんと外に広がらない。

という意味だと感じる。

 

確かに、倒立系、ブリッジ系、

ヨガのダウンドックでも、私は

床についた手の親指は浮いてしまう。

 

それはアジャストとかアシスト受けて、

始めて気がつくのね。

 

倒立の直しなんて、私は手の指なの。

びっくりじゃない?そこ??

でもできていない。

 

気がつけば、ブリッジでもそう、

肘ブリッジや肘倒立は浮っき浮っき♪

もう床押すどころの騒ぎじゃない。

 

まあ、それじゃ、

体重は肩の外側にかかっちゃって、

肩を余計に硬くするだけだね。

 

それで、

できるところから練習していくと

面白いことに、

親指の母指球で床を押せると、

肘の位置もクリッと外側に向くの!!

 

肩甲骨の内側に体重が乗っかる。

 

ああ、

これが肩甲骨で立っての意味ね。

 

肘倒立は分かりやすくて、

肩甲骨の上と内側が燃えるように痛む。

 

炎症起こしているんじゃんくて、

今まで動かなかった場所が動く感じ。

 

でも、まだ詰まっているのを

ムリムリ動かしているから、

きゅ~って痛む感じかな???

 

肘倒立や肘ブリッジでは、

親指が浮っきっぱなしだったから、

指の母指球で床を押すと、

肘が寄ってきて、高さが出る。

 

肩甲骨も内側が締まってくるから、

肩が引っかからない。

 

今までと全然違うんですけど💕

 

すごくない???

 

今までね、親指と肘と肩甲骨って

バラバラに考えていたの。

 

こういう風に連動して動くの?

 

一番初めのドミノをちゃんと倒したら、

あとは自動でよくなる✨✨みたいな。

 

私の外に外れた肩甲骨。

 

床の固定を使えば、

肘倒立や肘ブリッジで、

内側に戻せることができる。

 

背中が使えるってこいうこと?

 

③詰まりが取れる

 

今までなぜできなかったか?

それは、ローテータカフと

僧帽筋・菱形筋がひっついて、

肩甲骨自体が殆ど動けなかったから。

 

それが、

背中で合掌で活路が開たのよ💕

 

きっかけは、

秀逸なアシュタンガのアシャスト

浮っき浮っきだった私の

肩甲骨の下側をそっと絶妙に抑える。

 

この感覚は初体験だったね。

 

そこが肩が引っかかる原因だって!

すぐにわかったから。

 

 

それで、ちょっと良くなった時期に、

たまたまコントーションでも同じことして、

こうかな???ってやっていたら、

 

ぐいっとアシストで

いいところにハマった感じ✨✨

 

ちょっと前の私だと、

上手くアシストが入らなかったと思う。

 

それ以来、お風呂上がりとか

コントーション教室とか、

体の温まっている時にやると、

低い位置での合掌できるかな?という感じ

 

ジリジリと手のひらの下の方をつていく。

グレノイドが入ってきて、

後ろに逃げていた腕のはまりがよくなる。

 

そして、

肩甲骨の上のふちが痛みながら動いて、

上手くいくと、

肩甲骨の内側もきゅ~っと痛くなる。

 

背中で合掌ができない一般的な理由は、

僧帽筋・広背筋や菱形筋が硬いこと。

 

私の場合、

マッサージでそこはほぐしているから、

整体でも柔らかいですね。

て言われていた。

 

じゃ、なんで

背中で合掌できなかったの?

 

それは、表層の筋肉と

深層の筋肉が引っ付いて、

凝っていなくても、

僧帽筋も菱形筋も上手く働かなかった。

とりわけ細かい動きはダメだったね。

 

それが、最近、変わってきた。

背中で合掌で、表層の筋肉を引き剥がす。

 

背中で合掌して、

手のひらで背中で押すと、

肩甲骨の上と内側がみしみし痛む。

すっごく痛いのです!!

 

これ、みんなは

「胸が広がって気持ちいい!!」

って言うんだけど、

私の場合はひたすら背中が痛い。

 

ってことは、背中が固まっていて、

肩が前に被っているから

胸筋も固まりやすいってこと?

 

背中で合掌が上手く入ると、

体のバランスが変わってくる。

 

被っていた肩が後ろにクリッと入ると、

胸が開いて、バランスが後ろに入る。

 

お腹でバランスとっていたのが、

背中でバランス取る感じ???

体感としてはかなり違う・・・。

 

背骨を伸ばし切れるから(?)、

少し高い位置にいる感じ。

お腹も伸びるし、内ももも入る。

 

これだと、

脚の外側に体重が逃げないから、

足の親指で母指球も押せる。

 

ここまできて、初めてたちブリッジとか、

ビールマン、I字バランスの土台が

ようやく出来上がるのだと思う。

 

背中で合掌で

文字通り新しい世界が見えてきた!!

 

それでも、肩甲骨の上がゴリゴリに

固まっているの分かるから、

 

このゴリゴリを

はやく撃退したいものです♪

 

 

④痛みからの解放

肩甲骨が動くようになると、

ゆらゆらキープやると、今は

首の後ろが殆ど痛まない。

 

2年前に始めた頃には、

ゆらゆらするだけでも、

猫のポーズだけでも、

首の後ろに痛みというか

詰まりを感じていた。

 

それは、

肩甲骨が外れすぎていたから、

背骨の動きも制限がかかって、

少し後屈するだけでも痛みが出ていた。

 

後ろに反ると、腰よりも先に、

首の後ろが詰まって痛い。

 

そして、

背中をそらすのが億劫になって、

使わなくなるから、余計に背中も

固まってくるという悪循環になっていた!!

 

背中で合掌!!

でその悪循環が断ち切れる。

みしみし痛む背中が今は嬉しい。

 

ここの詰まりにアプローチできたのは、

今年に入ってようやくのことだから。

初めての経験!!

 

 

思えば、私の後ろ姿って、

肩や首の辺りが詰まって見えるのね。

伸ばしても、すっと伸ばしきれない。

 

何でだろう???

はずっと思っていた。

もともとこういう体?

って思っていたいけど、

 

見た通り、

僧帽筋や広背筋は詰まっていたのよ!!

 

結構、見た目だけで

分かることは多いなと思う。

 

コントーションやっている人って、

みんな首がすらっとしているよね。

 

先生がいっつも、ブリッジの時に、

首と肩を引き離して!!

肘寄せて、肩甲骨下げて!!

って言っているからかな???

 

まあ、今だから分かるけど、

それができていないと、

首の後ろが引っ張れて痛いのよ。

 

たとえ、体が柔らかくても、

後屈にストップがかかっちゃう。

 

なるほどね・・・・。

 

肩甲骨が上手く

動かせるようになると、

首も掘り起こせるようになる。

 

何もしないと、難しいけど、

背中で合掌して、肩甲骨を下げると、

首が長くなるのが見えるの。

これ、面白い。

 

肩甲骨が動くようになれば、

肘もコントロールできるし、

脇もちゃんと締められる。

 

首も長くなるし、

首を伸ばし切るから、

お腹も内ももの入るようになる。

 

そして、肩甲骨が外れていたせいで

制限されていた後屈も

もっとできるようになるかも。

 

肩は私のボトルネック!!

って思っていたけど、いよいよ

一点突破全面展開になるかもね。

 

こんな風に繋がっているなんて。

 

2年間集めていたパズルのピースが、

どんどんハマってきた感じ。

 

さあ、どんな絵になるか?

春には見えてくるといいね。

 

冬の寒い時期、しかも、

体調が安定しない中での練習は楽しくない。

 

それでも

今までにない感覚を拾えるから、

そこは面白いのですよ。

 

体調良くても悪くても、

練習が楽しかったら、発見があったら、

何があっても怖くないね

 

さあ、練習、頑張ろう。

 

毬杏(まり)