アシュタンガを始めて

から変わった考え方!!

 

一般人としての経験

大人から始めた人達の魅力

 

先生との会話から

見えてきたこと。

 

 

①中途半端な経歴

 

体操の経験が活かせるのが

倒立系(逆転)のポーズ

 

 

アーサナの王様と言われる

シルシャーサナ

ヘッドスタンディング

 

これ、ちゃんとコントロールで

脚を上げようと思うと、

かなりお腹を使う・・・。

 

体操でやっていた伸肘倒立は、

胸をふくんでやっていた。

 

今度は入りにくいお腹を

ふくんで慎重に頑張る。

 

膝もつま先もなりべく伸ばす!!

 

そうじゃないと

私はバランスが怖い。

 

なりべく、つま先や脚は、

頭から遠い所にセッティングし続けたい。

 

そのほうがバランスとりやすし、

首への負担も減るんじゃないか?

と思っているから。

 

それで、ある日、練習後、先生から、

新体操かバレエの経験者ですか?

って聞かれた・・・・。

 

う~ん。ちょっと違くないか?

身長とか??柔軟性とか??

いろいろ違うと思うけど?


何を見て思ったの???

 

どうやら、

ヘッドスタンディングらしい。

 

なので、

それは体操やっていたからです。

伸肘倒立のイメージでやっています。

 

「体操は胸でふくむけど、

ヨガはお腹でふくむんですね。」

みたない受け答えをした。

 

私の言っていること分かるかな?

と思っていたら、意外な返答

ああ、なるほど、そっちでしたか。

僕も(器械)体操やっていたんですよ。

体の使い方が違うなとは思っていましたが。

 

なんと、この先生、

小学校低学年の頃、

数年、体操をやっていたが、

嫌いになってやめたらしい。

 

おそらく、専門的な練習に入った時、

体の消耗が激しすぎて、

辛くてやめたんだろうなと思う。

 

特に、

男子体操は上半身への負担が

ひどいからなおのこと・・・。

 

それにしても、

全然気が付かなかったよ。

なぜなら、先生はとっても長身。

平均的な男性よりも背が高い。

 

そして、その背の高さ、手足の長さは

アシュタンガに確実に向いていると思う。

 

しかも、プロフィールに

何も書いていなかったし。

 

まあ、体操がイヤになってやめたから、

その長身なんだろうなと面白く思う。

 

何が言いたいか?

 

特殊な経験を積んでいないことが、

アドバンテージになることがある!!

 

体操に限らず、子供の頃から、

ある種、純粋培養的な訓練を受けて、

 

特殊な経験をして、特殊な体になると、

そこから一生逃れらない。

まるで、体に刻んだ刻印のよう。

 

それにはいい面も悪い面もある。

 

私は大した選手じゃないし、

直近の運動経験だけ言えばいいかな?

と思うことがしばしば。

 

でも、

コントーションでもアシュタンガでも、

倒立は体操経験者と未経験者では、

明らかな差が出る。

 

自分でも何が

違うのかはよく分からない。

 

ただ、

他の人たちの練習を見ると、

確かに違いが分かる。

 

ヘッドスタンデングについては、

結構、慣れている人達でも、

床を軽く蹴って上げたり、

つま先がずっと

フレックス気味だったりする。

 

人の練習を見るのはマナー違反だけど、

倒立系って瞬間的に見ただけでも、

結構分かっちゃう。

 

あと、動画で練習を

上げている人のを見ても結構いる。

 

それは、倒立のバランスの

取り方への考え方が違う。

 

頭からつま先を引き離すことで、

バランスを取るのではなくて、

 

ぎゅっと体に力を入れて、

膝を緩めて、つま先フレックスで、

つま先や脚を体に近づけることで、

バランスを取ろうとしている。

 

バランスは一見とりやすいと感じるけど、

これではコントロールが効かない。

 

これは難しいところで

(例えば平均台とか鉄棒とかで)

倒立する経験があればすぐ分かる。

 

1回でも経験すれば分かると思う。

でもきっとそれ難しいのかなと思う。

 

ただ、例外的な人達がいて、

(それはコントーションでも同じだけど)

新体操・バレエ経験者なのです。

 

この人達はつま先、膝をまず

伸ばすことを教えられているから、

バランスとりやすさ関係なく、

つま先、膝を伸ばす。

 

結果、いいところで

バランスとれるのかな?と思う。

 

新体操先生なんか、

”つま先警察”だからね。

 

みんな、

見た目の問題とか思っているけど、

それだけじゃないよ~。

 

倒立系は

膝・つま先を伸ばすことを優先しないと

バランスのコントロールは難しい。

 

私はそれを知っている。

 

だから、

私もそちらの人々に間違われたわけ。

なるほど!!

 

で、

アシュタンガの先生と話しても、倒立は

膝もつま先も伸ばすものなんだんって。

 

・・・だろうね。

 

②一般人という経験

 

アシュタンガヨガでは、今、

3人の先生にみてもらっている。

※伝統に従うならば、基本的には

一人の先生につくのがいいらしい。

 

このうち、

お二人は一般人歴が長い。

 

お勤めしていた期間が長く、

ピロフィールを見る限り、成長期に

特殊な運動をしていない。

 

座りっぱなしで体が固って

動きにくい体からアシュタンガを始めている。

 

成長期に特殊な運動や訓練によって、

特殊な体をつくりあげていない。

 

だから、

大人から始める身にあたっては、

彼らの経験はすごく生きる。

 

私の体や運動のクセが分かっているし、

それをなおすのも上手いと感じる。

 

今まで、

純粋培養系の先生に魅力を感じていた。

 

まあ、見た目から違うし!!

 

ずっと長い間、濃い経験を体で

たくさん積んできている。

 

それは人生をかけており、

誰でも真似できるものではない。

それは特別な経験。

 

例えば、ピラティスとかでも、

ダンサー出身と社会人出身の先生がいたら、

迷わず前者に習いたいなと思っていた。

 

でも、最近は考え方が違ってきて、

私も特殊な経験で体を歪めたけど、

カテゴリー的には一般人。

 

だから、一般人の経験を積んで、

その難しさを身をもって知っている人で、

そこからスタートして、

あるレベルまで行っているってスゴイ!!

って思うようになった。

 

特に、アシュタンガやコントーションは

アジャストやシャハハで直接、

体にアプローチをかける指導法では、

指導者としての成長もはやいと感じる。

 

ずっと、

その分野で経験を積んでいなくとも、

優れた指導者になれるのでは?と感じる。

 

成長期に特別な訓練を受けていない人は

ある種のバイアスがかかっていない分、

視野が広いのかな?とも思う。

 

特に、自分が倒立していると、

考えなくてもできることは多い。

なんで他の人ができないのか、

正直言って分からない。

 

体に刻まれた刻印というのは、

とても便利な一面がある一方、

モノの見方も邪魔するのかも。

と気がつくようになったのね。

 

まあ、そもそもアシュタンガの

プライマリーの目的が、

体の歪みをとるためだから、

というのもあるかもだけど。

 

指導者として、一般人という経験も

実は特別な経験なんだ!

 

コントーションやアシュタンガ始めて、

初めて気がついたこと。

 

③お正月のできごと

 

年末年始はお久しぶり!

な人に会うことが多い。

 

しかも、

エンドレスでのお喋りになりやすい。

 

そこで、いろいろと話題になったのが、

鍼治療とか変なヨガとか始めて、

大丈夫?って思ってけど、面白そうだね。

みたいな話題になった。

 

もちろん、

アシュタンガはイチオシ!!

ハードル高いし、お手軽ではないけど、

体にとっては本当にいい✨✨

 

運動や体の癖をとるのに、

これ以上、いいトレーニングはない!

と思うほど。

 

まあ、始めるかどうかは、

その人達次第だからね。

 

でも、アシュタンガ!!

の存在はぜひ知ってほしい。

 

アシュタンガはコントーション

始めるまで私は全く知らなかったから。

 

で、

なんとダンス系の話になった。

 

今まで自分の経験は基本、

言わない方向だったけど、

やめちゃったら、普通に話せる。(笑)

 

AちゃんとBさん、

踊り系趣味に興味あるらしい。

 

大人からでも始められるの?

どんな雰囲気?

始めたらキレイになれる?

 

みたく色々聞かれた。

コントーションは聞かれない。(笑)

 

で、私の話したこと・・・

 

楽しく踊らせてくる所を探したら

楽しい雰囲気で踊れると思う。

 

ただ、

純粋培養系の先生ばっかりだから、

子供から始め人とか、ダンスの経験者

先生と似たような体を持っていないと、

あんまりキレイにならないかも。

 

何というか、

大人からでも始めらるってのは、

未経験でもお仕事できます。

っていう応募に似ていると思う。

 

未経験でも応募できるだけで、

経験者や近い分野での経験者が来たら、

そっちの方が採用されちゃう。

 

練習の中で同じようなことが起こるし、

別に、経験者がいなかったとしても、

同じようなことができるわけじゃない。

 

そんな感じかな?

 

あの踊りの練習に打ち込むと、

美脚になるんじゃなくて、

美脚が美脚っぽい人が打ち込むと、

上手に踊れるようになる感じかな?

 

そうじゃない人は練習頑張っても、

それ以外でいろいろ頑張っても、

体も踊りもよくならない。

 

私はそうだったかな。

 

純粋培養系の先生方は

一般人の生徒とは話が通じくいから、

指導も通じにくくて、放置になる。

 

まあ、未経験の仕事始めると

そうなるかもじゃない(笑)

 

とくに、

肩や脚にクセのある私には、

合わなかったな。と思う。

 

それでも始めた頃は、

何もしていない所からだったから、

生理痛が軽くなったり、

いいことはあった。

 

でも、踊りそのものが

変だからイヤになってきちゃった。

先生方との相性も悪かったし。

 

相性の悪さについては、

コントーションやアシュタンガ始めて、

初めて気がついた!!

 

それに、

大人から始めた人の多くは、

大人のお遊戯会みたくなるから、

慣れてくると苦痛になるかも。

 

でも、憧れがあるなら、

一度はやってみないと!!

体験レッスン試したら、

合うところあるかもだし、

 

始めてみないと先生方と相性が

合うかどうかも分からない。

 

雰囲気だけで、もう、

テンション上がるかもだし。

 

とちゃんと付け加えておいた。

 

AちゃんもBさんも、

大人のお遊戯会?って驚いていたけど、

まあ、見てみれば分かるし、

私が言った言葉じゃないよ。って言ったら、

なんかさらに逆効果だった・・・。

 

テンションが微妙に

下がったみたいで、申し訳ない。

 

でも、気持ちが強かったら、

きっといろんな所探して、

合うところに行き着くはず!!

 

それに、純粋培養系の先生方は、

やっぱり経験されきたことが違うから、

観賞用とか教養としてはいいかも。

本物に触れてみる的な意味ね。

 

私としては

アシュタンガ一押しなんだけどね。

 

ハードルが高いのは分かる。

でも、効果は抜群。

 

指導法の特徴上、

個別対応が必ずあるし

 

アシュタンガもコントーションも

先生方もいろんな経験を

いい意味で積んだ人が多いし、

いろんなタイプの人が多い。

 

自分の経験・(体の)タイプに合わせて、

先生を選べば、

体のお悩み解決はできる確率は高い。

 

今のアシュタンガのスタジオ、

私と同じくらいの身長の先生もいるし。

 

なかなかいい感じなのです♪

 

1月になってからしばらく経つ。

いつもの先生から、

今年の目標として、

フルプライマリーをできるようにしましょう。

ハーフでも十分って思うけど、

いろんな経験を積みたいとも思う。

 

さあ、今日も練習頑張ろう

 

毬杏(まり)