週5回スタジオ通うようになって、

一ヶ月半が過ぎました・・・。

 

やればやるほど体に

効いていくるアシュタンガ

 

普通のエクササイズとは

ちょっと違う。だいぶ違う???

 

今までにないこと沢山ある

不思議で面白いけど、

淡々としている。

 

どこがどう違うの?

長々と考えてみました

 

※ガラスのような質感でかいてみました。もっと繊細さと透明感が欲しい。

 

①アシュタンガの厳しさ

 

先月は週5ペースで

アシュタンガに22回通った。

コントーションも週4ペース。

 

そうすると、

2つが重なっている日もあり、

かつ、休みがなくなる・・・・。

 

10月までは週1、2日くらいは

外へ出ない日があったけど、

多分、年末年始まで休みがない。(笑)

 

まあ、好きでやっている

ことだからいいか。

 

ちなみに、アシュタンガは

伝統的な考え方に従うと、

アシュタンガ歴とは週5回以上で

練習している期間のことを指すらしい。

 

なので、週1、2回の練習では、

何年やってもアシュタンガ歴には、

カウントしないらしい・・・。

 

まあ、スタジオに行かなくても、

宅練でも問題ない。

(むしろ、宅練推奨派の方もいるくらい。)

 

推奨は週6回の練習。

週1日は休んでね。

新月と満月も休んでね。

女性は月のものの時も休んでね。

ということらしい。

 

私は夜に練習することが多いので、

ムーンディは関係ないし、

月のものも重くないので練習する。

 

流石に、疲れてきた感があるけど、

年末年始はスタジオもお休み。

どう、宅練するか?を考え中。

有力候補はアシュタンガもある

オンライン教室の体験レッスン受けること。

 

それか、

YouTubeの動画で一人レッドクラス。

 

年末年始も開いている所あるけど、

さすがに、始めて半年足らずで、

そんなよそに行くのは気が引ける。

 

おどおどソワソワして、

集中できなくて終わりそうだから。

 

ネット上で一度は指導受けてみたい!!

ってい方々もいるけれど、まだまだ(笑)

 

練習のペースを今はつくる時

 

 

まずは、11月からずっと

週5ペース維持の自分を褒めてあげたい。

 

その上で、
アシュタンガが厳しいなと感じるのは、

その単調さ、刺激のなさ。

 

私は体は強い方だと思うので、

体操も踊りの練習も気分が乗らない

今日は行きたくないなあ。

と思ったことは一度もない。

 

ちらっとは思ったかもしれないけど、

そんな記憶が全然ないのだ。

 

そんな私がアシュタンガは

ちょっと難しいなと感じた!!

 

それは刺激のなさ。

 

スポーツ系、ダンス系は

後半に向けて心拍数が

上がるようにつくられている。

 

アシュタンガも難易度

においてはそうだけど、

心拍数はそんなに上がらない。

 

水を練習中に飲んではけないから、

夏場に心拍数なんて上げたら、

あっという間に発汗して、

危険な状態になってしまう。

 

だから、

心拍数がパーっと上がらないから、

いわゆる爽快感みたいものが薄い。

 

アシュタンガは爽快感というよりも

達成感とか心の安らかさだろうね・・・。

すっごく知的なの(笑)

 

特に、マイソールクラスだと、

最初から最後まで自分で

ずっとやらないといけない。

 

これが楽しくもあり難しい。

 

フィットネス系、ダンス系のクラスだと、

先生が説明して、それから運動。

というのが一般的な流れだし、

 

先生の説明をきく時

自分で動く時

 

これは集中力の密度も使い方も

違うわけで、それが刺激にもなる。

 

クラスの時間に、

強弱みたないな流れができる。

音楽を伴うものであれば、

音楽が背中を押してくれる。

 

そういうのがないの!!

 

まあ、

先生と音楽の絶大さが分かる!!

 

全部自分で自分に集中しながら

淡々とアーサナをこなす厳しさ。

 

これが水泳とか持久走だと

単純な反復運動から慣れだけで、

頭空っぽでも動ける。

 

でもアシュタンガは順番もあるし、

アーサナが重層的に重なっているから、

単に、流してやるのは勿体無い。

 

しかも、

同じような動きは出てくるけど、

単純な反復運動ではないので、

それなりに頭を使う。

 

自分で調節できるから、

そこに楽しも感じるけど、

運動というよりも読書に近い?

と体感的には思う。

 

でもね、たっぷり汗かくし、

体が一番ほぐれるのは本当に不思議。

 

もうスタジオに何しに

行っているのか分からなくなる。

 

毎回同じことを繰り返すから、

同じ課題を突きつけられる。

という苦痛もあるわけですよ。

 

まあ、そこを工夫していく

面白さはあるのけど。

 

なので、できた!!楽しい♪

という勢いのある感じは殆どなく、

華やかな要素もなく、工夫する楽しさ

昨日と違う自分を見いだす面白さ

という何という渋さ(笑)

 

でも、

これは他では体験できないから、

ハマる人はハマるんだろうな。

 

あと、

人間関係もいい意味で独特で、

マイソールクラスなんて、

自分のペースで来て帰るから、

生徒同士で喋ることがないというか、

挨拶するタイミングさえない。

 

練習前も終わりも本当に、

ストレスフリー

 

微妙な練習後の時間が全く

なくて嬉しいのです♪

 

週3、4回見る人もいるけど、

挨拶さえしないのよ。

というか、そのタイミングがない。

 

朝のマイソールは

そんなに行かないから、

そもそも誰が誰だか認識できない(笑)

 

それでも全然問題ないので、

練習が好き!!っていう人には

素晴らしい環境なのですよ

 

 

 

②清らかさの秘密

アシュタンガを知ったのは、

コントーション教室。

 

定期的に通ってくる人達

遠方からドロップインで来る人達

 

アシュタンガが最優先だから、

いろんななタイプ方々がくる。

 

コントーション教室自体、

いろんなジャンルの方が来るけど、

アシュタンガの人達は一目でわかる。

 

スタジオに入ってきた瞬間に分かる。

そして、練習始まったら確信する。

ああ、この人、やっぱり

アシュタンガやっている人

 

柔軟性だけに終わらない体の強さ

すらっとした雰囲気だけど、

強さも持ち合わせている不思議。

得意・不得意の偏りが少ない。

・・・まあすごいのですよ。

 

でも、もっとも印象的なのは、

練習せずとも分かるあの独特の雰囲気

 

姿勢がいいの勿論だけど、

清らかで落ち着いている雰囲気が

とても印象的。

 

世俗とは思えない清らかさ

 

姿勢や雰囲気が普通とは違う!

という人達は他(ジャンル)にもいるけど、

この独特の雰囲気はアシュタンガだけ。

これは何だろう?

 

多分、一つは呼吸かな。

呼吸に意識を向けているから、

ぼ~っとしているとか

緊張しすぎとか

テンションのムラを感じさせない。


逆に言えば、何も意識しなければ

その人の雰囲気って、無意識のうちに

環境に影響されて変わっちゃうのね。

 

あとね、刺激物を避けている。

これはすぐに気がつく。

 

アルコール

カフェイン

糖分

肉食

 

こういうものを避けている。

初めからそんな気していたけど、

話を聞いているとやっぱりそう。

 

まあ、朝練があれば、

アルコールや重い食事

カフェインも控えるよね・・・

 

糖分やカフェインについては、

アスリート系やビジネス系でも、

意図的に取ったり、控えたりして、

パフォーマンスを考えるよね。

って思っていたの。

 

でも、アシュタンガは考え方が違う。

もともと悟りを開くための修行だから。

 

アルコール、カフェイン、糖分という

刺激物はそもそも生きる上で必要ない。

 

なのに、なぜそれを欲するのか?

 

それは

心か体(或いは両方)に問題があるから。

 

安易に刺激物を摂って

その場しのぎするのではなく

その問題と向き合いましょう。

という考え方・・・・。

 

ええ!!

それで問題解決するの?

 

ちょっと清らかすぎて、

ついていけない(笑)

 

ちなみに、ビーガンが多いのは、

不殺生の実践の仕方の一つ・・・。

 

ええ、そこなの???

体のためとかじゃなくて??

 

アシュタンガの人々を見ていると、

フィジカルの凄さが際立つけど、

結構、思想強めな感じなのです・・・。

 

体からスタートといよりも、

思想から入っている。

みたいな感じが強い。

 

でも、それでなんで

身体機能がみんなすごいんですけど。

って感心させらる。

 

何だかパラドックス

 

これは

方法論に秘密があると思う!!

 

アシュタンガ(本来はヨガ全般)は

スポーツ・ダンス系やエクササイズとは、

そもそも発想が全然違う。

 

 

体を動かすことが主ではなくて、

ライフスタイルそのものであり、

体へのアプローチは一部に過ぎない。

という考え方が透けて見えてくる。

 

それは練習生を通じても

ハッキリと分かる。

 

アシュタンガをエクササイズとして

提供しているところもあるし

そういう楽しみ方もできる。

 

でも、アシュタンガの醍醐味は

ライフスタイルとして受け入れること。

 

というのは、いろんな指導者が

言うところではあるけど、本当にそう。

 

 

off the matとon the mat

 

この考え方、

ヨガ全般そうなんだろうけど

 on the matはoff the matのためにある。

 

これがアシュタンガでは、

徹底されている気がする。

 

アーサナは生活を

良くする手段にすぎない。

 

だから、

アーサナに拘ってはいけない。

という考え方がある。

あんにみんな頑張っているのに?

 

スポーツ、ダンス、パフォーマンス

どれにも言えることだけど、

本番のために練習がある

練習のために生活がある

だから日常生活も大切

というのは共通すると思う。

 

趣味で取り組むのなら

本番(大会・舞台)でも練習でも

それが非日常で刺激的で楽しい。

 

体にも心にもいい刺激!!

それが生活のスパイスになる

というのは変わらないと思う。

 

でもね、アシュタンガは見事に逆

アシュタンガは生活のためにある。

もっと言えば、悟りを開くためにある。

 

なので、徹底的に刺激を避ける。

淡々と一日一日を心穏やかに

積み重ねていくことに

意義を見出していく。

 

それは練習方法も同じ。


驚くほど淡々としている。

毎日同じことを繰り返して、

心拍数もいきなり上げない。

 

でも、いつの間にか汗だくになって、

全身がいい感じにほぐれている。

 

そこまで頑張っている感ないけど、

ほぐれ方は今まで一番いい

 

癖だらけの大人の体を

キレイに調整・矯正するのに、

アシュタンガの右に出るものはない。

と思わせるくらい。

 

でも、アーサナの出来に

一喜一憂していはいけない。

 

勿論、

練習を人と比べてはいけない。

 

だから、

人の練習を見るのはマナー違反

 

このルール、私は初めて!!

え、できる人をすごいな!

お手本になるな!!

って思ってみるのもダメなの???

 

そうなのです。

 

だって、

人と比べるものではないから。

人に見せるものではないから。

自分の練習に集中できないから。

 

それに、

できのいい人をお手本にしなくても

先生の指導に従って、

練習を続けていれば、

ちゃんとできるようになるから。

 

逆に言えば、(先生ではなく)

できのいい生徒を見てもいいよ♪

というの推奨しているジャンルでは、

(スポーツでもダンスでもそれが普通だよね?)

 

人と比べるのも、競争意識が刺激されるのも

とても自然な流れであるね。

 

むしろ、

(スパイスとして)許容しているのかも。


③先生の特徴

アシュタンガの先生方はいろんな方がいる。

優しい感じ、ハッキリな感じ、厳しい感じ

 

でも、共通しているのは、誰にたいてしても

同じ態度というか雰囲気で接している。

 

まあ、指導者とはかくあるべし。

というデフォルトがあって、

個性がありながらもそれを守っている感じ。

 

コントーション教室のアシュタンガ勢もそう。

 

誰とでも親しげに話すけど、

特定の人とつるまない。

 

倒立とか特定の話題で盛り上げるかど、

余計なところまで入り込まない。

 

パッと盛り上がって、サッと解散

 

まあ、

朝練ある方はそうなるでしょうね。(笑)

 

アシュタンガの先生方は練習生の前では

徹頭徹尾、指導者として振る舞う。

 

ここが私はとってもお気に入り。

練習歴の浅い深い関わらず、

アシュタンガの頻度の高低に関わらず、

先生の好みに左右されずに、

練習生と接してくれる。

 

私のこと好きじゃなくても、

興味なくてもいいの。

 

スルーせずにちゃんと人間として扱って、

きっちり指導してくれるのが好き💕

 

アジャストは好きだけど、

別にそんなになくてもいい。

 

アジャストあんまり入らない時って、

多分、体の動きが悪い時。

 

然るべき時になると、

そろそろこうした方がいい。

こういう癖があるから、

こうした方がいい。

 

と定期的に指導が入るし、

それに対して質問もしやすい。

 

フィードバックもアドバイスも

あるのが本当に嬉しくて💕

 

人間扱いされている気がする

自分の気配を押し殺さずにすむ(笑)

 

単調な練習を

続ける助けになっている。

 

まあ、ベテランさんになると、

一人で宅練できてなんぼよ。

通わないと出来ないのはダメ。

という人もいる。

 

私はまだビギナーなので、

そこのあたりは許してね。って思う。

 

ところで、

先生として相性がいいなと思うのは、

・小柄な女性

・倒立経験がある

・大人から始めている

 

このうち一つでも押さえていればスムーズ。

そして、アシュタンガやコントーションだと、

もう自動的に2つは満たしている。

 

身体的条件や経験値が違うと、

もう話が噛み合わない。

質問ができない!!ということに

どうしても繋がっていまう。

 

あまりに体と経験値が違うと

同じ人間に見えないかもね。

たとえ指導経験が長かったとしても。

 

思えば踊り系の先生の雰囲気は

アシュタンガの先生とは正反対。

そういう感じだった。

 

特定の人とばかり話していたっけ。

私はずっと空気みたいな存在だった。

 

あと、

話す人によって雰囲気が全然違うの。

それも見ていて怖ったけ。

 

あ、練習終わってからの話ね。

 

先生としての役割から解放されて、

ちょっと個人に戻っていたのかな?

って思っていたけど、

 

多分、ちょっと違って、

それはその人達は同じ人間に見えたから。

話が通じる人だと感じたからだと思うの。

 

一方、

私は人間に見えずに、ずっとスルーだった。

もう、同じ人間に見えなかったのよ。(笑)

 

もう記憶が曖昧だけど、

小柄な人でも先生がよく話しかけていた人は

結構、続いていた。

 

それ以外の小柄な人はすぐ来なくなったけ。
(私も早くそうすればよかった(笑))

 

よく話す人とは長いからかな?

通っている頻度が高いからかな?

って思う時もあったけど、

私の場合は全然あてはまらなかった。

 

それはきっと、先生も無意識のうちに、

話が通じる人とそうでない人を選別していた。

話とは指導に置き換えてもいい。

 

なんだ、それなら、

早く教えてくれればよかったのに!!

 

いや、それ無意識だから

気がつかないんだって。

 

そんなことに

気がつくのに何年もかかったのか。

と思うと時間が本当に勿体無いと思う。

 

(時間が勿体なかったは言っても仕方ない。

もう、年内でおしまいにするから、

今は気が済むまで言わせてね)

 

まあ、それでも好きだったし続けたいと

思っていたものをあっさりと

全て撤退できたのはすごいかな。

あと、3年でも、5年でも

ダラダラ続けていたかもしれない。

 

続けること自体はできたから。

体力的にも時間的も金銭的にも。

 

でも、もうそれに

意義を見出せなくなった。

 

自分の体のために、

もっと良い選択があるんじゃない?

 

年齢を重ねていく体のために

今できることは何だろう?

 

ずっと続けることは難しい

 

ずっと続けていることを

辞めることも難しい

 

両方の難しさを知って、

多分、私はそれを乗り超えてきた。

 

厳しく清らかなアシュタンガは

どれくらい続くかな?

 

私の新たな挑戦。

 

でもね、アシュタンガは

続けても続けなくてもいいの。

(先生がそう言っていた。笑)

 

続けた分だけ財産として

体に生き続けるの知っているから。

 

来年もアシュタンガ頑張ろう

 

毬杏(まり)