アシュタンガはやればやるほど面白い。

単調で華やさかはないし、

苦しくなる時もある。

 

静かに自分と向き合うからか、

意外な発見があるのかも。

 

胸郭の歪みはずっと気になっていた。

その原因が一つ分かったかも。

 

連休中の書きかけを書き足して、

ちょっとした備忘録

 

※紙を変えると雰囲気が違う。月の優しい光も素敵かも。

 

①肩問題の正体

私の肩は硬い。

いろんな場面で感じるけど、

息を胸一杯に吸い込む時にも感じる。

 

胸骨と鎖骨の下が痛む。

腕の付け根が硬いから、

鎖骨の先がオモリをつけた様になって、

胸骨や鎖骨が動かない。

 

それもそうだけど、

別の原因が眠っている。

 

アシュタンガでダウンドッグで

床を押しながら呼吸しながら感じる。

 

そうやって呼吸すると、

鎖骨の下、肩の裏がミシミシと

動くのがよくわかる。

 

体の表面が硬いのはそう。

でも、それだけ???

 

呼吸すると胸の奥から引っ張られる

この不思議な感覚は何だろう???

 

きっと体の中にも

肩の硬さが眠っているのだろう。

とちょっと気になっていた。

 

コントーションを始めて、

2年近く経つけれども、

私の肩は本当に硬いまま。

 

これでも大夫、柔らかくなった。

ブリッジやっても

ビールマンやっても

倒立やっても

肩だけ別人みたい♪

と感じることはよくあるの。

 

・・・ということは、私の肩は私が

思っていた以上に硬いのですよ。

コチコチに固まっている。

 

こうなったのはなぜ?

よく考えているけど、

ちょっとした答えが見えてきた。

 

最近、

倒立系はお腹を含むようにしてやっている。

 

安定第一だと肩だけにのかった方がラク。

でもそれは封印。

 

アシュタンガの人達のやる倒立をみて、

私も真似てみる。

 

ジャンプ倒立でも、極力、お腹を含んであげる。

これやると、より細い軸で倒立するから、

安定性に欠けている気がして怖い。

 

でも、こっちの方が先生方は、

キレイ!!それ、完璧だね!!

って言われる。

 

なるほどね。力で止めていないし、

細い軸で引き伸ばすような倒立は、

きっと別物に見えるんだろうな。

 

その時、気がついた!!

 

初めからお腹を含むと、

胸を含んで肩に乗っかるのが、

多分、体の構造的に難しくなる。

 

お腹を含むのが若干怖いと思うのは、

肩に乗っかれなくなるからだね。

 

でも、バランスの取り方さえ覚えれば、

めちゃくちゃ省エネで、

キレイに倒立できるのね。

 

私は現役の時に、何やっていたか?

 

胸を含むために、

お腹を抜いていたんだよ・・・・。

そうすると、胸を含みやすくなる。

 

というのを無視意識のうちにやっていた。

ということについこの間、気がついた。

 

はあ?????

だからだよ!!

 

だから、お腹がぬけぬけになるし、

肩甲骨は外れていく。

 

結果的に骨格的に外側に体が広がるから、

体のパーツを寄せにくくなったのでは?

 

もう、衝撃の事実(多分)

肩が硬いのは、肩周りが硬いから。

 

でも、肩甲骨が外に外れて、

体が固まったのも大きな問題。

 

とりあえず、

肩甲骨の位置を戻さないと、

肩周りがほぐれても、

肩関節のことを考えると、

効果が半減かもね。


②横隔膜と大腰筋

 

肩甲骨が外に外れていって、

私の平べったくなった胸郭

肋の下も開いている。

 

コントーション教室とか

アシュタンガって夏場は

とても薄着の方が多い。

 

で、他の人達と比較すると、

私の胸郭って明らかにヘン(笑)

 

胸郭の形もお腹と胸の位置もヘン。

何でだろう???

 

胸骨や鳩尾の縁が硬いのは、

勿論だけど、それだけじゃない。

 

アシュタンガで前屈系のポーズで、

呼吸をする時、胸の奥が引っ張られる。

 

体の表面だけじゃなくて、

体の奥も何か引っ掛かっている。

 

横隔膜が硬いから

肺も硬くなっているから。

 

それはそう。

でも他にも何かいる・・・・。

 

ああ。大腰筋!!

 

腸腰筋という言い方をするけど、

体感的には腸骨筋は分かるけど、

大腰筋って分からなかった。

 

まあ、体の奥深くにある筋肉だから、

感じにくいのかな???と思っていた。

 

で、ちょっと調べてみると、

横隔膜と大腰筋って靭帯で繋がっていて、

大腰筋が拘縮すると、

呼吸を妨げるんだって。

 

・・・・それ!!!

 

緊張すると胃がギュッとするけど、

それ以外にも胸の奥が詰まる。

 

胸から下、脚が動かなくなる感じ。

体が動かなくなる時に感じるつまり、

多分、それが大腰筋の位置と同じ場所

 

胸式呼吸をする時、寝ている状態、

前屈状態だとやりやすいけど、

普通に立つと難しい苦しくなるのは、

きっと大腰筋に引っ張れるから。

 

もちろん、

胸郭そのものの重さもあるけど、

それだけじゃなくて、奥から引っ張られて、

痛いというか苦しい感覚があった。

 

胸の奥というか、背中に近い場所。

肩甲骨の一番下の真ん中あたり

ブラのラインより少し上かな??

 

それで、アシュタンガのあとは、

両手を組んで上に上げたりすると、

とてもスムーズなの。

 

胸骨や胸郭の内側からの

引っ張りがなくなって、

油を差した機械みたいな感じになる。

 

表面の凝りがほぐれたのではなくて、

胸式呼吸によって、体の内部が緩んだ。

それが横隔膜と大腰筋???

 

アシュタンガでの大発見だね。

 

で、SNSとかみていると、

大腰筋と横隔膜の関係は色々ある。

 

大腰筋から緩めると

姿勢も呼吸もよくなりますよ。

 

横隔膜から

アプローチすると大腰筋が働きますよ。

 

どっちなの????

 

まあ、無料で提供している記事だし、

各自の経験値で書いているだろうし、

半分くらいは集客のためだろうから。

 

多様な見方があるんだな。

位に読んでいるけど、面白いと思ったのは、

 

 

横隔膜が硬くなって、

呼吸して平べったく横に動くと、

大腰筋が働かず、O脚になる。

 

横隔膜をドーム状に使うと、

大腰筋が働いて、

脚もまっすぐになりますよ。

 

だから、

形の崩れた横隔膜を戻しましょう。

 

とか説明して、

鳩尾を手で直接つかんで、

ググッとあげる。

 

こんなことしていいの???

と一瞬思ったけど、

まあ、自分でやるのならいいか♪

 

確かに、今まで胸呼吸する時、

横に肋を広げていた!!

 

もともと肋が開いているのに、

これやると、もしかして、

余計に横隔膜の形が崩れるし、

大腰筋も働かなくなるのかな???

とちょっと慌てた。

 

多分、肋が開いているのも、

横隔膜が横に伸びちゃっているから?

 

これやると、

確かに見た目がよくなる。(笑)

 

横隔膜をドーム状に

持ち上げるイメージで呼吸する。

 

これやると、坐骨が寄って、

お尻の下がサクッと入って、

腸骨筋や腹筋に立っていても

ピンとハリを感じる。

 

これいいかもしれない。

 

感覚が抜けやすいけど、そしたら、

手で鳩尾の肉をつかんで戻す。(笑)

 

大腰筋、

今までお休みしていたのかもね。

 

ここ伸ばしたら、

コントーションもいいかもね。

 

③坐骨がよる

インナーマッスルが

働くっていうのはこういうこと?

 

坐骨がよるようになってから、

お尻の内側が働いてから、

外側のお尻が働くのがよく分かる。

 

これが体で分かるようになってから、

気がついたこと。

 

アウターマッスルが先に発動して、

体の外側から固めに入ると、

パパッと動けないインナーマッスルは

もう、お仕事ができなくなる・・・。

 

ピラティス系始めとして、

外側は使っちゃダメ!!

の意味が分かるようになった。

 

インナーマッスルを使い始める前に

アウターマッスルを使っちゃダメ。

ということ。

 

コントーションを始めてから、

お尻の硬さに気がついた。

 

それまでも、

硬いことは知っていたけど、

堅すぎてそもそも

ストレッチのポジションが取れない。

だから、ストレッチが効かない。

 

それも分かっていたけど、

対処法が分からなかった。

 

コントーションだと先生が

私を足で踏みつけるようなシャハハをして、

それでようやくストレッチが効く。

 

アシュタンガ始めてから、

お尻が緩むようになった。

 

お水を飲まない

ノンストップの練習

ず~っとお湯を沸かしているように

体を温めながら行うシークエンス

 

それで、

ようやくお尻がほぐれはじめた。

 

そんな感じだから、

ストレッチやエクササイズで

フォームを撮る時、お尻が硬すぎて、

坐骨が寄せられない・・・・。

だから、外側で固めて頑張るしかない。

 

そりゃ、

ピラティス系は効かないはず!

と改めて納得・・・。

 

それじゃ、インナーマッスル系は

全然働けないでしょう。

 

何やっていたんだか・・・。

 

なるほど、

体の緩い人の方は効きそう!!

と思っていけど、アウター固めにくいから、

指示通りにできるのかもね。

 

ま、いいっか、アシュタンガで

これから頑張ればいいよ♪

 

そうそう、最近、代行の先生が

マリーチアーサナCで、

ちょっとやってみますか?

って言って、アジャストかけてくれた。

 

えええ!!できるの???

腕の長さが足りないんじゃない?

って思ったけど、なんと手が届いた。

 

腕の付け根が

硬くて詰まっていた。

まあ、一人じゃとてもできない。

でも、身体的にムリではなかった。

 

胸・かたが緩んでくれば、

そのうちできるんだ

とちょっと嬉しい気分になった。

 

アシュタンガは大好き!!

で始めたわけじゃないから

身体的なことは色々と気になっていた。

 

でもね、女性で私と同じくらい

あるいはもっと小柄な人もいる

 

それでいろんなアーサナを

キレイにとっているから、

まあ、そこまで問題じゃないかも。

とは思っていた。

 

それに、先生方からも、

身長のことは何も言及されないし。

そこは気にしなくてもいいかも。

 

アシュタンガ始めてから、

気分が軽いというか、

ヘンに拘りがなくなってきた。


多分、環境が変わったのも大きいかな?

とは思う。

 

踊り系趣味ではさ、身長ないと

小馬鹿にされる雰囲気があったよね。

 

私はこの身長、

10代の時に役に立ったから、

あんまり気にしていなかった。

(身長が低くいのに、それを

気にしていないのが気に障ったのかな?)

 

だから気にしないようにしていたけど、

やっぱりストレスではあったのかも。

 

アシュタンガはそういうのが全然ない。

 

多分、

長身の方が向いているとは思うけど、

そんなこと言っても始まらない。

 

それに、男性で長身だと倒立系の時は、

体に負担が大きくなるから

一長一短なのかも。

 

もっと書きたいことはあるから、

また続きは後で♪

 

練習が楽しくて♪

さあ頑張ろうね!!

 

毬杏(まり)