我が家の通勤スペシャル号のメンテ記録です。

 

今年成人式を迎える1号車。

普段は妻が通勤に使っていて、ワタシが乗る事はほとんど無いけど、先日晩ごはんを食べに行った時に久しぶりに運転すると、ヘッドランプが暗ーい。

 

Before

 

ハロゲンライトとまでは言わないけど、ディスチャージライトとは思えない明るさ。

よく考えると、この20年間一度も球(バーナー)を交換していない。さすがのHIDライトも、20年も経てばそりゃ暗くなるか。毎日乗ってる妻は、全然気になってない様子ですが(笑)

交換用のバーナーは、下はノーブランド中華製2000円位から、国産ブランド品の3万円位まで百花繚乱。

選択したのはその中間で、純正採用もされるドイツ製ブランド。

色は実用性とファッション性を考慮して6700K。

 

 

S2Kのライトは裏側に手が入らないので、タイヤを外してフェンダーライナーをめくって交換です。

 

球を変えると、その差歴然!

そうそう、ディスチャージってこの明るさだよ。見た目も青白くっていい感じ。

 

After!

 

ところが、作業終わってタイヤをくっつけようとしたら・・・タイヤが回りません。

 

むむむ・・・。

 

ハブが回らん!

 

原因を絞り込むため、ブレーキキャリパをプライバーで少しこじってブレーキを戻してみると、タイヤはくるくる回りだしました。

と言うことは、あちゃーブレーキキャリパーだーあせる

 

しかし、早めに気がついてよかった・・・。

 

何回か前の車検の時にブレーキオーバーホウルしたのになあ。と思って整備記録簿を見てみると、6年45000km前でした。

フルードは2年毎に換えているし、たった6年でキャリパー(ピストン)が固着するなんて、その時のピストングリスの量が足りなかったか、組み付け時のミスしか無い。

今さら文句言っても仕方ないし、こちらも20年経っている部品なので、再オーバーホウルではなくそっくり交換する事に。

幸い最寄のホンダパーツに在庫があったので、すぐに買いに走りました。

お値段左右でナナマンエン・・・。ついでにブレーキパッドも交換です。

 

 

部品の交換はボルト2本なので簡単ですが、その後のブレーキラインのエア抜きは一人ではできません。

 

Before

 

After!

 

妻に

「足貸してー」

と頼むと

「ああ、あのスコスコぴゅーね♪」

と慣れたものです(笑)

世の中広しと言えど、夫婦でブレーキエア抜きするうちは、そうは有りますまい。

 

ハブくるくる〜♪

 

エア抜きも終わり、やれやれ終わった終わったと、ボンネットを閉める前にエンジンルームを一通りチェックしていると・・・今度はオイル漏れを発見・・・。

 

 

漏れている場所は、ホンダVTECエンジンの要、スプールバルブの辺りから。

ここは、エンジン油圧がまともにかかる、オイル漏れの多い箇所。なので、こんな事もあろうかとガスケットだけは自宅に在庫していました。

 

ゴムのガスケットがかちこちのプラスチックになってた

 

交換はボルト3本ちょちょいのちょい。よしよしこれで完璧〜とエンジンをかけて様子を見ていると・・・バルブボデーがじわーっとオイルで濡れて来ます。と言うことはボルブボデー本体?!

 

ここの継ぎ目からオイル漏れ・・・

 

以前はボデーを分解して中のガスケットだけ交換できたらしいのが、そのガスケットの供給が止まったらしく、現在はそっくり交換しか手段がありません。

まあこれも20歳部品でいつ壊れてもおかしく無いのでさくっと交換。

 

 

実はこの部品も、将来必要になるだろうと、値上がりする前に買って在庫してました(お値段イチマンサンゼンエン)。

 

新品〜

 

そんなこんなで今度こそ終了。

 

それにしても、部品が手に入ると言うのは本当に助かります。ホンダ偉い!

でも、部品の値段は上がる一方なので、消耗部品は少しずつ買っておいて、将来のレストアに備えなくてはなりません。(特に樹脂とゴム部品)

 

やれやれ今度はどこに手が必要かなあ。