こんばんは

風水住環境プロデューサーの倉知 誠です。

 

先回は建築科の高校生活から就職までの、夢への第一歩を

お伝えしました。

 

今回は、就職1年目で待っていた、失敗の連続と

まさか、会社の倒産???でーす(^.^

 

 

そうなんです、

なんと会社に入って、1年後に倒産してしまった(*_*)

 

でも、今、幸せを実感してるのは、この倒産のお蔭です。

もし、倒産しなかったら、どうなっていただろう?

多分、夢が破れ、病気がちな日々を送っていたと思います。

 

しかし、運命と言うのか宿命か使命かわからないが

その後の人生は素敵な出会いに導かれ

夢以上の貴重なお金では買えない大切なものを受け取ってます。

 

その基礎になるのは、社会人1年生の1年間での

失敗の連続と最初の上司からの教えです。

 

 

思い知らされたのは、高校建築科を首席で卒業しても

まったく、建築の現場では役に立ちませんでした。

 

そうそう、現場と書きましたが

建築の仕事って何をするのか、まったく分からない状態で

就職先を決めました。

 

今、思えば無茶苦茶ですね。

信じれないと思われますね。

 

でも、”夢”に一歩近づければ、建築関係だったら

どこでも良かったと思ってたのが正直な気持ちです。

 

今は、建築業界は大きく分けて3つに分かれてます。

①設計 ②施工 ③専門職 です。

 

②の施工は、現場管理(現場監督)業です。

設計士が設計した図面に基づいて、専門職の職人さんたちに

支持し建築現場を取り仕切る責任者です。

 

1年目は失敗の連続は、当たり前と言えばそうなんですが

失敗の内容が、性格に起因している事が多く

ここで、育った住まいで作られたネガティブ面が表面化しました。

 

上司からの指示を、上手く職人さんに伝えることができず

やり直しを何回もしてもらう事になり、大変、迷惑を掛けました。

 

大目に見てくれてましたが、内心、誰の顔も見れない心境でした。

 

分からない専門用語が、飛び交い、日本語の会話なのに

外国にいるみたいで、頭がパニックしてました。

 

すみだし?

すみつぼ?

すみさし?

せっとう?

ちす?

かねをふる?

スケール?

スチールテープ?

 

どんどん、無口になっていきました。

 

そんな私に、優しく声を掛けてくれたので

15歳年上の上司でした。

 

道具や各場所の名称は、経験していけば自然に覚えれるので

それ以外に、現場監督について教えてくれました。

 

「監督と言う仕事は、世の中に3つあって

 ①映画監督 ②スポーツの監督 ③現場監督(土建業)だよ。

①と②はマスコミや色々な媒体で目にすることができるけど、

現場監督はあまり、一般的に知られてない。

 

けれど、3つしかない内の一つだから、誇りを持って欲しい。

 

いくら、設計士の図面が良くても、現場監督の采配で

出来上がりが悪くもなれば、もっと良くなる。

 

職人さんたちが、安全に気持ち良く作業ができる環境を

作ってあげるのが、現場監督の最も大切な業務だよ。

 

この事を忘れず、今は職人さんたちの作業をよく観て

流れを掴んで欲しい。」

 

この教えは、その後、私の心の支えとなり

現場監督としての誇りと責任感を噛みしめながら

同時に、”夢”の実現に向かう思いが強くなって行きました。

 

この上司とは、1年後の倒産間際で携わっていた

ある高校の実習棟新築工事現場が仕事なり

成長した私を頼りにして頂き、感謝しています。

 

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あなたの人生は夢と住まいで変えれます!

 

夢を追ってると、その夢の実現に向けて

素晴らしい人や言葉、思考、思いに出会います。

 

そこで、大きな気づきや価値観がガラッと変わり

より夢に近づきます。

 

そして、その素晴らしい出会いで頂いたものを

住まい(自宅)で育て、自分なりにアレンジし、身に着けて

 

 

今度は困っている方へ、助けたい思いと一緒に

与え続けれることで理想の人生を送れると信じています。

 

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最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。

 

次回は、会社倒産後の人生で出会った

数々のメンターからの気づきパート1です。

 

              今夜も家族と楽しい夕食後の食卓より