HERITAGE 1912 Collection | MONTBLANC愛用家のブログ

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モンブラン筆記具の所有数は結構な数になりました(数えてません)。
その他レザー製品が好きで多数所有(愛用)しております。
日々の生活で使用するモンブランについて書き綴ります。

こんばんは、love-montblancです。


11月1日のモンブラン銀座本店の7周辺記念イベントに参加し、

近くのホテルに宿泊して、翌日もお店に寄ってきました。


イベントでもお世話になった、S店長がいらっしゃって、案内して

くださり、発売になって間もないヘリテイジ1912コレクションを

ケースから出して見せてくださいました。


1912年モンブランの前身であるシンプロフィラーペンカンパニー時代に

シンプロセイフティーフィラーペンとして発売されていた、格納式の

機構を持つ万年筆のデザインを継承しつつ、ペン尻のホワイトスターは

透明のレジンドームにホワイトスターが浮かび上がるという、新しいデザイン

を取り入れた商品です。


モンブラン100周年となる2006年に限定発売されたAniversary Edition
1930年代~1940年代のロゴを配置し復刻された商品でしたが、今回は

1910年代のデザインということで、マイスターシュテュックやスターウォーカー

などのデザインではありませんが、とってもシンプルなペンでありながら、

ペン尻のホワイトスターが新鮮さを感じさせてくれます。



MONTBLANC愛用家のブログ-包装紙も新しくなった?

最近、購入しておりませんでしたが、包装紙が変わったかな?



MONTBLANC愛用家のブログ-ペン尻が透明レジンのドームにホワイトスター

ペンの同軸もキャップのペンクリップもシンプルですが、
ペン尻のホワイトスターが素敵です。



MONTBLANC愛用家のブログ-ヘリテイジ ペン先収納
キャップを外してもペン先は格納されており、ボエムのように

ペン尻を回してペン先を繰り出しします。

※セイフティーフィラー構造



MONTBLANC愛用家のブログ-ヘリテイジ ペン先繰り出し
ペン尻を回すとペン先が出てきます。



MONTBLANC愛用家のブログ-ヘリテイジ 繰り出し時のペン尻
ペン先を繰り出したり格納したりするときのポジション。

通常の使用時もこのポジションです。



MONTBLANC愛用家のブログ-ヘリテイジ 吸入時ペン尻
インクを吸入するときのポジション。

吸入し終わったら、また上の状態に戻して

使用します。



MONTBLANC愛用家のブログ-ヘリテイジ ペン先

ペン先は14K Au 585のホワイトゴールドに

なっております。
最近の万年筆のペン先は18Kが主流だと

思っていましたが、今回は復刻だからか?
14Kになっております。

ハートホールも通常は丸かハート型なのですが、

この三角のタイプは初めてみたような感じです。


MONTBLANC愛用家のブログ-ヘリテイジVS144ペン先サイズ比較
ペン先のサイズは、144(クラシックサイズ)と

ほぼ同じサイズになっていますが、気持ち

長さが短めで、幅が広めかなと思います。

切り割りのサイズも殆ど同じ長さのように見えます。


MONTBLANC愛用家のブログ-ヘリテイジ ペン先ニブ裏
ペン先の裏側ですが、ニブポイントの状況は

最近のペン先に見るものと同じ形状をしています。
(ちなみにニブはFです)



MONTBLANC愛用家のブログ-ヘリテイジ ペン先ニブ横
ペン先を横から見たところです。
こちらから見ても、最近よくある形にニブポイントを

融着し研磨されております。



このペンの感想ですが、レジンのボディーですが、
Aniversary Editionの時のように軽いものではなく、
セイフティーフィラー機構のため、そこそこの重さが

あります。


キャップをペン尻に刺さずに、手にしっくりとくる

重さで、重心のバランスをとりながら筆圧を

かけずに筆記するのにはバランスがいいと思います。


ペン先も、最近のマイスターシュテュックや

スターウォカーなどなど最近のペン先は堅さを感じて

いましたが、このペン先はしなやかな弾力を持っています。


50年代の146は持っていませんが、同年代の142か

60年代70年代の2桁、3桁型番の頃にはおよばない

かもしれませんが、最近のものと比較するとしなやかです。


ペン先のサイズをみると、144とほぼ同等のサイズを

しており、切り割りもほぼ同じ長さ、144は18Kですが、

ヘリテイジは14Kということを考えると、ヘリテイジの方が

硬めのペン先でもおかしくないと思いますが、実際は

その逆で、ヘリテイジの方がしなやかです。


ペン先の形状が144は全体的に丸みを帯びていますが、

ヘリテイジは平なので、その違いもあるかもしれないですね。

このところ、仕事では万年筆を使う機会も少なくなって

来ておりましたが、ヘリテイジを所有したことにより、

楽しみが一つ増えました。


万年筆が好きな方は、是非モンブランショップで

ヘリテイジ1912コレクションを手に取って見てくださいね。