その後の我が家 | 北風のきまぐれ日記

北風のきまぐれ日記

北海道在住/母の闘病日記でしたが、元の気まぐれ日記に変更
気まぐれに更新します

早いもので、明日、三七日(みなのか)です。

3週間というものは、何もない時はゆっくり過ぎているかもしれませんが

今の我が家にはあっという間に過ぎる1週間です

 

毎日、知り合いがお参りに来てくれたり、知り合いに教えてもらうまで知らなかったと言って

お参りに来てくれる方など・・・

その都度、母の病気の話や息を引き取った時の話などしています。

ほとんどの方が闘病していることを知らなかったので、中には心臓の病気で急に亡くなったと

思っている方もいました。

 

ふた七日を過ぎた時、フッと思ったことがりました。

「母さん、入院中はほとんど口からご飯食べていなかったんだよなー・・・」

そう思った私は毎日、晩御飯を少しずつ皿に盛り、母の祭壇にお供えしています

いいのか悪いのかわかりませんが、娘からの気持ちです。

お供えする時に「今日のご飯はこれです。どうぞ召し上がれ」と言ってます

下げるときは「食べましたか?お味はそうでした?ごちそうさまでした」と言ってさげます。

もしかしたら「ちょっと味濃すぎない?」とか「これ食べたかったやつー」と言っているかもと

思いながら、少しニヤッとしてしまう娘です。

 

父も少しづつですが、元気になり、趣味の山菜取りに出かけてます。

ガックリしてしまうのは、当たり前のこと。

覚悟をしていたとはいえ、長年連れ添った妻が先に亡くなってしまい、

最後も看取ることができなかったのですから・・・

でも、毎日仕事もあるし、メソメソしていても母が怒るでしょう。

親戚にも前向きに進むことを言われたらしく、そうだよなと思ったみたいです。

 

そんな父が変わった事と言えば、もう一つ。

なぜか毎日、洗濯機を回してくれていることです。

今まで、家の中の事は私と母がやっていたので、ほとんど何もできなかった父。

数年前、母に「いつ私や娘が病気になるかわからないんだから、少しぐらい何か覚えたら?」と

言われ、1番簡単な全自動洗濯機の使い方を覚えました。

紙に最初に電源を入れる、洗剤を入れる、柔軟剤、ふたを閉める…など細かく書いてました。

母が入院中は1度もやらなかったのに、亡くなってから、なぜか急に洗濯機だけは回します。

父なりの手伝いなんでしょうね。起きてからやるからいいよと言ったのですが回してくれるので

ありがたくお願いしています。

 

何とか家族で協力しながら頑張ってます。

そんな様子を母は空の上から見ていて、ダメだししているのかもしれませんね。

 

台風が発生しました。

水曜日は大雨の予報が出ています。

台風の進路近くにお住いの皆様、気をつけてお過ごしください。

どの地域も、何も被害が起きないことを祈ります・・・