コペンハーゲンはストックホルムよりも暖かいので、3月から上れる塔がありました。私が「救世主教会」に上りたいと話すと、次女が「空港から、そのまま地下鉄で行ける」と言って、案内してくれました。
クリスチャンハウン駅で降りると塔が見えたので、近くまで行ったのですが、尖塔の形が違います。こちらは、駅の反対側にあるクリスチャン教会でした。
救世主教会は1696年に建設された教会で、高さは約90mあります。
塔へは教会内から続く400段以上の階段を上り、最後は屋外の螺旋階段になります。自宅タワマンでの階段トレーニングが、やっと役立つ日が来ました(笑) ちなみに我が家のマンションの階段は、約600段あります。
入場料は61DKK(約1159円)で、映像や塔の内部を見学しながら上って行きます。
屋外に出て、一番上で螺旋階段が終わる所に着くと感慨もひとしおでしたが、一時的に吹雪のようになりました。それでも風下に隠れていると、すぐまた日が差してきました。
命綱も無くスリル満点の体験でしたが、嬉しさの方が勝っていたので、怖いと思いませんでした。12時頃に上り始めて、17分に頂上に着き、30分頃まで眺めを楽しんで、また地上へ戻りました。
コペンハーゲンの街は童話の世界のように可愛い家が並んでいて、見飽きることがなかったです。この日の気温は7度くらいでした。
塔の内部も面白い物がたくさんありましたが、途中から人が来なくなったと思ったら、一時的に入場制限されていました。こういう時に、いつも運が良いなと感じます。見守ってもらっている存在に感謝しながら、教会の席に着いて休憩しました。