ソラフェニブ(商品名ネクサバール) | リクママのブログ 急性骨髄性白血病と闘って

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1人息子が白血病に。
2017.7初発(小2)
2018.12再発(小3)
2019.3臍帯血移植
2019.11 再再発(小4)
2020.2ハプロ移植
2020.6 再々再発(小5)
2020.7よりDLI11回
2022.2 急性GVHD(小6)
2023.8在宅医療スタート
2023.11お空へ


ファミリーハウスに泊まっているパパに

入院中の息子をお願いして、

今日は家でゆっくりの私。




いろいろ調べ物をしていますスマホ





今月オンラインで開かれる日本小児血液がん学界。

聞きたいお話があったのですが

残念ながら、一般には公開されないものでしたぐすん




そのままいろいろ調べていたら

こんな記事を見つけました。

今年の記事です。




ネクサバールは

2008年に発売されたお薬。



腎細胞がん
肝細胞がん
甲状腺がん  


は対象となっているようですが、

白血病に対してはまだ承認されていないようです。




息子が飲んでいるゾスパタもそうですが

ネクサバールも抗悪性腫瘍剤の分子標的薬薬





分子標的薬はがん細胞が持つ分子が標的。

がん細胞に現れるタンパク質が標的になるのだそう。




正常な細胞までやっつけてしまう抗がん剤より

副作用は比較的少ないと言われています。




個人差はあると思いますが、

実際息子も、ゾスパタを飲み始めてから

本人が自覚するような副作用はなく



「ほんとに薬効いてる?」



と、何度も聞いていたくらい。









急性骨髄性白血病(AML)では、30%の患者さんに

FLT3遺伝子変異があると言われています。






息子もそうですが、FLT3陽性だと

骨髄移植をしても再発するケースが多く

それが大きな課題です。





その中でのこの記事。





他にも、

AMLの10代の患者さん、

移植後にこのソラフェニブを2年間服用し

服用終了して1年たった現在でも

寛解を維持している、

という報告も日本小児血液がん学会でありました。





おそらく、今も国内のいろんなところで

AMLの維持療法として服用されている方が

いるんじゃないかな。





これからいろんな報告が出てくることを

期待したいと思います!





息子が出来る治療は、もうDLIしかない、

と思っていたので、

このネクサバールという情報を得たのは

大きな収穫ですニコニコ





まだまだ諦めない!!