連日ウインブルドンテニスを観ていますテニス 全仏に続き、世代交代を強く感じます。この週末が決勝なので、夜更かし→寝落ちも一段落かな。

 

さて、今月の『PHPスペシャル』の特集は「幸せを引き寄せる『小さな習慣』」。

 

「小さな習慣」って本当に大事なんですよね。でも、弱っているときほど人は極端になりやすいので、コツコツ積み上げるプロセスが難しいというジレンマがあります。すぐに大きい結果を求めてしまい、やっぱりダメだと落ちこみ・・の悪循環に思い当たることはないでしょうか。

 

そんなとき、口ぐせや表情やしぐさなど、日々できる小さなことを意識するだけで、少しずつですが世界は変わっていきますよーウインク

 

いつもご機嫌に見えるひとは、うまれながらハッピーなのではなく(ごく一部例外はあるかも)、そうした努力が習慣化しているだけだと私は思っています。

 

たとえば、テニスのプロ選手があたりまえのように打っている1球が、ものすごい練習の結果だということを経験者は知っています。他のスポーツやスキルなども多分同じで、どんなに才能があっても、地道な努力なしに結果をだすのは難しいですよね。

 

だから、日々ご機嫌でいたければ、日々できるさまざまな工夫を試してみましょう。

 

私の連載『働く女性のための相談室』、今回のお悩みは自信がなくてまわりを羨んでしまうというもの。

 

誰でも自信がないときは、これでいいのか不安なので、常にまわりと見比べて大丈夫かどうか確かめたくなるものです。そして、比べては羨んだり落ちこんだりしてしまうんですよね。

 

「普通」「正しい」ということばをよく使う方も、自分のなかに判断基準が乏しく、まわりと比べることが多いように思います。

 

別の視点から言うと、基準が自分の外側にあれば、その基準に従ってうまくいかないことがあったとき、「私は悪くない」と責任をとらずに済む+「かわいそうな私」と被害者のポジションで自分を正当化できるというメリットがあります。

 

実際、自覚なく被害者ポジションが好きな方は意外と多いと思います。でも、それって本当にハッピーなんでしょうか。(注:被害を被害と認めることと被害者でい続けることはまったく別です)

 

自分に自信がないと、必要以上に責任をおそれ責任を避けようとして「私は悪くない」のループに入りこんでしまいがちですが、責任をとるってぜんぜん怖いことじゃないんですよ。

 

自分で選んで決めて責任をとることは、やってみればとっても自由で清々しく、自信がつきます。それに、たまに他人を羨ましく思うことはあっても、それで被害者意識を感じるようなことはなくなります。

 

誰かのせいにするとか、どっちが悪いとか、ずるいとか、損してるとか、スペックやマウントなど、できれば感じずにいられるほうがハッピーだと思いませんか。

 

今回の特集にあるように、日々の小さな言動を意識するだけで人生は変わります。もし今まで日々の言動に意識をしていなかったので面倒くさいと思われた方にこそ、ぜひ試していただきたいです。なぜなら、ハッピーな人は実践しているからですニコニコ