先日、『パリタクシー』という映画を観ました。いわゆるハートウォーミングなストーリーで、なんとなく先は読めるのだけど、それでも最後は泣くうさぎ パリの素敵な景色とチャーミングな俳優さんがとても魅力的な映画でした。

 

さて、今月の『PHPスペシャル』、特集は「心を休ませよう。」。

 

もしかしたら五月病を意識しているのかな。たしかに大型連休明けは、なかなかやる気がでなかったり、今まで嫌だったことがものすごく嫌になったりで、仕事への適応にストレスを感じやすいかもしれません。

 

本誌にはすぐに役立つ対処法がたくさん載っています。ストレス耐性を上げるには、こうした日々の小さな工夫や予防がとっても大事。私も毎日何かしらやっています。ぜひ参考になさってください。

 

私の連載「働く女性のための相談室」のお悩みは、優先順位をつけるのが苦手で困っているというもの。カウンセリングでも多いお悩みです。

 

仕事の場でわざとできないということは考えにくいですし、自分でも何らかの工夫や努力はしているはずなのに、人並みにもできないとなれば、これは生まれつきの傾向や特性だと考えて対処していく必要があるかもしれません。

 

つまり、苦手なことをひとりで克服しようとするのはあきらめ、上司に相談(お願い)して必要なサポートを受けるということです。このとき、どのようなサポートがあればいいのかを自分でもよく検討すること、その際、そもそもその仕事に適性があるのかどうかもよく考えましょう。

 

ポイントは、優先順位を確認させてもらえれば作業自体に問題はないのかどうかでしょう。

 

誰にでも適性はあるので、いっそ優先順位をつけることの少ない仕事を考えてもいいし、それは恥ずかしいことでも逃げでも負けでもないことを知っておきましょう。

 

大人になったら、苦手なことはなるべく避けて、できることでいい循環をつくっていくことが精神衛生上、健康で平和だと思います。