暑中お見舞い申し上げます晴れ
おかげさまで私は元気で毎日テニスのウインブルドンを観ていますテニス

 

先日、衝撃的な事件がありましたが、みなさまのダメージはいかがでしたか。大きい事件や災害などが起きたときは影響を受ける人が多いので、どうぞセルフケアを意識してくださいね。

 

さて、今月のPHPスペシャルの特集は『いい「口ぐせ」が幸せを呼ぶ』。私も口ぐせはとっても重要だと思っていて、カウンセリングでもよくお話ししています。

 

お勧めしているのは、「ラッキー」「ついてる」「よくやった私」「私、天才?」などなど。私も日々実践しています。

 

自分への投げかけは自己暗示になってそのイメージが強化されてしまうので、自虐や自責は百害あって一利なしです。

 

自信のない方は、自分へネガティブな自己暗示を日常的にしていることが多いので、まずそれを減らし、違和感があっても(だんだん慣れます)ポジティブなつぶやきを増やしていきましょう。

 

 

今月の私の連載「働く女性のための相談室」のお悩みは、仕事において何でも一人でやってしまいたくなるけどよくないのでは、というものです。

 

たしかに、自分でやってしまったほうが早くて正確だということってありますよね。それはとてもよくわかります。

 

ただ、それだと自分を追いつめていくことが多いので、一時的には効率が悪くても、組織のなかではチームプレーをとり入れることが結果的には自分を守ることにもなると思います。

 

また、今後組織にとどまることを選ぶのであれば、たとえ本意でなくてもチームワークを学び実践することはある程度受け入れざるをえないのかなとも思います。

 

人生は選択の連続です。何を選んでもリスクはあります。何もかも思いどおりになるのはほとんど奇跡です。でも、おもしろいことに、不安が強い方や心配性の方は、その奇跡を願っていることが多いんですよね。余談ですが。

 

つまり、独立してすべての責任を自分で負う覚悟がなく、組織に守ってもらうメリットを手放したくないのであれば、面倒でもチームワークを学ぶことはその代償として受け入れていくしかないのではないかということです。

 

でも、チームワークを学ぶことは決して悪いことではありません。誰かにお願いしたり頼ったりすることは、人生100年時代には必須のサバイバルスキルです。

 

私を含め自分で何でもやってしまいがちな人は、公私を問わず、誰かに頼れるときは頼る練習を意識的にしていくことが、長い老後のために大いに役立つはず。

 

人に上手に頼ること、甘えること、お願いすること、ぜひぜひ学んでいきましょう音譜