きのうの夜、オリンピックの開会式をテレビで観ました。直前まで開催するかしないか、観客を入れるか入れないかだけでなく、大会関係者の辞任解任が続いて、本当にケチがつきまくっている大会となり、それでも「とにかくなんとしても開催するんだ!」とお偉いさんたちが感情的に突き進んだように見える開会式がどうなるか、ちょっと意地悪な視点で観ていました。

 

私は毎回各国の入場行進を楽しみにしているのですが、夏の大会はファッションが楽しくて大好きです。先進国の洗練されたセンスも素敵なのですが、特に好きなのは、南国の人たちの色鮮やかなファッションや民族衣装。なかでも、上半身裸の男性は色気が爆発~ドキドキ

 

入場行進は存分に楽しめたのですが(プラカードは安っぽくて残念でした)、開会式演出の主軸になる人たちが事前から直前にかけてどんどん抜けていった影響は大きかったようで、個人的には、あれなら入場行進と聖火リレーだけでよかったんじゃないかと思いました。

 

もともとコロナ禍でやることがわかっていたのだから、時間を短くして、いっそCGなどの先端技術のオンパレードにするとか、和太鼓とかアニメに振り切るとか、工夫のしかたはあったと思いますが、とにかく無駄に長くてつまらないというか、世界に発信するには・・・ぐすん

 

バッハ会長の話も長すぎるし、天皇陛下の開会宣言のときに総理は座ってるし、まあ、あの人たちの傲慢さは相変わらずとはいえ、ひどかったですね。

 

最後の聖火リレーにONと松井秀喜が出てきたのにはビックリで松井ファンの私はとっても感動しましたラブラブ が、最後が大坂なおみというのは・・・。たしかに今話題の有名人だけど、多様性を象徴するためにお偉いさんたちが安直に選んだということが見え見えでかえって嫌らしく感じてしまいました。

 

個人的には、今までのオリンピックのように、オリンピックで実績を残しているオリンピアンを選んでほしかったです。たとえば、最初に入場してきた野村氏と吉田氏の2人が最後だったら、とってもよかったんじゃないかと思います。

 

なんだかんだケチをつけちゃいましたが、ケチをつけたかったのは、お偉いさんたちの時代遅れ感覚であって、選手たちのことは心から応援しています。

 

本来ならきょうは柔道を武道館で観戦するはずでした。チケットに当たって無効になって、運がいいのか悪いのかわかりませんが、これからしばらくテレビで観戦しまくります。時差がないのっていいですよね~