タイドラマ「To Sir, With Love」(クンチャイと呼ばれてるやつ)を見終わりました。
第2次世界大戦下、商家の跡取り息子の秘密を巡るお家騒動の話でした。
タイの時代物初めてで、色々新鮮。
断袖(男色のこと)って言葉は初めて知ったけど、語源がいいですね。
当時は一夫多妻やったようで、正妻と第2夫人の争いが昔の昼ドラのようでめっちゃおもしろかった。
正妻のリーは侍女のジアと共謀して、ティアンが断袖と知って強請ってきた使用人を殺すんだけど、その殺し方が独特
玉虫を調合して吸い込むと死に至る毒を作って、吸った使用人はもがき苦しみ亡くなって、死体は埋めちゃうんだけど、死体からキノコが生えるの・・・
何も知らないお屋敷の人は美味しいキノコが生えてきた~ってキノコパーティ
めっちゃエグイ…
その光景をみてリーが倒れてたけど、まぁそうなるよね。
他にも蝉を調合して媚薬を作ったり、ジアすごっ。
真相に近付いたジアの師匠にリーが玉虫の粉をかけて、師匠が帽子で粉を振り払う対決は滑稽すぎて笑えた。
玉虫の粉巻きに行くときの黒装束もおもろい。
第2夫人のジャンもトンチキで、ティアンの秘密を知ろうとあとつけたり、盗み聞きしたり、しまいには敵と組んだりめちゃくちゃやった。
かなりヒステリックキャラで目を見開いてギャンギャン言ってる時は昔の小沢真珠を彷彿とさせるいじわる顔してたw
二人とも息子を跡取りにするため必死なんだけど、息子たちは望んでないのでみんなかみ合ってないんだよね。
ティアンとヤンの兄弟愛はめっちゃよかった。
親がどうしようもない人なのにいい子たちやった。
特にヤンは兄思いで、いつも兄を守ろうとがんばってて泣ける。
ティアンとジウはキュンキュンじゃなかったけど、じわじわくる感じで落ち着いたいいカップルやった。
全体的にトンチキすぎてBLっぽくなかったけど、新しい感じでおもしろかったな。
こういう感じのまた見たい。
ぬぬが歌うOSTもよくって珍しく毎回きっちりみてました