カウンセリングサービス の大塚統子 です。
木曜日に大門昌代 ・大野愛子 とともに「うまくいかない恋の処方箋」をテーマに書いています。今回は大塚が担当です。
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人との関係をうまくいかせるには、「相手に何を感じさせるか」が大事です。
例えば、「あなたが悪い」「あなたが間違っている」「今のあなたじゃダメ」「あなたじゃ役に立たない」など、自分を否定されていると感じるのは不快でしょう。
この対極にあるのが、相手を認めること、褒めること、感謝すること、肯定することです。
そこで、「愛されるためには、褒めましょう。感謝しましょう、笑顔でいましょう。」などと言われているわけです。
もうひとつ、人があなたと一緒に居て不快にならない状態があります。
それは、あなたがご機嫌でいることです。
「自分と居て、不快にならないでいてくれる」「自分と居て、楽しんでくれている」、そんな人と、人は一緒に居たいと思います。
そこで、今回はご機嫌でいるコツ、「あらできた」をお伝えしていきます。
◆あ:ありがとう
「あらできた」の「あ」は「ありがとう」です。
不思議なもので、「ありがとう」と言おうとすると、人がしてくれたことや、自分に向けられた善意に気がつきやすくなります。
つまり、「ありがとう」ということを意識すると、「愛されている」と感じやすくなるんですね。
「愛されている」と感じたいなら、相手の何に「ありがとう」を伝えようかと考えてみてくださいね。
◆ら:ラッキー
「あらできた」の「ら」は「ラッキー」です。
私たちは、小さな幸運に敏感でいるほど、ご機嫌でいられます。
例えば、「天気がいい」「信号が青」「電車が空いている」「待たずに済んだ」とか。
身の回りで起きた出来事を、どれだけラッキーな方に解釈するかがポイントです。
お勧めの方法は、とりあえず「私はラッキーだ」と言ってみて、「なぜならば」とラッキーな理由を考える方法です。
◆で:できた
「あらできた」の「で」は「できた」です。
「できた」は肯定のワードで、「できた!」と思う時、嬉しさや達成感があるものです。
「できた!」を感じやすいほど、いい気分でいられます。
「できた」ことを探してみましょう。
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なお、人には必ずできないことがあります。
完璧にできないことが、人間らしさでもあります。
できないことを使って、自分を責めないでくださいね。
ひとつの方法として、「できなかったことと引き換えに、できたことがある」と考えてみることをお勧めします。
例えば、「お誘いを受けることができなかった」としましょう。
それと引き換えに、自分の都合や自分の気持ちを大事にできたのかもしれません。
あるいは、休むことやお断りすることを選択できたのかもしれません。
「お断りするのは申し訳ないなぁ」と感じた気持ちの分だけ、お誘いしてくれた人を大切に思っているのかもしれません。
できなかったことと引き換えに、必ずできたことがあるはずです。
失敗だって、経験することができたのでしょう。
大好きな人とのお別れだって、こんなに人を好きになることができたということでしょう。
いい加減なことができないのは、誠実でいることができているわけです。
決めることができないのは、現状維持を選ぶことができているわけです。
「できなかった」と思うと、落ち込んで自分を責めてしまうでしょう。
「できた」は、あなたのご機嫌を取り戻す重要アイテムなのです。
◆き:切り替え
「あらできた」の「き」は「切り替え」です。
実は、「ありがとう」も「ラッキー」も「できた」も、言葉を使った切り替え方法です。
ここでいう切替は、身体を使ったアプローチです。
「感情は体に憑く」という言葉があります。
私たちが嫌な気分を味わっている時、大抵下を向いて固まっているでしょう。
ダンスをしながら落ち込めませんし、スキップしながら怒れないでしょう。
逆を言えば、体を動かすことで感情を変えることも可能なのです。
お散歩でただ歩くだけでも、気分は変わります。
自分に合う切り替え方法を探してみてくださいね。
◆た:大丈夫
「あらできた」の「た」は「大丈夫」です。
どんな人の中にも、「こわがりさん」の部分があります。
そして、不安やオソレは、ご機嫌を妨げます。
不安やオソレを解消する方法はいくつかありますが、その一つが「大丈夫」と感じることです。
「大丈夫な人がいる」
「大丈夫な場所がある」
「大丈夫なことがある」
あなたにとっての大丈夫を感じてみましょう。
こわがりさんが発動したら、大丈夫の感覚を思い出す癖をつけましょう。
もし、こわがりさんを卒業しているという方は、「た」を「楽しむ」にしてもいいでしょう。
楽しいことをしていると、ご機嫌になりますよね。
◆ご機嫌な私で愛される
ご機嫌でいるコツとして、「あらできた」をご紹介しました。
ご機嫌でいるために「あらできた」を活用してみてくださいね。
不機嫌な自分は好きになれないけれど、ご機嫌な自分は「ちょっといいかも」と思えるのではないでしょうか。
「あらできた」を意識していると、自己肯定感も高まります。
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念のためお伝えしますが、不機嫌になるのは悪ではありません。
嫌なことがあったら、凹むのが自然です。
大事なのは、凹んだ後に、ご機嫌に戻ることです。
あなたがご機嫌になると、「傷つけないで」「近寄らないで」といった不機嫌バリケードが撤去されます。
ご機嫌なあなたでいると、愛されやすくなるでしょう。
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