みなさん、こんにちは。
カウンセリングサービスの服部希美です。
毎週火曜日の『モテオーラ養成講座』は
三好成子、帆南尚美、町村ゆきと一緒に担当します。
友人から「報告があるんだけど」という言葉にドキッとしてしまう
ときどき連絡を取り合う、長いお付き合いの友人からの着信履歴。
LINEで届いた「今度、会わない?話したいことがあるんだ」という一言。
別にLINEでいいんじゃない?なんて感じながらも、嫌な予感(なんて思っちゃいけないよね。)
そして告げられる「私、今度結婚するんだ」報告。
「子供ができたんだよね」報告。
きっと、会って報告したいぐらい
自分のことを特別な人だと感じているのだろうなとも思うし
喜んでくれるだろうと信じてくれているからこそ、こうやって声をかけてくれるんだと思う。
私だって、友人は幸せでいて欲しいと願ってきた。
報われている姿を見るのは嬉しいし
笑顔でいて欲しいって、心から思っているのに
内心、ちくちく痛む胸が痛くなる。
友人はなにも悪くないのに。
こんなこと、ご経験したことはありませんか?
こういうとき、心が狭いなって
自分のことを責めてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが・・
そんな方はね、すこし考えてみてもらえたらな〜って思うのです。
もし、いまあなたが
欲しいもの全部手に入れていて
幸せな日々を過ごしていたとしたら・・
友人の報告に、どんな反応をしているでしょう。
ほとんどの方が「おめでとう!」「よかったね!」って
いまよりも素直な気持ちで、喜んであげられると思うんです。
実は友人の喜びごとに、素直に喜べない時というのは
「自分の欲しいものが手に入っていない上、これから先も手に入らないだろう」と感じているから。
ということは、ひっくり返してみれば・・
あなたの大切な人が、あなたに幸せな姿を見せてくれるという形で、あなたにとって大切な幸せを教えてくれている、とも考えられると思うのですよね。
焦りを感じるのは当たり前のこと。責める必要はありません。
ちなみに、結婚ラッシュや出産報告に焦りを感じて、プレッシャーを感じてしまう心理は
その立場になれば誰しも感じるものであり、心理的な根拠がちゃんとあるものだったりするんですよ。
心理学で「社会的比較理論」というのですが
私たちは自分自身を、周囲の人々と比較することで自己評価を行う傾向があるのです。
比較する対象は、年齢であったり出身だったり、同じ職場の人であったりと、類似性が高いグループと比較することが多く
結婚や出産といった、人生のイベントに関しても同じことが起きたりするよーなんて言われているんです。
本当にそれが自分にとって欲しい幸せかどうか、より、周囲の人々が結婚や出産を経験している様子を見ると、
自分もそうすべきだというプレッシャーを感じやすくなったりするのですね。
あなたが弱いわけでも心が狭いわけでもなく、そして、誰かが悪いわけでもなく
人として生きていると感じるものなのですよ。
それに加えて、自信のなさや、不安が加わると・・
「自分は取り残されているのではないか」
「周囲と同じように幸せになれないのではないか」と焦りやプレッシャーばかりを感じやすくなってしまうわけですね。
でね、ここからが本題なのですが・・
大切なのはやっぱり「自分の気持ち」なんですよね。
周囲の人々と自分を比較するのではなく
こうなったら怖いから、でもなくて・・
自分が本当に求めているものは何なのか?を第一に大切に大切にしながら
「自分が、いまできること」を積み重ねていくこと。
つまり、自分の内側から湧いてくる「欲しい」「やりたい」という気持ちを大事にしていくことが、重要になってくるのですね。
なかったことにできないぐらい、大きな望みに気づいてあげよう
ちなみに、この内側から湧いてくる「欲しい」や「やりたい」という気持ちで行動することを
心理学では「内発的動機づけ」なんて言ったりします。
外からの報酬ではなく、自分自身の興味や関心から行動する動機のこと。
つまりあなたが「本当に欲しい幸せ」に素直になって
やっぱり手に入れたい!叶ったら最高だな!そのために頑張っちゃおう!
と、内側から湧いてくる情熱や愛から、そこに向かって積み重ねていく。
「人と比べて」とか「置いていかれる」という恐れじゃなくて
「やっぱり私は欲しいんだ」「私の夢を叶えてあげたい」そんな気持ちから動くことができると
継続的に取り組みやすく、なにより、よりよい結果がでやすいよ、なんて言われているんですね。
たとえば、あなたがお料理があまり好きじゃないとしましょう。
そんな人が毎日自炊をするとなったら・・まぁ、面倒くさいなって感じちゃうと思うのですね。
そして「自炊しなきゃ」って「〜しなきゃ」という動機で、自分を追い込んでいくと思うのです。
「女性なんだから自炊ぐらいできないとダメだよね・・。」
「この先、どうなるか分からないから、自炊してすこしでも節約しなきゃ・・。」
そんな気持ちでお料理を作る、みたいな感じでしょうか。
なんだか、想像するだけで重苦しい気持ちになっちゃう方もいらっしゃるかもしれませんね^^;
でも、内発的に出てくる動機で動くことができているとき、というのは
「自分で作った方が美味しいから、自炊がしたい」とか
「パートナーができたら、手料理を振る舞ってあげたいから練習しよー!」とか
「〜したい」という動機で、自分の気分もよく、行動に移していくことができたりします。
スーパーに行くのも楽しい、みたいな。
このふたつ。
自分自身のプレッシャーの度合いも違えば
周りの人に感じさせる雰囲気(オーラ)も、かーーなーーりーー違ったりするんですよね。
楽しいことに取り組んでいる人って、なんか、輝いてたりしますよね^^
ものごとが、どちらの方がうまくいきやすいか。
叶うまでの過程を乗り越えることができるのか。
ここは、けっこう大切なポイントだったりしますね。
あなたの中に眠っている「したい」大切にしてあげましょう
ただ・・
大人だからこその、無力感や無価値観って、とても大きなものだったりするんじゃないかな、って服部は思うのです。
いろんな経験を経てきたからこそ感じる
「望んでも手に入らなかったら、今度こそは立ち直れない」という感覚は
とてつもなく大きなものになるんじゃないかなって。
私も、この気持ち、痛いほどわかるような気がするんです。
でもね、だからこそ・・
もう一度望んでみませんか?ってお伝えしたいな、とも服部は思ったりするんですよね^^
たくさんのことを経験してきた。
傷つきも挫折も、いっぱい経験してきたからこその
あなたの良さが、かならずあります。
自分はまだ満たされていないけれど・・
幸せになってね、良かったねって、大切な友人に心底言ってあげられる自分になりたい。
そんな優しいあなただからこそ、築ける幸せが必ずあると思うのです。
いまのあなただから、できることがある。
いまのあなただから、叶えられる夢が必ずある。
なかったことにしたいけれど・・・できなかった大切な気持ち。
それはあなたの心の奥から湧き出てくるような、本当の喜びや望みを教えてくれていますね。
それに気づくことができたら、あなたの欲しい方向へ
あなたの心は動き始めてくれるはず。
よかったら、服部にも応援させてくださいね。
心優しきあなたが、大切な友人といっしょに
心から喜び合える日がやってきますように。
参考になれば幸いです。
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