こんにちは、三好成子です。 毎週火曜日の《モテオーラ養成講座》は服部希美、帆南尚美、町村ゆきと共にお届けしております。

 

ブーケ1

 

今日は少し重いテーマですが、とても大切なことについてお話ししようと思います。

 

それは、幼少期に親からの厳しい扱いを受けた人が、愛するパートナーからの優しさに対して不信感を抱くことについてです。

 

過去の深い傷がどのように現在の恋愛関係に影響を与えるのかを見ていきたいと思います。

 

そして、幸せをつかむための意識を取り戻す方法も一緒に考えていきましょう。

 

幼少期の厳しい扱いと不信感

幼少期に親から厳しい扱いを受けた経験があると、愛や優しさに対して警戒心を抱くことがあります。

 

これは人間が持っている自然な自己防衛の反応かもしれません。

 

過去の傷が深いほど、「こうしなきゃ危ない」と学び、同じような状況や感情を避けようとするのです。

 

愛するパートナーからの優しさが信じられない理由

例えば、幼少期に親から厳しい言葉や態度を受けた経験があると、無意識のうちに

「人を信じるとまた傷つけられる」

という信念が根付いてしまいます。

 

これが現在の恋愛関係にどう影響するか、具体的な事例をいくつかご紹介します。

 

過剰な疑念

パートナーが優しく接してくると、その優しさの裏に何か企みがあるのではないかと疑ってしまうことがあります。

 

例えば、パートナーが突然花をプレゼントしてくれると、「何か隠し事があるに違いない」と考えてしまう…みたいな感じです。

 

疑いたくないのに疑ってしまって、パートナーシップに亀裂を生むこともあります。

 

自己防衛的な行動

無意識にパートナーとの距離を取ろうとすることもあります。

 

例えば、パートナーが親切に手伝おうとしてくれるのに「自分一人でできる」と断り続けてしまうことがあります。

 

また、感情的な距離を保つために、相手に冷たく接することもあるかもしれません。

 

人が近くにいるのが怖いからなのですが、パートナーからすると「自分なんて必要ないのか…」と自信をなくしてしまうこともありそうです。

 

テスト行動

パートナーの愛情や忍耐力を試すような行動を取ることもあります。

 

例えば、理不尽な要求をしたり、意図的にパートナーを困らせるようなことをして「本当に自分を愛しているのか」を確認しようとするのです。

 

かぐや姫の物語を思い起こしますね…。

 

引き金となる言葉や行動への過剰反応

過去の経験を思い出させるような言葉や行動に過剰反応してしまうこともあります。

 

例えば、パートナーが何気なく「ちょっと話がある」と言っただけで、過去の経験から「怒られる」と感じて、防衛的になってしまうことがあります。

 

自己価値の否定

自分には愛される価値がないと信じ込んでしまうこともあります。

 

パートナーが褒めてくれても「そんなことない」「あなたはただ優しすぎるだけ」と言って、相手の言葉を否定してしまうことがあります。

 

これではパートナーも自信を無くしてしまいそうです。

 

逃避行動

関係が深まることへの恐怖から、逃げるような行動を取ることもあります。

 

例えば、親密な関係になることを避けるために、忙しさを理由にして会う時間を減らしたり、関係を終わらせようとすることもあるかもしれません。

 

自傷行為的な行動

パートナーに対して無意識に傷つけるような言動をして、関係を壊そうとすることもあります。

 

例えば、パートナーの嫌がることをわざとしたり、嘘をついて試すことがあるかもしれません。

 

過去のトラウマと向き合うために

これらの行動は、幼少期の厳しい扱いによるトラウマからくる自己防衛の一種です。

 

「人に心を許すと傷つけられる」という信念が根底にあり、その信念が現在の関係にも影響を与えています。

 

こういった痛みを克服するためには、カウンセリングやセラピーを受けることが多いですが、今回はセルフでできる心の癒しワークをいくつか紹介します。

 

 

日常生活で取り入れられるセルフケアの方法

過去の傷を癒すために、自分に合った方法を試してみてください。

1. ジャーナリング

毎日、自分の感情や考えを書き出す時間を持つことが大切です。

ジャーナリングは心の中を整理し、自己理解を深めるのに役立ちます。

 

方法:
毎晩寝る前に、今日感じたことや考えたことをノートやスマホのメモ機能に書き出してみてください。

 

特に感謝の気持ちやポジティブな出来事に焦点を当てると、気分が前向きになります。

 

2. 自己肯定感を高めるアファメーション

アファメーションは、ポジティブな自己肯定の言葉を繰り返すことで、自分の意識を変える手法です。

 

例:
「私は愛される価値がある。」
「私は大切な存在です。」
「私は安心して愛を受け取ることができます。」

このような言葉を声に出して繰り返してみてください。

 

自分の両手で自分の体を包み込むようにするとより効果的です。

 

3. 瞑想や深呼吸

瞑想や深呼吸をすることで、心を落ち着け、自分自身と向き合う時間を持つことができます。

 

静かな場所で座り、ゆっくりと深呼吸を繰り返します。

 

呼吸に集中することで、心がリラックスし、ストレスが軽減されます。

 

4. セルフケアの日を作る

定期的に自分のための時間を作り、好きなことやリラックスできることを行うことも重要です。

 

温かいお風呂に入る、好きな本を読む、趣味に没頭するなど、自分を大切にする時間を持ちましょう。

 

過去の経験が現在の行動や感情に影響を与えることは珍しいことではないと思うんですよね。

 

でも、それに気づき、対処する方法を学ぶことで、より良い未来を築くことができると思います。

 

皆さんもぜひ、自分や周りの人々の心の健康に目を向けてみてくださいね。

 

 

 

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