浅野

カウンセリングサービス心理カウンセラー浅野寿和です。

 

いつもありがとうございます。

 

では今日のコラムです。よろしければお付き合いください。

 

相手の悪いところを直してほしくて指摘しているのにケンカばかり続いてしまう、というご相談。

例えばこんなケース。

 

「夫に(妻に)何度伝えてもダメなんです。相手の悪いところを直してほしくて指摘しているのに、ケンカばかりになるんです。

どうして私の気持ちを理解してもらえないのでしょうか」

 

いわゆる「嫌なところを直してほしいのに!」という話ですね。

 

「嫌だって言っていることを直してくれないって、それって嫌がらせなの?私のことをそんなに好きじゃないんじゃないの?」

 

そんなお声も伺います。

 

なるほどなぁ、って思うんですよ。

 

ただ、「相手の嫌なところを直してほしい」とき、コミュニケーション方法を考えないと、ちょいとした罠にハマることがありますね。

 

それは

 

「私は何もしないよ、あなたのことは放っておくよ、でも指摘だけするよ。だから私の気持ちを理解して、ちゃんと自分を見つめ直してちょうだい。」

 

そう伝えていることに凄く似ているといいますか、二人の関係や相手次第ではそう聞こえてしまうこともあるだろう、というワナです。

 

もちろん、嫌なところを直して欲しい!と伝えている側が「相手のことを好きだとか、大切に思っている」としても、です。

 

だから「相手は私の気持ちを理解していない」とお互いに思うことになるようですね。

 

 

ちゃんと愛情を交わしあえば思いは伝わりやすくなる

では、こういったとき使うといい知恵とは何かといいますと・・・

 

「お互いが被害者(加害者)にならない方法を考える」です。

 

どこか勝ち負けがつくようなコミュニケーションが成立するのは、お互いの間にロマンス、もしくは絆や信頼関係がある場合です。

 

お互いが相手のことを深く理解しているから許せる、というわけです。

 

しかし、そうではない場合、お互いの思いに勝ち負けをつけるようなコミュニケーションは避けてみる方がいい感じなんですよねぇ。

 

では、お互いが被害者(加害者)にならない方法とはなにか。

 

それは普段から「心から相手への愛情や尊敬を伝えること」です。

 

どこかビビってしまって、相手のことが好きだとか、本当に心から大切に思っていると言えないと、その気持ちをすっ飛ばして相手の欠点を指摘して「直してよ」と伝えがちになるようです。

 

つまり、愛情のコミュニケーションが足りない関係では、相手へのお願いや指摘が、相手をdisる意味になりかねないってことです。

 

 

僕の友人にこのようなご夫婦がいます。

 

その奥様、かなりのツンデレで、結構キッツいことを友人に言っているようです。

 

でも、その奥様、どう見ても「旦那大好きオーラ」がすごいんですよね。

 

それほどチャーミングな人ってことなんですけどね。

 

だから、友人はガチで文句を言われても奥様を許しちゃうんです。あーはいはいって。

 

いいか悪いか別にして、このご夫婦はこの絶妙なバランス感覚で成り立っているんだな・・・とつくづく思うのです。

 

それもこれも奥様の「旦那さん好きオーラ」が凄いからなんですよね。

 

そしてその友人も、奥様のことが好きなんです。見ててひしひし感じます。

 

好きってちゃんと伝わっていると、何でも言い合えるとか、わかりあえることが増えるのかもしれませんね。

 

 

\この記事を書いた人/


心理カウンセラー 浅野寿和(あさのひさお)

カウンセリングサービス所属・「名古屋・東京・大阪・福岡地区(&オンライン)担当」

 

「恋愛」「結婚」「夫婦」「子育て・家族」「自分自身(性格・生き方)」などを、あらゆる心理面からバランス良く分析し解決に導く「ちょっとだけ予約が取りにくい」人気カウンセラー。明快な分析と的確なヒーリングセッションが評判で、20代〜40代のリピーターが多い。

そも屈託のない人柄・語り口から「話すと元気になる・安心できる」と好評をいただく。

年間400件以上の面談カウンセリングを行う実践派かつ現場主義。

 

口癖は「しゃーないですよね」「どんなことにも事情があるよね」。

 

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