みなさん、こんにちは。
カウンセリングサービスの服部希美です。
毎週火曜日の『モテオーラ養成講座』は
那賀まきと三好成子、帆南尚美と一緒に担当します。
6月からは、那賀まきに変わり
町村ゆきが担当します。
どうぞよろしくお願いします^^
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どうして普段は自立的なのに、恋愛関係では依存しすぎてしまうのだろう?
職場では、みんなに尊敬されるしっかりさん。
友人関係でも、頼りにされる優等生タイプの女性が、
パートナーシップの場では「超!依存的な立場になってしまい、うまくいかない」といった課題を抱えてしまうことがあります。
仕事では、自分をコントロールし
その場で一番いい選択を取ることができる。
自分の欲求を抑えて、人に優しくすることもできる。
でも、恋愛関係になってしまうと
「パートナーから愛されたい」
「本当にパートナーに愛されているの?」
「なによりも一番に、私のことを考えてほしい」
といった「愛されたい願望」が、ドバッと出てきてしまって、
相手に大きすぎる依存をぶつけてしまう・・みたいな感じでしょうか?
こういう恋愛を繰り返してしまうと
パートナーを作ることすら怖くなって・・
「生涯ひとりでいる方が、心が安定していいわ」なんて感じる人もいらっしゃるみたい。
ひとりで生きているほうが、感情をコントロールできそうに感じるので、
振り回される「痛み」や「不安」を感じにくいですからね。
ただ、そうやって「自分の依存」を封印し、
感情をセーブしながら生きる・・というのも
無意味感や、虚しさを抱えてしまうことも多いみたい。
なんのために、生きているのかなぁ・・って。
もちろん、パートナーはいてもいなくても構わないわけで^^
あなたの心が幸せを感じられるのが大切ではあるのですが
もしあなたが、誰かと一緒に生きていきたいな。
パートナーが欲しいな、と思ったときには・・
自分の中の「大きすぎる依存」はどこからきているのか?
あたたかな目を向けていくといいかもしれませんね。
パートナー以外のところでは「いつも」私が誰かの面倒を見ている側
このパターンをお持ちの方、というのは
恋愛関係以外で、ずっとずっと「人の面倒を見る側」を引き受けてきた
というバックボーンがあることが少なくありません。
家族を背負い、友人の相談役になり、
仕事で大きな責任を抱えながら・・闘っている人が多かったりするのです。
ようするに、他の関係性で甘えることができない分、
恋愛関係において「愛されたい気持ち」が噴き出してしまうことが多いのですね。
ずっとずっと、人の面倒を見てきた。
お世話をしてきた。支えてきた。
ひとり、踏ん張ってきた人が・・
やっとやっと、私も甘える側ができる。
あなたなら、私の全てを受け入れてくれるよね?
あなたは、私を支えてくれる人だよね?
って、ドバッと一点集中に甘えたくなってしまう。
こんな感じでしょうか?
自立的に生きてきた人が、パートナーに一点集中して甘えたい気持ちが吹き出してしまうのは、無理もないこと。
正直なところ・・
恋愛に、そんな期待を持ってしまうこと自体は
服部は、無理もないことなんじゃないかなって思うのです。
そんな背景があったとしたら・・
「愛されること」に執着してしまうのも無理はないよね、って。
だって、ずっとずっとずっと耐えてきたんです。
誰かのために。何かのために。人知れず。
ずっとずっと・・・頑張ってきたんですものね。
ちなみに、愛される、というのは「甘える」というのと似ていると思うのですが
服部がはじめて恋愛を経験したとき・・この「めっちゃくちゃ、どろどろに甘えたい」という欲求が
びっくりするぐらい出てきて、自分でもびっくりしたことがあるんですよー^^;
それまではね、「男性なんて信じられない」「人なんて信じられない」
そのぐらい心の壁を作っていたのに・・!
パートナーに対しては
「まるで赤ちゃんみたいに甘えたい・甘やかされたい・かまって欲しい」って感じている。
なにかあると、まるで小さな子供みたいに不機嫌になる・・みたいな自分を自覚してたんです。
でも、そんなふうにもたれかかる恋愛、というのは
まー、うまくはいかないですよね^^;
幼児退行、みたいになっちゃいますし。
そのときは「どうして私は、こんなふうに感じちゃうんだろう」って悩んでいましたが
そのぐらい、日々の中で、これまでの中で「自立的な立場」で頑張ってきた、ということなんだろうなって、今では思ったりしますよ。
ちなみに、この「甘えたい」「愛されたい」という欲求を素直に出せないとどうなるかというと・・・「怒り」として吹き出しちゃうことが多いよう。
とくに、男性は、素直に「甘える」ことを自分に許せない人も多いようで
仕事中、大きな責任を背負ったり、部下や上司、顧客のニーズを引き受けて「いい上司」役を頑張っている人が
家庭内やパートナーで、ちょっとしたことで怒りっぽくなる。怒りをぶつけてしまう。ということも起きたりするみたいですよ。
誰だって、辛いときには甘えたいものですよね。
抜け道は「恋愛でも愛する側に立つ」というコミット。でも、すこし注意点。
さてさて・・こういった恋愛を改善していくための大きなポイントですが
やっぱり、恋愛での「依存」的な立ち位置を卒業する、ということだったりします。
恋愛において「愛される側」ではなく「愛する側」になると決める、ということですね。
どう愛されるか?
愛されているかどうか?を求めるのでは無くて
「パートナーをどう愛そうか?」という意欲を持って関わることが大切だったりします。
でもね、ここにはちょっと注意があるんです!!!
今回の最大のポイントは、ここ。
それは・・・
恋愛で「愛する側」に立つと同時に
恋愛以外で「愛される(受け取る)側」に立つと決めること、なんです。
「恋愛で依存的な態度はダメですよ」
「自分から愛しましょうね」
これだけ読むとね・・これまで自立的に生きてきた方は
「やっぱり私が悪かったのね」という思いと共に・・
「もう、うんざり」という感覚が出てくる人が多いのではないでしょうか?
これまでだって、ずっと頑張ってきたのに。
だったら恋愛なんていらないよ。もう、いいよ!
でもね、そうではなくて・・
恋愛以外で「愛される(受け取る)コミットをする」ということが重要なんです。
パートナーから愛されることを諦めましょう、ということではなくてね
パートナーに、全ての期待を乗せてしまうのでは無く
家族だったり、きょうだいだったり、同僚や上司だったり、社会の人であったり・・
あなたを愛したい、支えたいと思ってくれている人の手を、少しづつ借りていくといいですよ、というご提案なんですね。
正直なところ、
普段の生活で「与える側」ばかりを引き受けてきた方にとっては
ものすごく勇気の必要なチャレンジになるかもしれません^^;
私が支える側をやっていたから成り立っていた、そんな関係もあるかもしれないし
勇気を出して甘えたときに、拒絶されてしまうのではないか?
ガッカリされてしまうのではないか?居場所がなくなるんじゃないか?
という恐れが出てくる人もいらっしゃるかもしれません。
自分の期待通りに助けてもらえない、ということに、失望感も出てきちゃうかもしれません。
いろんな人がいますからね、社会にはね。
そんな怖さから・・
パートナーからもらうことにこだわってしまうこともあると思います。
そのすべてを「無理もないことだよね」「そうやって頑張ってきたんだものね」って寄り添ってあげながら・・
あなたの受け取りやすい人から、すこし甘えてみる。頼ってみる。愛を受け取ってみることをお勧めしますよ。
愛を受け取るエクササイズ
たとえば・・日常の中で、できそうな人からやってみてくださいね。
・いつも、自分一人でやってしまうものを、人にもお願いしてみる。
・大変なときには「手伝って欲しい」とお願いしてみる。
・NOを言ったり、断ることも視野に入れる。
・自分の予定にも付き合ってもらう。
・「ありがとう」と感じたことを、思い出してみる。
「私はパートナー以外からも愛されているんだな」
「私も、人に頼っていいんだ」
「私は、迷惑な存在じゃないんだな」
自分の重荷が減ってきたり
社会を信じられるようになってくると
「パートナーから愛される」という部分への執着が緩んで
愛し愛される関係を築きやすくなるかと思いますよ^^
このパターンをお持ちの方は、
人を愛する気持ちや、お役に立ちたい、笑顔が見たいという
愛情がいっぱいいっぱいある方です。
自分で頑張る、自分から与えるということは
とても上手にできる方だと思うのですね。
(これまでの恋愛で、自信をなくしてしまっているかもしれませんが)
ですから、自分を信じて。
周りの人の助けの手もとってもらって。
パートナーともいい関係を築いていただけたらなって思いますよ^^
私たち心理カウンセラーも、どうぞ、ご活用くださいね。
自分の心のうちを話す相手がいる。
なにかあったら、相談できる人がいる。
情けない話でも、やっちまったなぁという話でも、優しく受け止めてくれる人がいる。
どんな自分にも価値を見て、信じ続けてくれる。
親身になっていっしょに考えてくれる。いっしょに喜びを分かち合える人がいる。
そんな経験を、まずカウンセラーと練習していくことが
愛し愛される関係への第一歩になることも多いみたいですよ。
身近な存在じゃないからこそ、話せることもありますしねー。
よかったら、お話お聞かせください。
お待ちしておりますよ。
ということで、最後宣伝っぽくなってしまいましたが^^;
愛したい、人を大切にしたいと思うあなたが
パートナーともいい関係を築いて、心からの笑顔が溢れる毎日を過ごせますように。
応援しております!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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