みなさん、こんにちは。

カウンセリングサービスの服部希美です。

 

毎週火曜日の『モテオーラ養成講座』は
那賀まき三好成子帆南尚美と一緒に担当します。

6月からは、那賀まきに変わり
町村ゆきが担当します。
 

どうぞよろしくお願いします^^

 

*****

 

 

どうして普段は自立的なのに、恋愛関係では依存しすぎてしまうのだろう? 

 

 

職場では、みんなに尊敬されるしっかりさん。
友人関係でも、頼りにされる優等生タイプの女性が、

パートナーシップの場では「超!依存的な立場になってしまい、うまくいかない」といった課題を抱えてしまうことがあります。

 

仕事では、自分をコントロールし

その場で一番いい選択を取ることができる。

自分の欲求を抑えて、人に優しくすることもできる。

 

でも、恋愛関係になってしまうと

 

「パートナーから愛されたい」

「本当にパートナーに愛されているの?」

「なによりも一番に、私のことを考えてほしい」

 

といった「愛されたい願望」が、ドバッと出てきてしまって、

相手に大きすぎる依存をぶつけてしまう・・みたいな感じでしょうか?

 

こういう恋愛を繰り返してしまうと

パートナーを作ることすら怖くなって・・
「生涯ひとりでいる方が、心が安定していいわ」なんて感じる人もいらっしゃるみたい。

 

ひとりで生きているほうが、感情をコントロールできそうに感じるので、

振り回される「痛み」や「不安」を感じにくいですからね。

 

ただ、そうやって「自分の依存」を封印し、

感情をセーブしながら生きる・・というのも

無意味感や、虚しさを抱えてしまうことも多いみたい。

 

なんのために、生きているのかなぁ・・って。

 

もちろん、パートナーはいてもいなくても構わないわけで^^

あなたの心が幸せを感じられるのが大切ではあるのですが

 

もしあなたが、誰かと一緒に生きていきたいな。

パートナーが欲しいな、と思ったときには・・

自分の中の「大きすぎる依存」はどこからきているのか?

あたたかな目を向けていくといいかもしれませんね。

 

 

パートナー以外のところでは「いつも」私が誰かの面倒を見ている側 

 

このパターンをお持ちの方、というのは

恋愛関係以外で、ずっとずっと「人の面倒を見る側」を引き受けてきた

というバックボーンがあることが少なくありません。

 

家族を背負い、友人の相談役になり、
仕事で大きな責任を抱えながら・・闘っている人が多かったりするのです。

ようするに、他の関係性で甘えることができない分、
恋愛関係において「愛されたい気持ち」が噴き出してしまうことが多いのですね。

 

ずっとずっと、人の面倒を見てきた。

お世話をしてきた。支えてきた。

ひとり、踏ん張ってきた人が・・

 

やっとやっと、私も甘える側ができる。
あなたなら、私の全てを受け入れてくれるよね?

あなたは、私を支えてくれる人だよね?

 

って、ドバッと一点集中に甘えたくなってしまう。
こんな感じでしょうか?

 

 

自立的に生きてきた人が、パートナーに一点集中して甘えたい気持ちが吹き出してしまうのは、無理もないこと。 

 

 

正直なところ・・
恋愛に、そんな期待を持ってしまうこと自体は

服部は、無理もないことなんじゃないかなって思うのです。

 

そんな背景があったとしたら・・
「愛されること」に執着してしまうのも無理はないよね、って。

 

だって、ずっとずっとずっと耐えてきたんです。

誰かのために。何かのために。人知れず。

ずっとずっと・・・頑張ってきたんですものね。

 

ちなみに、愛される、というのは「甘える」というのと似ていると思うのですが

服部がはじめて恋愛を経験したとき・・この「めっちゃくちゃ、どろどろに甘えたい」という欲求が

びっくりするぐらい出てきて、自分でもびっくりしたことがあるんですよー^^;

 

それまではね、「男性なんて信じられない」「人なんて信じられない」

そのぐらい心の壁を作っていたのに・・!

 

パートナーに対しては
「まるで赤ちゃんみたいに甘えたい・甘やかされたい・かまって欲しい」って感じている。

なにかあると、まるで小さな子供みたいに不機嫌になる・・みたいな自分を自覚してたんです。

 

でも、そんなふうにもたれかかる恋愛、というのは

まー、うまくはいかないですよね^^;

幼児退行、みたいになっちゃいますし。

 

そのときは「どうして私は、こんなふうに感じちゃうんだろう」って悩んでいましたが

そのぐらい、日々の中で、これまでの中で「自立的な立場」で頑張ってきた、ということなんだろうなって、今では思ったりしますよ。

 

ちなみに、この「甘えたい」「愛されたい」という欲求を素直に出せないとどうなるかというと・・・「怒り」として吹き出しちゃうことが多いよう。

 

とくに、男性は、素直に「甘える」ことを自分に許せない人も多いようで
仕事中、大きな責任を背負ったり、部下や上司、顧客のニーズを引き受けて「いい上司」役を頑張っている人が

家庭内やパートナーで、ちょっとしたことで怒りっぽくなる。怒りをぶつけてしまう。ということも起きたりするみたいですよ。

 

誰だって、辛いときには甘えたいものですよね。

 

抜け道は「恋愛でも愛する側に立つ」というコミット。でも、すこし注意点。 

 

さてさて・・こういった恋愛を改善していくための大きなポイントですが
やっぱり、恋愛での「依存」的な立ち位置を卒業する、ということだったりします。

 

恋愛において「愛される側」ではなく「愛する側」になると決める、ということですね。

 

どう愛されるか?

愛されているかどうか?を求めるのでは無くて
「パートナーをどう愛そうか?」という意欲を持って関わることが大切だったりします。

 

でもね、ここにはちょっと注意があるんです!!!

今回の最大のポイントは、ここ。

 

それは・・・

 

恋愛で「愛する側」に立つと同時に

恋愛以外で「愛される(受け取る)側」に立つと決めること、なんです。

 

「恋愛で依存的な態度はダメですよ」

「自分から愛しましょうね」

 

これだけ読むとね・・これまで自立的に生きてきた方は
「やっぱり私が悪かったのね」という思いと共に・・
「もう、うんざり」という感覚が出てくる人が多いのではないでしょうか?

 

これまでだって、ずっと頑張ってきたのに。

だったら恋愛なんていらないよ。もう、いいよ!

 

でもね、そうではなくて・・

恋愛以外で「愛される(受け取る)コミットをする」ということが重要なんです。

パートナーから愛されることを諦めましょう、ということではなくてね

 

パートナーに、全ての期待を乗せてしまうのでは無く

家族だったり、きょうだいだったり、同僚や上司だったり、社会の人であったり・・

あなたを愛したい、支えたいと思ってくれている人の手を、少しづつ借りていくといいですよ、というご提案なんですね。

 

正直なところ、

普段の生活で「与える側」ばかりを引き受けてきた方にとっては

ものすごく勇気の必要なチャレンジになるかもしれません^^;

 

私が支える側をやっていたから成り立っていた、そんな関係もあるかもしれないし

 

勇気を出して甘えたときに、拒絶されてしまうのではないか?
ガッカリされてしまうのではないか?居場所がなくなるんじゃないか?
という恐れが出てくる人もいらっしゃるかもしれません。

 

自分の期待通りに助けてもらえない、ということに、失望感も出てきちゃうかもしれません。

いろんな人がいますからね、社会にはね。

 

そんな怖さから・・
パートナーからもらうことにこだわってしまうこともあると思います。

 

そのすべてを「無理もないことだよね」「そうやって頑張ってきたんだものね」って寄り添ってあげながら・・

あなたの受け取りやすい人から、すこし甘えてみる。頼ってみる。愛を受け取ってみることをお勧めしますよ。

 

 

愛を受け取るエクササイズ 

 

 

たとえば・・日常の中で、できそうな人からやってみてくださいね。

 

・いつも、自分一人でやってしまうものを、人にもお願いしてみる。

・大変なときには「手伝って欲しい」とお願いしてみる。

・NOを言ったり、断ることも視野に入れる。

・自分の予定にも付き合ってもらう。

・「ありがとう」と感じたことを、思い出してみる。

 

「私はパートナー以外からも愛されているんだな」

「私も、人に頼っていいんだ」

「私は、迷惑な存在じゃないんだな」

 

自分の重荷が減ってきたり
社会を信じられるようになってくると

「パートナーから愛される」という部分への執着が緩んで

愛し愛される関係を築きやすくなるかと思いますよ^^

 

このパターンをお持ちの方は、

人を愛する気持ちや、お役に立ちたい、笑顔が見たいという

愛情がいっぱいいっぱいある方です。

 

自分で頑張る、自分から与えるということは

とても上手にできる方だと思うのですね。

(これまでの恋愛で、自信をなくしてしまっているかもしれませんが)

 

ですから、自分を信じて。

周りの人の助けの手もとってもらって。

パートナーともいい関係を築いていただけたらなって思いますよ^^

 

私たち心理カウンセラーも、どうぞ、ご活用くださいね。


自分の心のうちを話す相手がいる。

なにかあったら、相談できる人がいる。

情けない話でも、やっちまったなぁという話でも、優しく受け止めてくれる人がいる。

どんな自分にも価値を見て、信じ続けてくれる。

親身になっていっしょに考えてくれる。いっしょに喜びを分かち合える人がいる。

 

そんな経験を、まずカウンセラーと練習していくことが

愛し愛される関係への第一歩になることも多いみたいですよ。

 

身近な存在じゃないからこそ、話せることもありますしねー。

 

よかったら、お話お聞かせください。

お待ちしておりますよ。

 

ということで、最後宣伝っぽくなってしまいましたが^^;

愛したい、人を大切にしたいと思うあなたが

パートナーともいい関係を築いて、心からの笑顔が溢れる毎日を過ごせますように。

 

応援しております!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

 

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