こんにちは。

カウンセリングサービス吉村ひろえです。

沼田みえ子カウンセラーやなぎあこカウンセラーと共に『大人の恋愛術』を担当させていただきます。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 

葉葉花葉葉

 

 

「愛されたい」「大事にされたい」

 

私たちはみな、そんな基本的な欲求を持っています。

 

両親に愛されたい

パートナ​ーに愛されたい

友達に愛されたい

同僚や上司に愛されたい

 

「私は愛されている」

 

そう感じると安心するし、心強いですよね。

 

けれど、愛に関する悩みや問題って尽きないものでもあります。

太古の昔から恋愛にまつわる物語は数多く語られていますし、私たちが悩みを抱えるとき、突き詰めてゆくと根本に愛情の問題が絡んでいることが多くあります。

 

ではなぜ、愛に関する問題って尽きないのでしょう?

 

それは【愛の定義が人それぞれ違うから】かもしれません。

 

あなたが”愛する”ということを、どのように定義しているかによって

怒りや悲しみ、寂しさを感じたり

不平不満を抱いたり

癒着(境界線)の問題が生まれたり

するようなのです。

 

 

今日は【愛の定義】について書いてみたいと思います。

よかったら「私なりの【愛の定義】ってどういうものだろう?」と内観しながら読んでみてください。

悩みや苦しみを抱えたときの助けになるかもしれません。

 

 

私たちは成長に従って欲しい愛の形が変わります。

 

たとえば、赤ちゃんの頃はまだなにも出来ませんよね。

自分でミルクをつくることもトイレに行くことも、「暑い」「寒い」も言えない。

 

この頃に欲しい愛情は、お母さんがいつもそばで優しく見守ってくれて、身の回りのお世話をしてくれること。

泣いたらおっぱいをもらったりオムツを替えてくれたり、衣服の調整をしてくれたり。

そんな愛情が不可欠です。

 

けれど、もう少し成長するとなにごとも「自分でする!」「冒険したい!」という気持ちが湧いてきます。

そんな時期の子どもにとっては、見守ってくれつつ自由に挑戦させてくれることや上手に出来たら褒めてくれること、危ないときや困ったときはすぐに助けてくれる愛情が必要です。

 

さらに成長して大人に近づいてくると、欲しい愛の形は大きく変わります。

学校や社会に出てもなお、子どもの頃のように近い距離で見守られ続けたり、困ったときに助けようとされるのは大きなお世話になってしまうかもしれません。

 

過保護や過干渉に親が関わると、子ども自身の力を発揮できなかったり、困難を乗り越えるチカラを身につけることが出来なくなります。

 

親はつい心配してしまいがちですが、この時期になると少し距離を取って信頼してくれること。

少し時間はかかっても、自分の成長を遠くから黙って見守りながら待っていてくれること

助けを求めたときだけ最小限のサポートをしてくれること。

そんな愛情を求めるのではないでしょうか。

 

 

こうやって私たちは段階を踏んで、そのときそのときに見合った欲しい愛情に満たされて成長するのが理想です。

けれど、親といっても完璧な存在ではないし、親自身がその愛をもらっていなかったり、親には親の事情があったりして、子どもが段階的な愛情に満たされながら成長できないこともあります。

 

 

たとえば、両親が忙しくて小さなころから一緒にいることが少なかったとしたら、満たされない寂しさが未消化のまま残っていて『いつもそばにいてほしい』そんな欲求が心の奥深いところに横たわり続けます。

 

そうすると、その欲求は無意識にパートナーに『いつもそばにいてほしい』と求めるようになるのです。

すると ”愛する” の定義が『いつもそばにいること』になります。

 

けれど、その願いを叶えられる人は残念ながら、ほとんどいません。

すると、その願いが満たされないとき

『やっぱり私は愛されない』

そう感じて、怒りや悲しみ、寂しさに襲われるのかもしれません。

 

また、子どものころ、お母さんが病気だったり心が不安定だったために助けてほしいときに助けてもらえず、逆にあなたがお母さんを支えてきたとします。

 

すると、深いところで『私を助けてくれる人はいない』若しくは『愛するとは自分を脇に置いて相手を助けること』だと感じます。

 

そうすると、自分が助けるのはいいけれど人に助けを求めることがとても苦手になり「助けて」が言えなくなったり、自分を犠牲にし相手に尽くし過ぎてパートナーシップが苦しいものになることもあります。

 

反対に「愛しているなら私を助けるのは当然」「愛しているなら私に尽くしてよ」と相手に過剰に助けを求めて、ふたりの関係に亀裂が入り、別れ話しに発展することも。

 

 

ここまで読んで、なにか思い当たる節があったり感情が動くことがあったかもしれません。

 

あなたはどんなときに『愛されている』と感じるでしょうか?

愛をどのように定義していますか?

 

 

「私は愛されていない」そう感じる悲しさや寂しさを癒すには、少し勇気が要りますがあなたの心の中でなにが起こっているのかを知ることです。

満たされていない未消化の感情はないですか?

 

その感情と向き合おうとすると最初は、これまでの価値観が崩れるような感覚がして混乱するかもしれないし、認めたくない感情が出てきて抵抗したくなることもあるかもしれません。

 

けれど、この混乱や抵抗が癒すべきポイントを教えてくれているのです。

あまり見たくない、怖い感じがする、そう感じるかもしれませんが、そのときが癒しのチャンスともいえるのです。

呼吸を深くしてゆっくりと自分自身に寄り添い、抑圧されてきた感情を見つめてあげます。

 

いろんな感情が湧いてくるかもしれませんが、目を逸らさずに受け止めてあげると、それらの感情は必ず解放されます。

自分ひとりでは難しいというときは、いつでもお話しお聴かせくださいね。

 

混乱や抵抗、怖れを乗り越えた先にはあなたの愛の定義が広がって周りからの愛を受け取り、またあなたの愛を贈ることもしやすくなります。

軽やかな愛の循環が始まりますよ。

 

あなたが愛で満たされますように。

 

葉葉花葉葉

 

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