では今日のコラムです。よろしければどうぞ。
◯恋愛となると遠慮しがちな私
カウンセリングの中で伺うお話でもあるんですが
とにかく遠慮して自分の愛や気持ちをお伝えにならない方がいます。
言い方を変えれば「自分の愛や思いの価値」を遠慮しすぎて過小評価しちゃってる。
だから、恋愛でもいつも惚れる側、いわば依存側のスタンスに回ってしまって恋の主導権を握れませーん、なんてご相談をいただくわけですね。
まぁ控えめで遠慮するっていい人だよねと思えるんですけど、こう、控えめすぎたり、ちょっと自己評価が低くなると、好きな人を愛している割に不安が続いたり、自分でいいのかな？と疑問を感じたり、いつも惚れる側に回ってしまって振り回されてしまったり、なんてことが起こるんですよね。
で、このタイプの人は優しいので、つい相手になにか言われると「ごめんね・・・」とすぐ謝ってしまうことも多いんです。
まぁ謝れることは素晴らしいんですけど、何かあるとすぐ謝ることで自分が依存側に回り続けることにもなりかねないんですよ（謝らないことがいいことという意味じゃありませんよ。）
だから、いつも恋愛で愛せている感がなくて、恋愛に自信が持てない、なんて感じになる方も少なくないんですよね。
あ、言っておきますけど、恋愛で依存側に回るとしても、仕事では自立、与える側なんてことはザラにおきますので、念の為。
特に男性に惚れがちな女性に多いかもしれませんね。
で、ですよ。
恋愛となると遠慮がちでつい依存側に回ってしまう女性ほど、こう自分の色気だとか、愛情の価値といいますか、平たく言えば「自分がモテる、魅力的だ」という認識が持ちづらくなっていることも少なくないんですよ。
ちょっと耳の痛い話かもしれないんですが、「私、こういうタイプにはモテるんです」とか「昔はモテたんです」という認識って、実は「今の自分の魅力」をボコボコにしていることを示すことが少なくないんです。
魅力を発揮できている、つまり、自分の魅力を受け取れているなら、そういった発想にはならず、この魅力をどう表現しようか、みたいな話になるんですよね。
◯遠慮しがちな私が自立と依存をひっくり返す方法
そんな遠慮がちな方が、恋愛で自立と依存をひっくり返す方法を考えるなら、やはり自分自身の魅力をきちんと感じること、なんです。
まぁどういうことか、といいますと、要は
「自分がいい女（いい男）という部分を受け取れない、何らかの自己攻撃がありますから、それを手放して自分を愛しますよ」
って話なんです。
これ、セクシャリティの話、ともいえるわけですけど、まぁ自分の魅力を信じきれないなにかしらの事情があるってことです。
で、その多くはやはり自己攻撃を伴っていて、自分を否定していて、周囲から魅力や価値を承認されてもそれが受け取れない状態になっているんです。
そこがなかなかうまくいかないので、カウンセリングなどのセッションで扱わせてもらうことになるんですよね。
ちゃんと自分の魅力受け取れるように、あなたがあなたを責めている部分に気づいて、癒やしていきますよ、という話です。
このような内面的なアプローチを続けることで、徐々にピンと背筋が伸びるような感じになっていくんですよね。
「私の魅力って・・・」というところから「私の魅力、すご」みたいな感じになる。
だから、恋愛でも自立と依存をひっくり返すことができるようになるんです。
こんなふうにね。
「あなたは私のことを寂しそうで、そばにいてあげないといけないようなかわいそうで哀れな女と表現するけど
あのさ、私、モテるんだよ。
それって私といたくない、って意思表示？どうなの？」
惚れる側に回る優しい女性から、魅力的な女性への変化。なかなかワクワクする話ではないでしょうか？
＼この記事を書いた人／
心理カウンセラー 浅野寿和（あさのひさお)
カウンセリングサービス所属・「名古屋・東京・大阪・福岡地区（＆オンライン）担当」
「恋愛」「結婚」「夫婦」「子育て・家族」「自分自身（性格・生き方）」などを、あらゆる心理面からバランス良く分析し解決に導く「ちょっとだけ予約が取りにくい」人気カウンセラー。明快な分析と的確なヒーリングセッションが評判で、２０代〜４０代のリピーターが多い。
そも屈託のない人柄・語り口から「話すと元気になる・安心できる」と好評をいただく。
年間400件以上の面談カウンセリングを行う実践派かつ現場主義。
口癖は「しゃーないですよね」「どんなことにも事情があるよね」。
「恋愛と男性心理」「自信を培う」「心の解説」など、さまざまなテキストをご覧いただけます。
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