毎週月曜日の「恋愛テクニック」は、「カップル・カウンセリング」と題しまして、パートナーとの関係をより良いものにするため、「男性心理」「女性心理」を紐解きながら、さまざまなご提案を、池尾昌紀・池尾千里、夫婦でさせていただいています。
今週は、私・池尾千里が書かせていただきます。お読みいただけたらと思います。
人間、生きていれば、ゴキゲンでいられないことの、ひとつやふたつあるものですよね。
自分の部屋で、ひとりでプリプリしたり、ヤケ喰いしたり、ふて寝したり、枕に突っ伏して、ばかやろーと叫んだりすることだってあるでしょう。
今日は、あなたのパートナーがフキゲンだった時の対処法について、考えてみます。
おつきあいくださいませ。
フキゲン、いつもだヤツだーのタイプ
いつも会う度、フキゲンな人というのもあるかもしれませんね。
仕事が忙しくて、疲れてて、上司もウザくて、取引先も気難しくて、なんていう状況だったら、そりゃあ、機嫌良くしてるのは、きっとかなり難しいですよね。
でも、あなたは、パートナーに会うのを楽しみにしていたかもしれないし、一緒に出かけたり、食事をしたり、話しが出来たりするのを、心の支えに、会えない時間をがんばっていたかもしれません。
でも、あなたのパートナーが、ムスッとして、フキゲンだったら、どうでしょう。もし、そんな態度が会う度、起こるようだったら、あなたはどんなに悲しいでしょう。
腹が立ってしまうかもしれないし、そのうち、嫌だけど、慣れようとしてしまうかもしれません。
私たちは、誰かに、特にパートナーには、怒りたくないし、パートナーのせいで悲しんだり、辛くなったりもしたくありませんよね。
あなたの前で、いつもフキゲンなパートナーを見るたびに、あなたも、影響を受けますから、フキゲンになってしまいそうです。
あなたが傷つかないで
いつもそんなパートナーだったら、あなたは、きっと「パートナーは、どうしてフキゲンなのか」について、たくさん考えると思います。
でも、いくら考えてもわからない時、ついハマりやすいワナがあります。
「私（僕）がいけないのかな？」
に、落とし込んでしまいやすいこと。
でも、それは、誤解です。
あなたが、あなたを悪者にして、傷つかないでください。絶対にですよ。
そして、大切なのは、パートナーがどんな状態であっても、あなたはあなたであることが、ふたりのためになります。
難しいことかもしれませんが、パートナーがフキゲンでも、あなたは、ゴキゲンでいられるくらいだと、パートナーは、楽なんです。
フキゲンな自分が、あなたというパートナーに迷惑をかけているって、心では思っているはずですからね。あなたが、それに影響されずに、明るくいてくれたら、助かるのはパートナーの方です。
フキゲンがめずらしいタイプ
いつもは、そんなことないのに、今日に限って、フキゲンなパートナーの場合は、どうでしょう。
きっと、あなたも、びっくりしたり、心配になったり、どうしていいのか、戸惑ったりすると思います。
ずっと楽しみにしていたデートだったら、腹が立ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。無理はないと思います。
いつもは、そんな態度をしないパートナーだったら、いったいどうしたんだろう。何があったんだろうって思いますよね。なんなら、こちらの態度の方まで、気を遣いすぎてしまったりして、いつもとちがうものになったり、挙動不審になってしまうかもしれません。
そうなると、怪訝な顔をされるのは、あなたの方になってしまったりして、ややこしいことに・・
わからない時は、聞いてみる
パートナーがいつもとちがうぞ。
元気がないように見えるなぁ。
フキゲンにも見える。
きっと余程のことがあったにちがいない。
とても心配だ。
どう声をかけていいのかわからないな。
元気になって欲しいけど、どうすればいい？
あなたの心の声は、こんな感じではないでしょうか。
頭の中も、心の中も、ぐるぐるもやもやが、きっと止まらないはずです。
そんな時は、思い切って、聞いてみてください。
でも、これだけは覚悟しておいてくださいね。
パートナーは、素直に教えてくれないかもしれないし、キゲンが、すぐには直らないかもしれないってこと。
だけど、あなたが、こんなに心配してるってことは、しっかり伝わると思いますから、是非、勇気を出して、聞いてみてください。
そして、さらにムスッとしているようでしたら、ハグしてやれっ・・いえ、
「今、無理に言わなくてもいいよ」とか、
「私（僕）にできることがあったら言ってね」って、
見守ってやってください。
パートナーの準備ができたら、近づいてきてくれると思います。（聞けばいいってもんでもないですからね）
大人のキゲンは、自分で取る？！
どうしたの？
どうして欲しい？
これに答えられるのは、本人だけです。
大人のキゲンは、自分で取れるようになっておくと、パートナーシップはうまくいきます。大人同士のつきあいになりますから。
でもでも、パートナーシップの中だからこそ、他の誰にも見せないわがままや、フキゲンや、暴れん坊や、食いしん坊や、甘えんぼさんを出せるということもあります。それは、パートナーとお互いさまにあるから、居心地がよいふたりになれるわけです。
どちらか片方がいつも寄りかかっていて、もう一人がずっと支えている、という構図は、実はどちらも、いずれは、苦しいことになってしまいますから、こんなふうに、ちょっと気をつけているといいと思います。
「はっ？！私（僕）、むちゃ言い過ぎてない？？」
「今日は、いっぱい甘えさせてもらって、ありがとう！」
「うちのパートナーは、ほんと頼りになる！」
対等な関係の中にあって初めて、気づきがあったり、感謝できたり、認めることができたりするんです。
フキゲンなパートナーと一緒にいても、あなたは、ゴキゲンでいられるように（なるべくでOK）、「私（僕）がゴキゲンでいるって、どうすればいいのかな」ってことは、日々、研究するとよいものだと思います。ゴキゲン体質になれたら、しめたものですよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
みなさまのパートナーシップ、応援しております。
来週２月２６日（月）は、池尾昌紀が担当します。
どうぞお楽しみになさってくださいね。
池尾千里
講演が、動画になってます。
私の宝物のお話ですよ。 
イチゴのビジュアルって、特別
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