みなさん、こんにちは。
カウンセリングサービスの帆南尚美です。
毎週火曜日の『モテオーラ養成講座』は那賀まき、服部希美、三好成子、わたくし帆南尚美が担当します。
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好きな人、気になる人がいるけど、仲良くなるのが難しいと思うことはありませんか?
一方で、素敵な人を振り向かせるのがうまくて、いつも楽しそうに恋愛をしている人もいらっしゃいます。
本当は近づいて楽しくおしゃべりしたいのに、どうしたらいいのだろうかと、もどかしさを感じることがあるかもしれません。
好きな人ができたとして、その人にも好きになってもらいたいとしたら、あなたならどうしますか?
メイクや髪型、服装などにこだわって、相手の注目を引こうとしますか?
あるいは積極的に話しかけるなど、自分からアプローチしますか?
気になる人に好きになってもらいたいならば、ほんの少しだけでも、現在のふたりの距離を縮める必要があると思いますし、
なるべく近道を探すならば、相手に話しかけるのがおすすめかもしれません。
とはいえ、
- 話しかけても興味がなさそうな態度をされたら嫌だ
- 好きだという気持ちがバレたら恥ずかしい
- 話しかけたところで、どんな話題にすればいいかわからない
などの理由で、遠くから見ているだけということはないでしょうか。
あの人から声をかけてくれないかな。
でもそれは無理だろうな。
などと思うこともあるかもしれません。
私なんて近づいたら嫌われちゃうんじゃないかしらと思うこともあるかもしれません。
もっと私が魅力的だったらよかったのに、などと思うこともあるかもしれません。
みなさんは262の法則というのをご存知ですか?
色々な場面で使われる法則ですが、これを人づきあいに当てはめてみるとしたら、
あなたの周りの人たちのうち、2割はあなたのことが大好きで、6割はあなたを好きでも嫌いでもなく、残り2割はあなたのことが好きではない、という割合で存在すると言われています。
恋愛においては、まだお互いによく知り合う前から、あなたのことが大好きだと思ってくれるのは2割、よく知り合う前からあなたのことを苦手だと感じるのも2割、そして残りの6割はあなたのことを好きでも嫌いでもなく、あなたを好きになったり嫌いになったり、どちらでもなくなったりするようです。
つまり出会う人の過半数は、恋愛に発展するチャンスがあると言えそうなのです。
過半数の人とチャンスがあるという割には、恋愛に発展しないことが多いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
意中の人と偶然言葉を交わすことがあっても、相手が自分に気がなさそうだと感じてガッカリすることもあるかもしれません。
そんなときは、やっぱり自分には魅力がないからではないか、などと思ってしまいがちなのですが、相手があなたを気に入るポイントは容姿や雰囲気、会話の中身などだけではなく、あなたの振舞いも重要だったりします。
好きな人から気に入られるための振舞いについて考える前に、すこし想像してみていただけませんか?
・自分にとっての好印象を知る
例え話ですが、あなたが、これまで恋愛対象として特に気にしていなかった人のことが急に気になって、好意を持つことがあるとします。あなたは何をきっかけに、相手のことを「いいな」と思うでしょうか。
例として、
- 爽やかな笑顔を向けてくれた
- 優しい声で話しかけてくれた
- あたたかな目で見つめられた
- 思いやりのある言葉をかけてくれた
- フレンドリーに話しかけてくれた
などがあるかもしれません。こんなことがあったら、今まではただの同僚、友人、知り合いなどと思っていたのに、急にドキドキするようになることもあるかもしれません。
・自分が与えている印象を知る
では次に、あなたが好きな人、気になる人に、どんな態度をしているか考えてみましょう。
相手のことを好きだなどと気にするほど、緊張したりするものですが、いかがでしょうか。
相手を気にしてコチコチに緊張するあまり、しかめっ面になったり、下を向いてしまったり、目を合わせられなかったりしませんか。
声が小さくなったり、妙に早口になったり、無口になったり、恥ずかしさのあまり彼との会話を早く切り上げて目の前から立ち去ろうなどとしていませんか。
もしこのような振舞いを彼が見たら、あなたにどんな印象をもつでしょうか。
あなたが、相手のことを好きだと思うほど、相手に好印象とは思われない振る舞いをしている可能性があるとしたら。
そして相手はそんなあなたをみて、
「この子は僕のことを避けてるのかな。僕を嫌いなのかな。」なんて思うかもしれません。
「だとしたら、さっさと会話を終わらせよう」と思ったり、笑顔を見せずに会話をしたりするかもしれません。
すると今度はそんな彼の態度をみて、あなたは「私に気が無さそうだ」と感じてガッカリするかもしれません。
この悪循環は、上で書いたような、人に好印象を与える振舞いが、残念ながらあなたから彼に対してうまくできていないからと考えることができるかもしれないのです。
つまり、たとえばですが、
- 笑顔を向ける
- 優しい声で話しかける
- あたたかな目で見る
- 思いやりのある言葉をかける
- フレンドリーに話しかける
などのうち、どれかひとつでも彼に向けることができるならば、
相手はそんなあなたを見て、
「この子、感じいいな」なんて思うかもしれませんし、
「もう少し話しをしてみたい」などと感じたり、笑顔を向けてくれたりするかもしれません。
すると今度はそんな彼の態度をみて、あなたは「なんかいい感じかも」と思うかもしれないですよね。
悪循環を断って良い循環に変えるためのきっかけは、いつでもあなたが、「彼からやってほしいことを、あなたからやってみる」ことがカギと言えるのではないでしょうか。
なにかのご参考になりましたら幸いです。
お読みいただき、ありがとうございました。
(完)
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