こんにちは。
カウンセリングサービスの原裕輝です。
いつもありがとうございます。
当社の平準司と隔週交代で日曜日に恋愛心理学を執筆しています。
ここ数日で一気に秋模様になって気がします。
まだ衣替えが追いついていない私は夏用の寝間着で震えて寝ています(笑)
今回はコミュニケーションについてのお話です。
お楽しみに〜。
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今日のテーマ
寂しさを伝える代わりに怒っちゃう
〜寂しさを伝えるチャレンジ〜
寂しいを伝えるかわりに怒ってしまう形のコミュニケーションをしてしまうケースがあります。
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例えばのお話です。
仕事帰りの彼氏がお家に遊びにきた女性がいたとします。
仮に夜の8時半頃に彼氏がやってきたとします。
彼女は、お家にきた彼氏のためにご飯を作ってあげるのです。
手際の良い彼女は、ちゃちゃっと作り30分ほどで作り終えます。
彼女がご飯を作っている間は、彼はスマホをいじってくつろぎタイム。
そして作った料理を並べ、そして一緒に夕食を食べるわけです。
ご飯を食べ終えるのが9時半だとしましょう。
夕食を終えたあと彼氏は「仕事でくたくたに疲れててご飯を食べたら眠たくなってきたよ。小一時間ほど一眠りさせて」と言って眠るのです。
そして10時半頃に起きだすとしましょう。
出されたコーヒーをすすって、寝起きでボ〜っとしたままのモードで30分ほど過ごしたあと、彼が言うのです。
「そろそろ終電だから帰るよ」
と。
そんなお家デートが続いていたとします。
彼女は思うのです。
お家にきてくれるのは良いけど、ここ最近のデートは食べて、寝て、帰るの繰り返しで、会話がほとんどないなぁ。疲れているのはわかるけどこれが続くのは寂しいなぁ・・・と。
そして彼に言うのです。
「最近仕事が忙しくなっているのは知っている。疲れているのもわかる。だからと言ってほぼ会話もないまま食べて、寝て、帰るばかりってないんじゃない(怒)私のこと食堂のおばちゃんぐらいにしか思ってないことない?これが続くんじゃ付きあいも考えるわ(激怒)」
と怒りの感情をぶつけるのです。
彼は「ごめん、これから気を付けるよ」と言います。
そして彼は彼女を怒らせないように気を使って話すようになるのですが、気を使っている態度にも腹が立つ彼女なのでした。
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一つのストーリーを例えにしてだしたのですが、本当は寂しいという気持ちがあるのですが、それをパートナーに伝える時には、そのまま寂しさを伝えるというのではなく、怒りという形で伝えてしまうことは良くあるようです。
(*例え話のモデルとしては女性を主人公にして例えを書きましたが、男性もこれはします。)
ここでパートナーが『寂しい思いをさせてしまってたんだなぁ』と怒りの裏にある感情に気づければいいのですが、その感情を見抜くケースは少なく、"怒っている”ということだけが伝わる形になってしまうことが、ほとんどのようです。
本当の気持ちは伝わらないままになっちゃうわけですね。
"怒っている”というのが伝わるので、相手としては怒らせないように気をつかったりするのですが、(このストーリーの場合、彼女としては)気を使われたいわけではなく分かってほしいわけなので気を使われたからといってスッキリとした気持ちにならなかったりする話もクライアントさんから多々お聞きします。
つまり、本当の気持ちが伝わっていないので、わかってもらえた感も得られにくくなっちゃうのですね。
また、ケースとしては怒られた相手側が気を使うという形にはならずに、「そんな言い方ないだろう(怒)」などと怒りに対して怒りで返す展開になる場合もあります。(つまりケンカになるわけですね)
わかってもらえた感が得られない展開になりたいわけでも、怒りに対して怒りで返ってくる展開になりたいわけでもないのですが、寂しさを怒りという形で伝えちゃうと、そうなっちゃいがちになってしまいがちです。
・私は寂しい気持ちをわかってもらいたい。
・私は怒らせないように気を使って欲しいわけじゃなくて、愛情として寂しい思いをさせないようにと意識をしてほしい。
そう思う時は寂しさを怒りとして伝える形ではなく、寂しさは寂しさとして伝える形のほうが有効であることが多いようです。
例えば、
「最近仕事が忙しくなっているのは知っている。疲れているのもわかる。だけどほぼ会話もないまま食べて、寝て、帰るだけが続いてるのは寂しい気持ちになってしまうの。だからもっとコミュニケーションを取るよう気にしてほしい」
などなど。
と、まぁ、理屈としては、そうなのですが、クライアントさんとお話をしていると寂しいと伝える代わりに怒ってしまうという気持ちもわかる気がするのです。
寂しい気持ちを寂しいと伝えるのって難しいですね。💦
でも、逆に言うと、寂しさを伝える代わりに怒ってしまうのではなく、寂しは寂しさとして伝えられたらすごいこと!
だから、もしこの記事を見て「あ、私も寂しさを伝えるかわりに怒っているわ」と気づいて、寂しは寂しさとして伝えられたら「私凄いじゃん!」とご自身を褒めてあげてくださいね。
あなたの気持ちがわかってもらえて幸せを感じられる時間がより多くなれるよう祈っています。
何かのヒントになれれば幸いです。
今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
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