こんばんは
カウンセラーの平です。
日曜日の恋愛心理学を 原裕輝 と隔週で担当しています。
心理学用語に“アカウンタビリティ”というものがあります。
この言葉は企業などでも説明責任や情報開示責任を意味する言葉としてよく使われます。
たとえば、経営責任者が株主や投資家に自社の経営状態をこと細かに報告する義務がアカウンタビリティです。電力会社が原子力発電に関するリスクを開示する義務もアカウンタビリティと呼ばれます。
一方、心理学でいうアカウンタビリティは少しニュアンスが違います。
心理学では多くの場合、「あなたの人生で起こるすべてのことには、あなたに自己責任がありますよ」という意味で使います。
この、自己責任という考え方の対極にあるのが、被害者ストーリーです。
つまり、「だれかのせいで、こうなった」という考え方ですね。
たとえば、あなたの歴代の彼氏がみな浮気男だったとします。
「平さんのところのメルマガやYouTubeをいつも見ているし、彼には献身的に尽くして、ほんとにがんばっているのに、どうしてなの? これ以上、私になにをしろというの?」などと、あなたはだれかを責めたくなるかもしれません。
しかし、歴代というのがちょっとアヤしいですね。
あなたのこの問題を考えるときは、浮気性なのがこれまでの彼氏の中の一人か二人ではなく、全員というところがポイントになりそうです。
ここで自己責任について表面的に考えると、「なぜ、浮気をするような男だと見抜けなかったのですか」となるかもしれません。
が、歴代の彼氏が全員浮気男というケースでは、あなたの恋愛のパターンに注目したほうがよいかもしれません。
この場合、ナンパされた、なにかのきっかけに声をかけられて、彼からのアプローチが情熱的であった‥‥というのが、おつきあいのはじまりであることが多いようなのです。
つまり、“待ちの恋愛”ばかりしているということで、そうすると、浮気男とつきあってしまう確率が非常に高くなるのです。
あなたをナンパしたり、気軽に声をかけてきたりした男性は、残念ながら、魅力的な女性を見かけると、あなたにしたのと同じように、ナンパしたり、声をかけたりすることが多いのです。
そして、そういう形ではじまる恋愛パターンをもつ人には、つきあう人、つきあう人、みんな浮気男ということも起こるのであります。
このタイプの女性に、私はいつもこんなふうにアドバイスします。
「あなたのほうから好きになったり、告白したり、アプローチしたりしてもよいのですよ」
しかし、このタイプの人は「自分からアプローチして、うまくいかなかったら傷ついてしまう」ということへの怖れが強いようです。
その結果、待ちの恋愛ばかりになってしまうのですね。
そんなみなさんにうかがいますが、あなたの中に「女性は男性に尽くさねばならない」とか「男というものは、女性に貢がなくてはならない」などの信念はありませんか?
このような信念があると、それを正当化するかのように、手のかかるパートナーを得ることがとても多いのです。
これらの信念の背景には、母親が父親に全面的に尽くしていた、もしくはその逆に父親が献身的な人だったということがある場合が少なくありません。
そのため、男女関係や結婚生活はそうするものだと思い込み、亭主関白の彼、ワンマンタイプの彼を選び、あなたの信念通りのパートナーシップを築くこともあるのです。
でも、その信念を変えることは、あなたには当たり前のようにできるのですよ。
「あなたが変われば、世界が変わる」という心理法則があります。
もしも、あなたの中にネガティブな恋愛パターンがあるのなら、あなた自身の恋愛観や信念を変えることで、苦労する恋愛から卒業することができると思います。
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