こんにちは。
カウンセリングサービスの吉村ひろえです。
沼田みえ子カウンセラー、中村陽子カウンセラーと共に『大人の恋愛術』を担当させていただきます。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
”欲しいものは自ら差し出すと手に入る”
という心の法則をご存知でしょうか?
たとえば
「夫(彼)が私を大事にしてくれない」
そんなご相談をいただくことがあります。
そう感じるのは、お付き合いはじまってしばらくしてからだったり
結婚3年目からずっとそう感じていて、もう20年が経ってしまった、なんていう場合もあります。
「大事にされていない」そう感じるのは辛いですよね。
手を抜かれているような、雑に扱われているような、そんな気がしますものね。
そうすると、自分ばかりが損しているような、自分ばかりが我慢しているように思えてきたりします。
お話しを伺っていてよくあるケースが
「夫は、付き合いだからと飲みにばかり行っている。
そして、休日はゴルフ三昧なんです」
というもの。
「仕事の付き合いといえば、なんでも許されると思っているの? 休みの日くらい家庭を省みてよ」
そんな思いが湧いてくるのは自然なことだと思います。
「夫は好きなように生活している。
けれど私は、夫のようにON/OFFの境目無く終わりのない家事と育児に追われる毎日。
私が不満を漏らすと、夫は激怒して大喧嘩に発展する。
働かないとか浮気をしているとか、決定的なことはないのだから、私が我慢するしかないのかとも思うけれど、虚しさに襲われる」
そうですよね。
一生懸命、家事や育児をがんばったらその分、夫から感謝や労いの言葉があれば、認めてもらっていると感じられて
「ヨシッ!明日もまたがんばろう!」
そう思えるかもしれません。
また、髪型を変えたときなんかも、夫がちゃんと気づいてくれて「そういう髪型も似合うね~」とか
出がけにサッとハンカチを渡したときに
「いつも気が利くから助かるよ」
なんて言ってくれたら、夫からの愛情を感じられるかもしれません。
誕生日や結婚記念日、クリスマスやホワイトデーにプレゼントや食事に誘ってくれたりしたら、とても大事にしてもらっているように感じられそうです。
けれど夫はそういうタイプではないことは、わかっている。
このまま我慢してこの人と、虚しい結婚生活を続けるしかないのか…
そう思うと気が遠くなりますよね。
こんなときに考えてみて欲しいのが
「私が夫から欲しいものはなんだろう?」
ということです。
・感謝
・承認
・労いの言葉
・甘い言葉(愛情表現)
・デートの誘い
・安心感
・楽しさ
・
・
・
そして、自分が欲しいものがわかったら
”あなたから先に差し出してみる”
ということです。
心理学には
”欲しいものは自分から与えると手に入る”
という法則があります。
「大事にされたい」そう思ったら、あなたから「大事にする」のです。
あなたがパートナーから、どんな言葉を掛けられたら、どんなことをしてもらったら「大事にされている」と感じるでしょうか?
「いつもがんばってくれてありがとう」と言われたら
「出会った頃と変わらず好きだよ~」と言われたら
嬉しくて、大事にされていると感じるだろうなと思ったなら、あなたから先に相手にそれを差し出すのです。
でも、そこで
「いやだ!そんなこと言いたくない! 向こうから先に言って欲しいのよ」と思ったとしたら
「私は夫に大事にして欲しいと思っているけれど、私は彼を大事にしているだろうか」と振り返ってみるといいかもしれません。
夫婦といえども、相手を大事にするそのやり方はそれぞれです。
妻は、言葉で愛情を伝えることが大事にしているということだと思っていても
夫は、毎日働いて毎月生活費を入れることが大事するということだと思っているのかもしれません。
今でももちろん、妻を愛しているし大事に思っているけど、
口には出来ない不器用さんなだけかもしれないのです。
で、こういう不器用さんの場合
「いつも一生懸命、家族のために働いてくれてありがとう」
なんて伝えると恥ずかしさのあまり、ㇺッ(怒)という表情をされることがあります。
ムッ(怒)とされると気分が悪いので、二度とそんなこと言わないでおこうと思ってしまいがちですが
知っておいて欲しいのは、人は恥ずかし過ぎると怒り(の表情で)で誤魔化そうとするということ。
昭和男子や侍魂を持つ男性は、超恥ずかしがりやさんで恥ずかしさを感じている自分がさらに恥ずかしくて、怒りの仮面を瞬時に被ってしまうことはとても多いんです。
(そう思うとちょっとカワイイ気がしません?)
ムッとされてもめげずに、屈託なく愛情表現を続けていると
やがて彼の口の端っこがニヤッとほころんできたりします。
※注意深く彼の表情を見ていてくださいね~ 嬉しさが隠し切れないという感じで口元がゆるんだりします^^
人は自分のことを愛してくれたり、大事に思ってくれる人のことを大切にしたいと思うものです。
自分を大事にしてくれる人が望んでいることを、してあげたいと思うものなんですね。
彼はあなたが思うように上手には出来ないかもしれないし、あなたとは違うやり方かもしれませんが、あなたから彼に差し出し続けていると近い将来、彼から伝わってくるものはあなたをほっこり満たしてくれるはずですよ。
そしてもうひとつ、とても大事なことですがあなたはあなた自身を大事にしたり、自分を認めることが出来ているでしょうか?
「私は愛されるにふさわしい」
「私は私なりにがんばっている」
という自己イメージや自己承認がないと、夫や誰かからの愛や承認をもらって自分の価値を証明しようとする心理が働きます。
そして、それらを誰かからもらうことに強く執着してしまうこともあります。
「夫からこんな風に大事にされたい」
「夫からこんな風に評価されたい」
と望むように、自分で自分を大事に出来ているか、自分で自分を評価出来ているのか、自分で自分をどう扱っているのかをチェックをしてみましょう。
自分で自分をどう扱っているのかは、とても重要なことです。
夫から大事にして ”もらう” のではなく先ずは、あなたがあなた自身を大事にしてくださいね。
なぜならあなたは、夫や誰かから愛や承認をもらっても、もらわなくても大切な存在だからです。
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