私の解釈の仕方の問題なのかも？と考えてみることで幸せが増えることがある

こんにちは。
カウンセリングサービスの原裕輝です。
いつもありがとうございます。

当社の平準司と隔週交代で日曜日に恋愛心理学を執筆しています。

同じ出来事を経験しても、人それぞれ解釈の仕方や、判断の仕方が違うんだなぁと思ったご経験はございませんか？
今回は、そのことをテーマとして取り上げたいと思います。

お楽しみに〜。

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今日のテーマ

私の解釈の仕方の問題なのかも？と考えてみることで幸せが増えることがある

文：心理カウンセラー　原裕輝（はらひろき）

人によって違う解釈の仕方や、判断

全く同じ出来事でも、人によって違う解釈の仕方や、判断をすることがあります。

全く同じ出来事でも、人によって違う解釈の仕方をしたり、判断をすることの例えをあげてみますね。

●起こった出来事：
テレビで取り上げられたことで、最近、人気が出たラーメン店に行ってみた。すると店員が愛想が無くラーメンをだした。
　　　　↓
Aさんの解釈・判断
・私はこの店の店員に大切にあつかわれなかった。人気がでたからきっと調子にのっているんじゃないの！

Bさんの解釈・判断
・店員さん達、いそがしそうで余裕がなさそうだなぁ。急に人気が出たことでアルバイトの補充とかが間に合ってないんだろうなぁ。店員さんたいへんそうだなぁ〜。

●起こった出来事：
後輩から「わからなかった言ってくださいね」と言われた。
　　　　↓
Aさんの解釈・判断
・こんな物も知らないの？とバカにしている上から目線の言葉だなぁ。こいつムカつく。

Bさんの解釈・判断
・手助けしてくれようとしてくれてるんだあなぁ。なんて良い子だ。

●起こった出来事：
友達に遊びに誘うLINEを送ったら「仕事が繁忙期で、休みの日に遊びに行く体力が残っている分からないから、今回はごめん」という返事がきた。
　　　　↓
Aさんの解釈・判断
・繁忙期が終わった頃の代案が書かれていないということは、体よく断られたんだろうなぁ。嫌われているのかなぁ？

Bさんの解釈・判断
・気分転換に遊びに行く体力も残ってないくらい疲れているんだなぁ。かわいそうに。

●起こった出来事：
彼が私に次あった時に貸してくれると言っていた映画のDVDを忘れた。しかも貸すと言っていたことすら忘れていたことが判明。
　　　　↓
Aさんの解釈・判断
・私との約束を忘れていたということは、私のことを軽んじているからだ。

Bさんの解釈・判断
・彼は忘れっぽいところがある人なのかもしれない。次に会う時は前の日に「明日DVD持ってきてね」と一報打っとこう。

●起こった出来事：
彼が私の誕生日のディナーに予約したお店が焼き肉店だった。彼曰く「有名YouTubeさんが絶賛してたお店なんだよ」とのこと。
　　　　↓
Aさんの解釈・判断
・そこはあなたが行きたかったお店でしょう！私の誕生日なんだか私の行きたい所を聞いてくれたらいいのに。私はあっさり系のお店に行きたかったなぁ。自分のニーズ（欲求）を押し付けるダメ彼だ。

Bさんの解釈・判断
・YouTubeとかを見て私の為にいっぱい調べてくれたんだろうなぁ・・・。私のために頑張ってくれてありがとう。なんて良い彼だ。

幸せにつながらない解釈や判断

これらのように同じ出来事でも、人によって違う解釈や、判断をすることがあるわけですね。

ということは、
その人の解釈の仕方、判断の仕方であって、真実や、相手の真意とは違うかもしれないという見方もできます。

仮に真実や相手の真意でなかったとしてもハッピーな解釈の仕方や、判断になっていればストレスは少ないかもしれませんね。

例えば、
上記の例で“彼が私の誕生日のディナーに予約したお店が焼き肉店だった。彼曰く「有名ユーチューバーさんが絶賛してたお店なんだよ」とのこと”という例を書きましたが、仮に彼の真意は、彼が有名ユーチューバーさんが紹介していたお店に行きたかっただけだとします。

しかし、彼女の解釈や、判断は“「YouTubeとかを見て私の為にいっぱい調べてくれたんだろうなぁ・・・。私のために頑張ってくれてありがとう。なんて良い彼だ」”であれば彼女のストレスは少ないわけです。

逆に、仮に彼の真意は、彼が彼女を喜ばしたいと考え、彼女が普段行くことがなさそうであり、且つ美味しそうなお店として焼き肉屋さんを選んだとしましょう。

しかし、彼女の解釈や、判断が“「そこはあなたが行きたかったお店でしょう！私の誕生日なんだか私の行きたい所を聞いてくれたらいいのに。私はあっさり系のお店に行きたかったなぁ。自分のニーズを押し付けるダメ彼だ」”であれば彼女nのストレスは高くなってしまいます。
そして、本来受け取れるはずだった彼の愛も受け取れなくなってしまいます。

このように、ハッピーにつながらない解釈の仕方や、判断になっていればストレスは多くなっちゃいますね。

もしかしたら、そうじゃないかもしれないという視点を持ってみよう

カウンセリングをしていると、このハッピーにつながらない解釈の仕方や、判断が
“自分の解釈の仕方の問題であって本当はそうじゃないかもしれない”、
“自分の判断の仕方の問題であって本当はそうじゃないかもしれない”、
とは思わずに、“きっとそうなんだ”と思いこんでしまって、それがまるで真実や相手の真意のように思ってしまっているケースと出会うことがあります。
しかも結構出会います！

あなたには、“きっとそうなんだ”と思いこんでしまって、それがまるで真実や相手の真意のように思ってしまっている幸せにつながっていないものはありませんか？

でも、もしかしたら、そうじゃないかもしれません。

ストレスになるものがあった場合は、

“自分の解釈の仕方の問題であって本当はそうじゃないかもしれない？”、“自分の判断の仕方の問題であって本当はそうじゃないかもしれない？”という視点を持って、一考してみてはいかがでしょう？

そうすると、ストレスを減らせる物の見方が見つかるかもしれません。
それだけではなく幸せ度あがる見方も見つかるかもしれません！
愛や、喜びがより入ってくるかもしれませんから！！

また、お友達や、同僚などに、「あなたならこのシーンでは、どう解釈する？」と相談してみるのもいいかもと思います。

人の思考は同じ思考をしがちなので自分一人で考えていると似たような解釈の仕方や、判断ばかりでてしまうことがあります。

誰かに相談することで、あなたが全く発想しなかった解釈の仕方を手に入れることができるかもしれません。

＊相談して聞いみる際には留意点があります。
相談した人の答えが、あなたが気に入らない答えの場合もあるでしょう。
気に入らなかったからと言って、そこで攻撃的になってしまうとあなたが損してしまいます。
気に入らなかった答えであっても攻撃的にならないと決めた上で聞いてみることをオススメします。
相談した人が答えてくれら答えも、この人の解釈や、判断の仕方であり、それも真実や真意とは限らないという視点も持っておきましょう。

自分の解釈の仕方の問題であるのかも？