浅野

カウンセリングサービス心理カウンセラー浅野寿和です。

 

いつもありがとうございます。

 

それでは今日のコラムです、よろしければお付き合いくださいませ。

 

 

○この人と付き合って自分を大切にできるだろうか

多くの人が恋愛に踏み込む際にきっと考えること。

 

「この人と付き合って自分を大切にできるだろうか」

 

眼の前の人がものすごく好きだとか、他に何らかの事情がある場合は別かもしれませんが

 

自分を大切にできないかもしれないと感じながら恋愛に踏み込むことってやっぱりためらいますよね。

 

言い換えるなら「自分が自分でいられるかどうか」ってことなんでしょうけど。

 

とかく自分を大切にすることとは、誰かのために与えることのベースになる発想なのですよ。

 

自分を大切にできないのに、相手のために頑張れるわけでもないし、相手のことを好きでいることも難しい。

 

だから、自分を大切にできない恋愛はやっぱり続けていられないし、いつか自分の気持ちが離れていくだろうとも推測できる。

 

よって、いくら相手が好きでも手放す人もいるわけです。

 

多く恋愛にまつわるカウンセリングでうかがうこの話は

 

「彼と付き合っていても自分を大切にできないことが辛い(だから彼には変わって欲しいし、私の気持ちをわかって欲しいけど全然伝わらないんじゃー)」

 

というお声になって僕のもとに元にも届いております。

 

ただ、この話。

 

男性と女性では若干その内容、「自分を大切にするという言葉が示す意図」が違う場合もあるようです。

 

まぁ男女で違うといい切れるわけじゃないのですが、あえてわかりやすくそう書かせていただいたのですけども。

 

そこで今日は男性が思いやすい「自分を大切にできるかどうか」にまつわる話を簡単にまとめます。

 

 

○彼女と付き合って自分を大切にできるだろうか

もし多くの男性(極端に依存的だったり支配的ではない場合)にとって「彼女と付き合って自分を大切にできるだろうか」という基準があるとしたら、おそらく

 

「今の生活(リズム)の定義が変わらないこと」

 

となるのではないか、と僕は思います。

 

男性の中には、今の仕事や時間の使い方が大きく崩れることが嫌だという方もいますし(仕事ややりたいことに支障が出るから)

 

彼女との関係を進めること(結婚などね)で自分の生活リスムやお金の使い方、稼ぐことの意味付けが変わってしまうことを嫌だと感じる方もいるでしょう。

 

いわゆるリスクヘッジボーイと僕が呼んでいる、人生におけるリスクやコストに関して敏感な方ほど、今まで培ってきた時間、お金、仕事などの価値観や定義が変わることを嫌がる傾向があるともいえます。

 

このとき「彼女と付き合って自分を大切にできない(自分が無理をすることになる)」と感じる人ほど、恋愛や結婚に後ろ向きになることが少なくないでしょう。

 

この先の男性の気持ちは(若干、女性の気持ちとも似ていて)

 

「好きだけで無理をして動いて、後々恋愛や結婚をするんじゃなかったと後悔し、自己嫌悪するぐらいなら、今避けておいた方がいい」

 

なんて考えている方もいるとかいないとか。

 

それほどまでに「今の自分が培ってきたもの」を失ってしまうのではないか、と考える方もいるようです。

 

もちろん恋愛や結婚を「新しい変化やチャンス」として捉える方もいますよ。

 

ただ、そんな方であっても自分のことを大切にできない事情があるならば、なかなか前向きな気持になれないこともあるようです。

 

 

○好き嫌いという話ではない。自分が大切にできないことが嫌なんだ。

多く恋愛のご相談をいただくと

 

「彼との関係が終わりそう、それは私が優しくなかったり魅力的ではないからかも?」

 

というお声をいただくこともありますけど、そうとは限らないケースも少なくないですよ。

 

むしろ彼が自分を大切にできない(異性と関わる際に何かしらの無理や犠牲、補償行為をする)人だったというケースも少なくありませんよ。

 

この場合は、二人の関係にどれだけの信頼や前向きなコミュニケーション、お互いの気持ちが落ち着く時間があったか、という部分がポイントになりそうです。

 

どこか忙しい中無理をして恋愛を続けていると、自分を大切にできないと思った側が別れを考えるようになることも少なくなさそう。

 

まぁ、それもまたタイミングやご縁がなかったという話とも言えるのかもしれませんが、考えようによっては

 

「恋愛や好きな人ができると自分を大切にできない二人だった」

 

なんてことが言えるのかもしれません。

 

とかく厄介なのは「自分が恋愛や好きな人ができると自分を大切にできない」場合。

 

この場合、投影の法則から、相手が愛してくれる・与えてくれる行為を「相手は自分のために無理している」と解釈する可能性が高いのです。

 

だから、関係が悪くなって必死になって相手の気持を繋ぎ止めようとすると余計に関係が重くなる、といいますかね。

 

まぁ、その話は置いておいたとして。

 

繰り返しになりますが、自分を大切にできないのに、相手のために頑張れるわけでもないし、相手のことを好きでいることも難しい。

 

だから自分を大切にできない恋愛は手放したくなっていくもの。

 

それは男性も女性も同じなのかもしれません。

 

そう考えると、普段から自分を大切にすること(自分のことばかり意識しすぎることは逆の意味ですが)が、いい恋愛につながるとも言えるんですよね。

 

 

今日は以上です。最後までご覧いただきましてありがとうございます。

 

 

\この記事を書いた人/


心理カウンセラー 浅野寿和(あさのひさお)

カウンセリングサービス所属・「名古屋・東京・大阪・福岡地区(&オンライン)担当」

 

「恋愛」「結婚」「夫婦」「子育て・家族」「自分自身(性格・生き方)」などを、あらゆる心理面からバランス良く分析し解決に導く「ちょっとだけ予約が取りにくい」人気カウンセラー。明快な分析と的確なヒーリングセッションが評判で、20代〜40代のみなさんにリピーターが多い。

そも屈託のない人柄・語り口から「話すと元気になる・安心できる」と好評をいただく。

年間400件以上の面談カウンセリングを行う実践派かつ現場主義。

 

口癖は「しゃーないですよね」「どんなことにも事情があるよね」。

 

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