浅野

 

カウンセリングサービス心理カウンセラー浅野寿和です。

 

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

では今日のコラムです。よろしければどうぞ。

 

 

なぜか異性が近づいてこないというお悩み

これは女性に限らず男性からも伺う可能性がある話。

 

「なぜか異性が近づいてこないんです」

 

恋愛したいし、パートナーがほしいし、結婚だってしたい。なのに「異性が私に近づいてこない」と感じて切ないお気持ちを抱えている、といった状態。

 

もし「異性が近づいてこない(私にだけ)」と思うなら、やってらんねー気分になるかもしれませんよねぇ。

 

ただ、このようなお悩みを抱えておられる方のすべてが「近づきにくい人」とは限らないのです。

 

確かに人に対して強い警戒心を示す方(意識的にも無意識的にも)もいます。これは相手にも伝わるので、なかなか相手も警戒せず近づくことは少ないのかもしれません。

 

が、普通にしているだけなのに近づいてこない、というお悩みもありますし、友達はできるのにパートナーだけできない、というお話もあります。

 

一体何が理由でこの状態が出来上がるのでしょう。

 

今日はその一つの見解をコラムにしようと思うのです。

 

 

隠したい自分がいるから異性が近づいてこない、という考え方

「なぜか異性が近づいて理由」の一つに、「隠したい自分がいるから」という考え方があります。

 

要は、自分の嫌いな部分、過去の失恋などのダメージ(それに伴う痛み・恐れなどの感情)などがあり、それを普段から普通に隠して「良い自分」を演出しすぎていると、異性が近づいてこない理由になるのです。

 

とはいえ、誰しも多かれ少なかれ自分のすべてをさらけ出して生きているわけじゃないので、だからダメって話ではありません。

 

ただ、他人から警戒されてしまうぐらいに自分を隠していると、異性が近づいてこれなくなるということなのです。

 

例えば、過去の失恋経験がある人の例をあげましょう。

 

その失恋でとんでもない痛みを感じたとするならば、異性や恋愛不信になるだけでなく、どこか自分不信になることも少なくないんです。

 

また、自分自身が感じたあの痛み、辛さはもう感じたくないと思うようにもなるでしょう。

 

すると、自分への不信、異性への不信、痛い思いや辛い思いなどを抱えながら、しかしそれに抵抗しながら(隠しながら・避けながら)生きるようにもなるわけです。

 

この状態は、自分自身がもう傷つかないために自分に意識を向けている状態、とも言えるので、他者から見るとまるで「お取り込み中」「今話しかけないほうがいいかもしれないと思わせる雰囲気」をなんとなく醸し出すことがあるんです。

 

逆に言えば、「今、あなたに関わって負担になるぐらいなら関わらないほうがよさそう」と相手は思う可能性があるということ。

 

これはあなたが相手に嫌われている、ということではなく、相手があなたに気を使う理由が(あなたの中に)存在する、ということだと思ってみてください。

 

この考え方は、あなたの魅力や才能などの問題で異性が近づいてこない、というわけではなく、あなたがあなたの感情に触れられないから起きていることだとも言えるのです。

 

 

「自分はどのように自分を扱っているか」をじっくり考えてみよう

ということで、もし異性が近づいてこないというお悩みを抱えておられ、それを解決したいと思われるなら

 

私は今、私自身をどんなふうに扱っているだろうか、と考えてみてもいいかもしれません。

 

例えば、大好きだった人と別れた、という経験があったとして。

 

自分に自信が持てなくて、好きな人を疑ってしまって関係を壊してしまったような経験があるとして。

 

そんな自分をすぐに大好きだと思える人はなかなかいないでしょうし、痛みを抱えている自分がすぐに前向きな気持ちになれることも少ないものかもしれません。

 

そんな感情はできるだけ早く整えていただきたいなと思いつつ、しかし「私はダメだ」と思い続けてしまうこともまたしんどいものですよね。

 

もし、大好きな人と別れたとして、その気持ちをできるだけ整えたあとで

 

「あの人のこと、本当に大好きだったんだよな」

 

と思える自分を許せるなら、その気持の意味も価値も認められるなら、自分を隠す必要はなくなりますよね。

 

自信がなくて関係を壊してしまったような経験があるなら、自信がなかったとしても人を大好きになれた自分を認めてあげられるなら、自分を隠す必要はなくなりそう。

 

これは「私が行ったことは間違いだった」という判断を下して、自分の痛みや感情を隠すのではなく

 

「私が行ったことは完璧ではなかったかもしれないけれど、しかし人を愛そうとしたんだ」

 

といった、ある意味自分が本当にやりたかったことを認めるような姿勢を持つことを意味しています。

 

つまり、自分が本当に伝えたい気持ち、やりたいことを隠すような姿勢を持っているとき、人はあなたのことをよく理解できず近づいてこないのかもしれません。

 

しかし、あなたが本当に自分のやりたいこと、伝えたい気持ちを肯定して前向きに自分を認めたとき(自分を責めなくなったとき)、人はそんなあなたの気持ちにわかりやすさを感じ、近づこうとしてくることが多いようです。

 

これはあなたが自分を責めることが悪いとか、自分を隠すことが悪いという話ではありません。

 

自分を責めたり、隠してしまうにも事情があるはずですからね。

 

そうではなく、自分の気持ちに素直になり、ちゃんと認めてあげることが癒しになり、恋がうまくいくために一つの方法になりますよ、という話だと思ってくださいね。

 

 

今回は以上です。

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

 

 

\この記事を書いた人/


心理カウンセラー 浅野寿和(あさのひさお)

カウンセリングサービス所属・「名古屋・東京・大阪・福岡地区(&オンライン)担当」

 

「恋愛」「結婚」「夫婦」「子育て・家族」「自分自身(性格・生き方)」などを、あらゆる心理面からバランス良く分析し解決に導く「ちょっとだけ予約が取りにくい」人気カウンセラー。明快な分析と的確なヒーリングセッションが評判で、20代〜40代のみなさんにリピーターが多い。

そも屈託のない人柄・語り口から「話すと元気になる・安心できる」と好評をいただく。

年間400件以上の面談カウンセリングを行う実践派かつ現場主義。

 

口癖は「しゃーないですよね」「どんなことにも事情があるよね」。

 

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