カウンセリングサービス近藤あきとしです。
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最初に楽しみなイベントのお知らせです。
 

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土曜日の恋愛テクニックは「魅力UP術」がテーマの記事をお届けします。小川のりこカウンセラーと1週間ごとに交代で執筆しております。どうぞよろしくお願いします。


 

  『いつもパートナーの言いなりになってしまうけど、やめられない』という人の心理


パートナーシップに関するカウンセリングをしていると、

「彼(彼女)の前では本当の気持ちをあまり言えないんです。」

とか、

「パートナーシップに嫌われたくなくて、つい全部受け入れてしまうんです。嫌なことが嫌と言えません。」

などのお悩みを伺うことがよくあります。

たとえばこれが恋愛の初期であれば、相手に良い自分だけを見せたい時期ですので、我がままを言わずに相手の望むことをできるだけ受け入れようとするのは、皆さんもよく分かる話だと思います。

ただ、心の奥では嫌だと感じているのに、パートナーを前にするとNOが言えない。ついつい聞き分けの良い人になってしまうことが止められないとなると、これは問題になってきます。他にも…

・自分の意見が言えない
・自分の気持ちが分からない。
・欲しいモノ、好きなモノが分からない
・つい頑張りすぎてしまう(オーバーワークが癖になっている)
・自分の頑張りを認められない
・自信がなくて自己評価が低い


などなど。どこか心当たりのある読者はぜひ最後まで読んでみてください。

パートナーが何の悪気も無くあなたに求めることが、あなたにとって段々苦痛になってきたり不満が積み重なってくると、

パートナーと一緒の時間がなんだか楽しくなかったり、デートの後で一人になった時に解放されたような気分になることもあるかもしれません。

今回はこうした問題がなぜ起こるのかを深層心理から読み解いていきましょう。





私たちは誰もが、生まれてからずっとニーズ(欲求)を持っています。

たとえば子供の頃の一番の欲求は、「両親が仲良くしていること」そして「その両親からありのままの自分で愛されること」でしょう。

子どもにとっては自分自身が無条件に愛されたいと願うのはもちろんですが、両親の仲が良いというのも重要な欲求なんですよね。

父親と母親がケンカをしていたり、どちらも不機嫌でいると、子供は自分には関係のないことでも、両親の感情を敏感に感じ取って悲しくなったり、不安になったりする感性を持っているからです。

読者の中には「うちは両親の仲が良かったし、どちらも優しかったけどなあ」と感じている人もいるかもしれませんね。

ただ完璧な親はいませんから、どんなに素晴らしい両親でも、子供のすべての欲求を叶えることはできなかったはず。

お父さんもお母さんも忙しくて手が離せない時、小さな子供がどれだけ傍にいてほしい、遊んでほしいと願っても、それが満たされなかった時には、子供心にはまるで世界の終りのような絶望を感じてしまいます。

皆さんも小さな子供だった時代には、お父さんに抱っこしてほしかった時や、お母さんからおやつを貰いたかった時に、「今はダメ!」と言われてしまい大声で泣いてしまったことがあったのではないでしょうか。

それくらい子供というのは、自分の欲求が満たされること、それが両親によってすべてを叶えてもらい満たしてもらうことを期待しているのです。

だから叶えられなかった時、満たされなかった時にはとてつもない絶望を感じるわけですね。

大人の頭で考えれば、小さなことだったり、仕方なかったと理解できることでも、子供の心にとってはそうはいきません。欲求を叶えてもらえなかったと感じるたびに、感情的に『ハートブレイク』を経験していきます。

さらにそこから、

【両親に欲求を満たしてもらえない=愛されていない】

という思い込みが作られていくことが多いのです。

もちろんこれは誤解なのですが、両親から愛されないことというのは、子供にとってはこれ以上ないくらい怖いことです。

すると、多くの場合さらにこんな思い込みにつながっていきます。

【両親に愛されるためには、◎◎をしなければならない】

いわゆる『いい子』になってしまう人、大人になってもつい『いい子』の役割をしてしまう人は、子供時代のこうした体験がルーツである場合がとても多い印象です。





「愛されるためには、何かをしなければならない」

この心理パターンを抱えていると、無意識的に犠牲的なふるまいをしてしまう行動パターンにつながりやすくなります。

なぜかというと、両親に愛されようとする分だけ、お父さんお母さんが何を自分に求めているのか?どうしたら親の機嫌がよくなるのか?を優先して考えるようになります。

つまり自分が何が欲しいか?よりも、何を選んで行動すれば親が喜ぶのか?、あるいはお父さんお母さんだったら何に決めるだろうか?など、親の感情・顔色ばかり窺うようになっていくからです。

すると自分の意思を持つことができなくなっていきます。そしてますます自分の気持ちを抑えて我慢したり、人の顔色を伺うことばかり学んでしまうんです。

その反面、他人の気持ちや欲求を察することは出来るようになっていくので、周りの期待に応えることは上手になります。

ただその一方、自分の気持ちの表現が苦手な分、遠慮がちになったり、意思を強く持てない分、自信がなくなってしまうのです。

これが『無価値感』となって、自分の存在が良いものに思えなくなったり、自分には何もできないのではないか?という不安感を常に感じるようにもなります。

そんな自分を認めてもらうには、過剰に頑張って、人の2倍も3倍も頑張って、犠牲的な行動パターンが作られていくのです。





さて、この『いい子』のパターンを変えていこうとすると、つい「もう『いい子』はごめんだ!やめてやる!」と思いがちですが、これがなかなか上手くはいかないんですよね。

なぜなら、『いい子』でい続けてしんどかった分だけ、心の中は怒りや文句や不満などネガティブな感情でいっぱいです。

そんな心のまま『いい子』をやめると、これらのネガティブな感情の反動で、今度はあなたが周りを振り回したり、相手に我慢させたりする『悪い子』になってしまうんです。

「もう犠牲なんかごめんだ!これからは私のやりたいようにやらせてもらうんだ!」

時にはこうした思いを振りかざしてしまい、周りとの協調性を失って、独善的になったり反逆者のような態度になってしまうことも少なくありません。

結局は周りから聞こえてくるのは非難の声ばかりになって、『いい子』をやめてもまったく楽にならず幸せでもない状態になってしまうんです。



ここで一つ解いておきたい誤解があります。

それは『いい子』を手放したら、『悪い子』になるのではなく、じつは『普通の人』になるだけ、なんです。

いい子をしてしまう人は、100の優しさで十分なところを200、300の優しさを出さないといけないと思い込んでいるんです。

そしてプラス分の100、200が負担になり、ストレスになり、苦しくなってしまうんですね。

200の優しい人がプラス分の100を手放したら、100の優しい人になるだけなのです。



両親を喜ばせたかった、笑顔を見たかった。その為には「相手の求めることをすべて受け入れなくてはならない」「相手の期待に応えるには嫌なことでもやらなくてはならない」

あなたはそのやり方しか、大切な人への愛し方が分からなかっただけなのかもしれません

ただ、そのやり方には「周りの笑顔」はあっても、「あなたの笑顔」が入っていないのではないでしょうか?

今まではそれでもなんとか目的は達成できていたでしょうが、もう限界が来ているとしたら、今のあなたには「ここにいる全員が笑顔になれる」やり方が必要なのかもしれません。

大切な人を愛するやり方は一つでなくても良いはずですからね。

周りも、自分も、全員が笑顔になれる愛し方を手に入れる。それは今までと違っていいし、愛し方はいくつあってもいい。

そんな自由さを自分に許すこと。それがこの問題を越えていくための大切なヒントになりそうです。

次回も続きをお届けしますね。



参考記事です↓こちらもどうぞ

 





 

それでは皆さんが健康で、心穏やかに、いい時を過ごされますように。

心理カウンセラー
近藤あきとし

最後までお読みくださいましてありがとうございました。次回の登場は5月6日(です。お楽しみに! 来週は小川のり子カウンセラーが執筆いたします。

 

※【恋愛テクニック】バックナンバーで⇒まとめて記事を読めます

 

★【好評です】超自立タイプの男性との恋愛シリーズ

 

★【保存版】パートナーシップの3つのプロセスを徹底解説!!
 

読者さまからステキな感想をいただきました。  
http://blog.livedoor.jp/cs_akitoshi/archives/65897069.html

 

心理カウンセラー◆近藤あきとし

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