恋愛テクニック-プロフィール-原裕輝

こんにちは。笑
カウンセリングサービスの原裕輝です。
いつもありがとうございます。
 

当社の平準司と隔週交代で日曜日に恋愛心理学を執筆しています。

 

今回のお話は、

罪悪感があると人は攻撃性を持ってしまうことがあります。
逆に考えると、その罪悪感が緩まれば攻撃性も緩まるわけです。
その性質を利用して、あなたが嫌な気分でいる時間を時短してみましょう!というお話です。
お楽しみに〜ニコニコ

 

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今日のテーマ腹を立てているのは罪悪感があるから?
〜嫌な気持ちを時短しよう〜

 

文:心理カウンセラー 原裕輝(はらひろき)

 

 

原の思い話

昔、私が心のことについて学び始めたころのことです。
セミナーの講師が、罪悪感に関しての話しをしていました。
「あなたが誰かが悪いと責めている時は、あなたが罪悪感を持っている時である」
と。

『本当にそうなのか?』
と、素直ではなく疑い深い私は講師からのレクチャーをストレートに聞けずに、疑うような気持ちでそう思いました。

そう思った当時の私はそのセミナーの後、自分のことを観察することにしました。

セミナーで聞いた、あなたが誰かが悪いと責めている時は自分が罪悪感を持っている時というのは本当なのかを観察することにしたのです。

観察していくと・・・たしかにそういうことが多々ありました。

表面的には「あの人が悪いんだ」と相手のことを責めているので、自分が罪悪感を持っているとは気づきませんでしたが、心をじっくり観察していると心の奥底では「自分にも悪いところがあったなぁ」と罪悪感を感じていることに気づくケースが多々ありました。

気づくことができたので自分を許そうとしたり、罪悪感を手放そうと考えてみたり、罪悪感を緩めることにチャレンジしました。

 

すると、相手のことを責める気持ちが緩まって行くという体験をしました。

セミナーの講師の言うことは本当だったんだなぁ〜と思った思い出があります。

 

 

罪悪感があると攻撃的な気持ちがうまれる

「あなたが誰かが悪いと責めている時は、あなたが罪悪感を持っている時である」
全てがこれにあてはまるわけではありませんが、人は心のどこかに罪悪感がある時に誰かを責める攻撃心がうまれることがあるようです。

+++

この考え方の利点は、
自分の罪悪感が相手を責めたくなる嫌な気持ちの原因の一端であれば、(自分の罪悪感が原因の一端なので)自分しだいで相手を責めたくなる感情を無くし、自分の気持ちを楽な気持ちに変えていけるところです。

仮に、あなたが彼との関係で嫌な気分になっていたとします。
しかも100%相手のせいで嫌な気分になっていると思っていたとします。
「こんなに嫌な気分になっているのは彼がせいだ、あの人のせいでムカムカする気分が止まらない」
という状態だとします。

相手のせいだという場合は、あなたの嫌な気分が変わるのに、相手が誤るとか、誠意をしめすとか、機嫌を変えるための何かをするなどが必要になってくることが多いでしょう。

しかし、

相手は誤りもしない、誠意をしめしもしない、あなたの機嫌を変えるための何かもしない時は、時が経つと共に嫌な感情が落着いてくる“時間薬”にまかせるしかなくなっちゃいます。

この場合は、あなたの嫌な気持ちがやわらぐか、やわらがないかは、相手の出方しだいという要素が多いわけですね。

しかし、自分の罪悪感が嫌な気分になっている原因の一端になっている場合は(100%自分の罪悪感が原因でなくとも)、自分で自分の罪悪感を緩められれば、相手の出方は関係なしに、嫌な気持ちを緩めることができるところが利点なわけです。

 

 

罪悪感を発見したら緩めよう

 
・自分にも非があるという罪悪感
・傷つけてしまった罪悪感
・期待に応えられていない罪悪感 
・寂しくさせてしまっている罪悪感
・悲しくさせてしまった罪悪感
・うまく愛せない罪悪感
・貰ってばかりの罪悪感
・役にたっていない罪悪感
・助けられなかった罪悪感
・するべきことをしていない罪悪感
・めぐまれている罪悪感

私達は色んな形で罪悪感を持ってしまうことがあります。

そして、その罪悪感を防衛するのに相手を責める気持ちが発生してしまうことがあります。

+++
「あなたが誰かが悪いと責めている時は、あなたが罪悪感を持っている時である」
これは誰かを責める気持ちになっている時の全てのシーンに当てはまるわけではないと思います。
そうじゃない場合もあります。

しかし、そう考えてみて、もし自分にも罪悪感があったから相手を責める気持ちが強くなっていたとことを発見した場合は、ご自身を許そうと思ったり、罪悪感を手放そうと思ってみてはいがでしょうか?

+++
例えば、
彼と電話をしている際に彼から最近デートに誘われた。
しかし、その日は仕事がはいっている。
「ごめん、その日は仕事なんだ」との返事をする。

「じゃあ、〇月〇日の日曜日は」
「ごめん、その日も仕事なんだ」
「え〜、その日も仕事、残念」
「え〜とか言わないでよ!、仕事だからしょうがないでしょう」

電話を切ってから彼に腹が立ったしょうがない。
彼の「え〜」という反応にイライラが止まらない。
『なにあの言い方、日曜も仕事って大変だねとかねぎらう言葉の一つも言えないの、ホント彼って子どもなんだから』
と彼の反応に腹がたってしょうがない。

しかし、
自分に罪悪感があるから相手を責める気持ちが湧いてきているんじゃないか?というふうに考えてみたところ・・・彼の期待に応えてあげれない罪悪感があったことに気づく。

「彼の期待に応えてあげれない罪悪感があったから、彼を責める気持ちがでてきてたんだなぁ。
 だから、彼に対して、ごめんね〜とさらっと終わらす反応じゃなくて、え〜とか言わないでよ!と過剰反応してたんだなぁ。
 私も休みの日に出たくて会社でるわけでは無いし、仕方がなく会社でなくちゃいけないわけだし、私が悪いわけじゃないから罪悪感なんてもたなくてもいいよね」

と罪悪感を手放したところ・・・
彼へのイライラも和らいで穏やかな気持ちになっていく。
+++

という具合に自分の罪悪感に気づき、自分を許したり、罪悪感を手放していったところ穏やかな気持ちになることがあります。

この考えの利点は、自分の罪悪感が嫌な気分になっている原因の一端の場合は、自分で自分の罪悪感を緩められれば、相手の出方は関係なしに、嫌な気持ちを緩めることができるところです。
(前述にも書きましたが、大事なポイントなのでここにも書いときますね)

あなたが少しでも嫌な気持ちでいる時間を短縮し、良い気分でいられる時間を増やす為に、この考え方が使えるシーンがあれば役立ててみてくださいね。
 

何かの参考や、ヒントになれれば幸いです。

今回も読んで下さいましてありがとうございました。

 

文:心理カウンセラー 原裕輝(はらひろき)

 

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