あなたを幸せに導かない信念や方程式は断捨離しよう〜心の断捨離〜

こんにちは。
カウンセリングサービスの原裕輝です。
いつもありがとうございます。

当社の平準司と隔週交代で日曜日に恋愛心理学を執筆しています。

心の中にあなたを幸せにしない方程式を持ってしまう場合があります。
もし、その方程式がある場合は断捨離しましょうね！というお話です。

お楽しみに〜

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今日のテーマあなたを幸せに導かない信念や方程式は断捨離しよう
〜心の断捨離〜

文：心理カウンセラー　原裕輝（はらひろき）

ある男性の信念と幸せにしない方程式

人は何らかしらの“信念”という思い込みを持つことがあります。
信念の性質は、その人にとってはその信念がまるで真実のように思いこむ性質があります。

信念はあっていいものです。
しかし、その信念や、信念が絡む幸せの方程式があなたを幸せに導かないものであれば、積極的に手放そうと思っていったほうがいいかもしれません！

++
ある男性は、女性が男性に求める価値は稼ぎで決まる！という信念を持っていました。

そしてその男性はこう思っていました。
「コロナ禍になってから稼ぎ悪くなってしまった。俺はそんなに稼げていない」

この男性が持っている信念と、男性が思っていること（この男性の状況）から、更なるある思い込みを作っていました。

女性が男性に求める価値は稼ぎで決まる

俺はそこまで稼ぎが良いとは言えない　

＝女性からすると俺は魅力的な男性ではないであろう

このような方程式ができあがっていたのです。

その為、この男性は女性の前では萎縮していました。

女性からすると魅力的な男ではないであろうという思い込みがあったので、女性には自分はきっと興味をもってもらえないだろうと新たなネガティブな思いが働き、女性の前では萎縮してしまったのでした。

しかも、気になる女性の前ほど、このネガティブな思いが働き、自分をうまく表現できなくなっていました。
結果、恋愛がうまくいきませんでした。

この男性が持っている信念＋この男性の状況という方程式から導かれるものは、自信のなさを産み出すものとなっていたのです。

この男性の信念（思い込み）のように、男性に求める価値は稼ぎで決まると思っている女性の方もいるかもしれません。（もちろん、その価値感はあっていいし、なんら悪くないと思います。その価値感を持っていてＯＫです）

しかし、世の中を見渡すと、稼ぎが良い人しかパートナーを持っていないのか？、結婚をしていないか？というと、そうとは限らないようです。
幸せなパートナーシップを持っている人はたくさんいます。

稼ぎも大事だけどそれ以外も大事という方もいます。
経済力がある女性には、経済力は私が持っているからそこは特別重要なポイントではない、それよりも優しさだったり相性だったりがより重要と言われる方もいます。

ある女性の信念と幸せにしない方程式

ある女性は女性の価値は外見で決まるという信念を持っていました。

そしてこの女性はこう思っていました。
「私は、そんなに可愛いほうではない」

女性の価値は外見　

私は、そんなに可愛いほうではない　

＝男性からすると価値が無い女であろう

この女性が持っている信念＋この女性の認識という方程式から導かれるものは、これも自信のなさを産み出すものとなっていました。

“男性からすると私は価値が無い女である”という前提で恋愛に挑む為、恋愛が上手く行きませんでした。

この女性の信念（思い込み）のように、女性に求める価値は外見が全てだという人もいるかもしれません。

（もちろん、その価値感はあっていいし、なんら悪くないと思います。こちらもその価値感を持っていてＯＫです）

しかし、世の中を見渡すと、美女と呼ばれる人しかパートナーを持っていないのか？、結婚をしていないか？というと、そうとは限らないようです。
幸せなパートナーシップを持っている人はたくさんいます。

外見も大事だけどそれ以外がより大事という方もいますし、外見が好みであればこしたことはないけどさして重要なポイントではないという方もいます。

幸せに導かない信念や方程式は断捨離しよう

信念というのは、本人的には真実のように思っているものです。

すると、自分が真実と思い込んでいるものを証明するような情報を集めがちだったり（例えば、男性の価値は稼ぎで決まるという信念を持っていると、稼ぎがないと魅力的じゃないという意見の記事をネットで探しまくったり）、それが真実というのを証明するようなことを言った人の言動や、記事ばかりを記憶に残してしまいがちだったりします。

しかし、あなたを幸せにしない信念や方程式であれば、積極的に手放すことに取り組むことをオススメしたいと思うのです。

言わば、心の断捨離です。

あなたを幸せにしない信念や方程式があった時は、
本当にそうなのか？、世の中そうじゃなくても幸せになっている人はいないか？と自分の信念を疑っていき、そうとは限らないと反証をあげて自分を説得していくことが手放すやり方になっていくでしょう。
　　↓
（例：前述のように、女性の価値は外見で決まるという信念を手放したいと思う場合は、世の中を見渡すと美女と呼ばれる人しかパートナーを持っていないのか？、結婚をしていないか？というと、そうとは限らないよなぁ。幸せなパートナーシップを持っている人は世の中にはいるよなぁ・・・など）

中には頑固な信念や、方程式があった時は、他人に意見を聞いて「そうじゃないケースもあるから、そう思わなくてもいいかもしれないよ」などの人からの意見をもらうなどをして人に手伝ってもらったほうが早く手放せるものもあるかもしれません。（時間の短縮という意味）

自分で自分の信念や方程式を疑って反証をあげて説得するやり方を取るにしろ、人に手伝ってもらうやり方を取るにしろ、スタートは、あなたを幸せに導かない信念や方程式は手放していこうという意識を持ってみることになります。

お部屋の掃除に例えると、まずはこの部屋を綺麗にしようと決めないと、自分で掃除をするやり方を取るか、業者に頼むやり方を取るのかを考える次の段階に進まないのと同じですね。

まずは、「幸せに導かない信念や方程式は断捨離していこう」と意識する（意志を持つ、そう決める）ことからスタートしてみてはいかがでしょうか？

まずは意識するだけ！
簡単です。
超〜簡単です。

本格的に心の断捨離をするのか、軽く断捨離をするのか、自力で断捨離するのか、人に手伝ってもらって断捨離を進めるのか、次の段階はどうするかはひとまず横において、まずは「幸せに導かない信念や方程式は断捨離していこう」と意識することを始めてみてはいかがでしょう？

何かの参考や、ヒントになれれば幸いです。

今回も読んで下さいましてありがとうございました。

文：心理カウンセラー　原裕輝（はらひろき）

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カウンセリング講座で「家族の役割」というテーマで、原がしたレクチャーの一部を、音声動画としてYouTubeにアップしました。
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