自分を許すことがパートナーにしてあげれること〜罪悪感のお話〜

こんにちは。
カウンセリングサービスの原裕輝です。
いつもありがとうございます。

当社の平準司と隔週交代で日曜日に恋愛心理学を執筆しています。

今日は罪悪感の話です。
あなたに罪悪感がある時はパートナーとの間の幸せが目減りしてしまいます。
逆に言うと、あなたが自分を許し罪悪感から解放されることで二人は幸せな時間をすごしやすいことがあるのですね。

お楽しみに〜

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今日のテーマ自分を許すことがパートナーにしてあげれること
〜罪悪感のお話〜

文：心理カウンセラー　原裕輝（はらひろき）

罪悪感はどんな感情？

罪悪感とは悪い自分は罰せられるという感情です。

罪悪感があると・・・
・自分で自分のことを責める
・他人から責められていると感じる傾向がある
・他人から責められる状況を引き寄せる
・喜び、幸せを制限する
・幸せを自分で破壊する
などなどの現象が起きる、もしくは心の動きが起こります。

そして、色々な形で精神エネルギーが削られ、幸せや喜びが制限されます。

あなたには、このような現象や、心の動きが起きたご経験はございませんか？

罪悪感物語

罪悪感に関するあるお話です。
ある女性が自分が目を離している隙に子どもが大きなケガをしてしまうことがありました。
ケガのあとが後々まで残るような大きなケガです。

そして、そのことで自分を責めました。
「私が目を離さなければ子どもがケガをしなかったのに」
と罪悪感を感じ、自分を責めました。

罪悪感は長く続きました。
その女性は子どものケガが治って後も罪悪感を感じます。

子どものケガのあとを見るたびに「私のせいだ・・・」と罪悪感を感じ、自分を責めるのです。

何年もご自身を責めました。

その人にある話をしました。
「ご自身を責めてしまう気持ちは私なりにわかる気がします。
　
　今回は、角度を変えて考えてみませんか？
　お子さんの立場から考えてみましょう。

　罪悪感でご自身を責めているお母さんのことは、お子さんにはどう見えているのでしょう？

　大好きなお母さんが自分のことを見るたびに表情が曇る（罪悪感で自分を責めているので）のは、お子さん的には、どんな感じがしているのでしょう？

　自分を見る度に大好きなお母さんの顏から笑顔が消えるというのは、お子さん的にはどんな感じがするのでしょうね？

　あなたがご自身を許し、罪悪感から解放されることで、お子さんに違うお顔を見せられるかもしれません。
もしかしたら、自分はお母さんにとって喜びの存在なんだと感じさせてあげることができるかもしれませんよ」

と。

+++

罪悪感があるとエゴ（あなたを責める内なる声）が悪い自分を簡単に許してはいけないと、あなたに語りかけることがあります。

しかし、あなたがご自身を許し、罪悪感から解放されることで、誰かに喜びを作ってあげることができるかもしれません。

パートナーシップで罪悪感を抱いた時は

人は誰しも完璧ではない為ミスをすることもあれば、頑張っても上手くできないこともあります。

もしかしたら、あなたもパートナーシップにおいて何らかのミスをすることが起きるかもしれません。
頑張ったけど上手くできない何かがあるかもしれません。

・パートナーを傷つけてしまった。
・パートナーの役にたてなかった。
・困っているパートナーに手を差し伸べてあげなかった。
・約束を守れなかった。
・上手く愛してあげれなかった。
・愛を受け取れなかった。
・八つ当たりをしてしまった。

などなど、
したくてするわけでは無いけど、余裕がない時にしてしまう、うっかりやってしまう等等、何らかのミスをしたり、頑張ったけど上手くできなかったことが起こることがあるかもしれません。

そんな時に、パートナーのことをできたら大切にしたいと想いが強い人ほど罪悪感を感じてしまうことがあります。
そして自分を責めてしまいます。

罪悪感から自分を責めてしまっている時は、あなたの顔から笑顔が減ってしまいます。
（人によったら罪悪感があるとパートナーから距離を取りたくなったり、パートナーに攻撃的になる現象になることもあるんですよね・・・）

前述のように、あなたがご自身を許し、罪悪感から解放されることでパートナーに喜びの時間を作ってあげることができるかもしれません。

（あなたが笑顔でいる時のほうがパートナーは嬉しいですよね？）

それは、もしかすると自分を責めることよりも大切なことかもしれません。

もし何らかのミスがあったり、頑張っても上手くできないことがあった時はご自身を許してあげてくださいね。

何かの参考や、ヒントになれれば幸いです。

今回も読んで下さいましてありがとうございました。

文：心理カウンセラー　原裕輝（はらひろき）

■原の話をYouTubeで聞いてみてくださいね
カウンセリング講座で「家族の役割」というテーマで、原がしたレクチャーの一部を、音声動画としてYouTubeにアップしました。
よろしければお聞きくださいね。