愛の"名キャッチャー”になってみよう

こんにちは。
カウンセリングサービスの原裕輝です。
いつもありがとうございます。

当社の平準司と隔週交代で日曜日に恋愛心理学を執筆しています。

パートナーの愛し方が、自分の愛して欲しい愛し方でなかった場合は、その愛に気づかないことがでてくることがあります。

そんな見落としてしまう愛を余すことなくキャッチしてみませんか？というお話です。

お楽しみに〜

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今日のテーマ

愛の"名キャッチャー”になってみよう

文：心理カウンセラー　原裕輝（はらひろき）

愛して欲しい愛し方以外のものがやってくる時

人それぞれ、愛して欲しい愛し方というのがあります。

世話をやいてくれるという愛し方をして欲しい人もいれば、
過度に世話をやくというより信頼して見守るという愛し方をして欲しい人もいれば、
自分のためなら夜中でも飛んで来てくれるという愛し方をして欲しい人もいます。

自分が愛して欲しい愛し方をパートナーがしてくれた時は嬉しいですね。

しかし、自分が愛して欲しい愛し方以外の愛がパートナーからやってきた時は、愛がきていることに気づかずに見落としてしまうことがあります。

+++

例えば、
ある女性の方の愛して欲しい愛し方が、"自分の為に時間をとってくれる努力をしてくれる”という愛し方をして欲しい方だったとします。

パートナーである彼は、

「彼女をゴージャスなディナーに連れて行ってあげたいし、ブランドものバックもプレゼントしてあげたいし、旅行も連れて行ってあげたい。彼女の為にがんばるぞー！！」
というタイプ。

豊かさの喜びを感じさてあげたいというのが彼の愛し方で、その為にバリバリ働こうとする。残業もするし、休日出勤も頑張る。

すると、、"自分の為に時間をとってくれる努力をしてくれる”愛し方をして欲しい彼女は、
「仕事ばかりで、私の時間を取ろうとは思ってくれないのかなぁ・・・」
と彼の愛し方に気づかず、もっと愛して欲しいなという気持ちになってしまう。

+++

といように、自分が愛して欲しい愛し方でない時に、パートナーの愛を見落としてしまうことがおこることがあります。

痛みがある時は特に見落としがちに

特に、さみしさ、悲しさなどの痛みを感じている時は、相手の愛し方に気づきにくくなることがあります。

例えば、
あなたの腕にアイスピックが刺さっているとします。
（そんな恐ろしいシチュエーションはなかなか無いでしょうけど）

そんな時は意識はどこにいきますか？

「痛い、痛い、痛い・・・」と感じている、アイスピックが刺さって部分ですよね。

どうしても痛いところに意識が向いてしまいます。

心も、さみしさ、悲しさ等の痛みがあると、意識は自分の心の痛みのほう向きがちになります。

すると自分の痛みのほうに意識が向いているので、相手なりに愛そうとしてくれているやり方のほうに意識が向きにくくなり、相手なりの愛に気づきにくくなることが起こりがちになります。

痛いからしょうがないんですけどね。

痛みがある時は気づきにくくなるものなので、さみしさ、悲しさなどの痛みがある時は、お友達、家族、信頼できる人などなど、誰かにさみしさや、悲しさの気持ちを話して受けてめてもらうことを意識的にするのをオススメ。
そうやって感情を外に流すことで心は回復しやすくなっていきます。

心の痛みがやわらいでいったほうが（心が回復していったほうが）、相手の愛に気づきやすくなりますから。

愛をキャッチしていくエクササイズ

パートナーが送ってくれている愛が、自分の愛して欲しい愛し方ではない時に、その愛に気づかないことが起こることがありますが、取りこぼしなくパートナーの愛を受け取れるとステキだと思いませんか？

取りこぼしなく、愛をより多く感じられたほうが幸せだと思うんです。

その為の心のエクササイズをご紹介しますね。

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■愛をキャッチしていくエクササイズ
●チャレンジ１
自分がキャッチしやすい愛以外の愛でもキャッチしていけるようになろうと意欲を持つ。
【解説】
そう意識していくと、取りこぼしなく相手の愛を見つけようと意識するので、パートナーと一緒にいる時に、今まで見落としていた相手の愛し方を見つけられる確率が高まるでしょう。

●チャレンジ２
"自分にとっては嬉しいとは感じてないものだけど、相手なりに愛してくれようとしたことは何だろう？”と考えてリストアップしてみる。
【解説】
相手なりの愛ってなんだろうと考えてみると、嬉しかったこと、愛を感じたことなど、すでにキャッチできている愛を思い出しやすいです。
キャッチできていない愛を見つける為に、あえて"自分にとっては嬉しいとは感じてないものだけど・・・”という言葉をつけて考えてみましょう。

●チャレンジ３
チャレンジ１とチャレンジ２で見つけられたパートナーからの愛に感謝する。
【解説】
相手なりの愛を見つけられたことで、愛を感じ心から感謝できることもあるでしょう。

しかし、「相手なりの愛だけど私の欲しい愛し方じゃないんだよな・・・」と心が動かないこともあるでしょう。
そういう時は、心からの感謝ではなくてもいいので、感謝することにチャレンジしてみましょう。

まずは形からでいいです！

形から入っていって継続して感謝を続けていくと、じょじょに心から感謝できるようになり、愛を感じられるようになることがありますから。

+++

のびしろを埋めれたと捉えてみましょう

先ほどのエクササイズにチャレンジしてみて、今まで気づいていなかったパートナーの愛し方を見つけたら・・・

「今までパートナーが愛してくれてたことを全然気づいてなかったなぁ。私ってダメだなぁ」

なんて、自分へのダメだしは全く行わなくて良いです。

自分の愛して欲しい愛し方でないことは気づかないことがでてくることがあるものです。
ですので、ダメだしなんかは行わなくていいんです。

自分にダメだしするところか、パートナーの愛し方を全てキャッチできる自分に成長していく為の、のびしろを埋めれたという捉え方をしてもいいんじゃないかと思います。

今まで気づいていなかったパートナーがしてくれていた愛し方を見つけられたということは、あなたは今後、今回見つけた形の愛し方を、次回パートナーがしてくれた時は、見落としすることなく愛をキャッチできる可能性が高まっています。
この次点で、あなたは成長しているわけです。

しかし、次回も、また見落としてしまった・・・。
もしかしたら、そんな時もあるかもしれません。

そんな時もダメだしなんかはしなくていいです。

「次は見落とさず気づこう」
そう思うだけ！
それだけでいいです。

そう思うことで、また前よりキャッチ率が高まるでしょうから。

今まで気づいていなかった愛をより多くキャッチしていけるといいですね。

何かの参考や、ヒントになれれば幸いです。

今回も読んで下さいましてありがとうございました。

文：心理カウンセラー　原裕輝（はらひろき）

原裕輝（はらひろき）は他にもこんな記事を書いています
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