上手く愛せていなくとも自分を褒めていいことかもしれませんよ？

こんにちは。
カウンセリングサービスの原裕輝です。
いつもありがとうございます。

当社の平準司と隔週交代で日曜日に恋愛心理学を執筆しています。

読書の秋、食欲の秋、睡眠の秋と色々言われますが、皆さまにとっては、何の秋になるのでしょうか？

皆さんにとって、ステキな秋を過ごせるといいですね。

さてさて、今日は、パートナーを上手く愛せてあげれていないなぁと思うことでヘコんでしまう方、自分を責めてしまう方向けに、それは、もしかしたら自分を悪く思わったり、責めたりしなくてもいいことかも知れませんよ？というお話です。

お楽しみに〜。

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今日のテーマ

上手く愛せていなくとも自分を褒めていいことかもしれませんよ？

文：心理カウンセラー　原裕輝（はらひろき）

上手く愛せず自分を責めてしまうことはありませんか？

上手くパートナーを愛せなくて、へこんでしまうことや、自分を責めてしまうことはありませんか？

例えば・・・

・パートナーの考えを聞いていると心配な気持ちがわいてきて「失敗しないように〇〇しといたほうがいいんじゃないの」と色々と口出ししてしまいパートナーから干渉しすぎと言われた。
パートナーのことを見守ってあげることがいつも上手くできてないなぁとヘこんでしまった。

・パートナーのやり方を尊重できずに、自分のやり方を押し付けてしまう。
相手のやり方を尊重してあげれていないなぁと自己嫌悪。

・パートナーのダメなところが目についてしまい「ここができてない」「ここを直してほしい」と文句、小言が多くなってしまう。
パートナーの良いところを見て、伝えてあげれていない自分のことを「私って嫌な奴だなぁ」と責めてしまう。

・パートナーが「会社でつらいことがあったんだ」のように弱音を吐いた時などに、その気持ちに上手く寄り添えず「期待されてるって証拠だから頑張りなよ」とお尻を叩くようなことを言ってしまう。
後で、やさしくなかったなぁと気づいて自分を責めてしまうことが多い。

などなどのように、
もっと上手に愛してあげたいのに、上手くできないなぁと思ってしまうようなことです。

上手く愛せていない自分のことを良く思えなかったり、情けなく思ってしまったり、ヘコんでしまったり、自分を責めてしまうことはありませんか？

ちょっと待ってください。

もしかしたら、それは、自分を悪く思ったり、責めたりしなくてもいいことなのかもしれません。

与えられてきた物を与える

人は基本、与えられてきた物を人に与えると言われます。
逆を言うと、与えられていないものは、与えにくいのです。

例えば、
子どもの頃、家族の中であまりより添ってもらう経験があまりできなかった人がいたとします。

学校での成績が悪かったりした時に、

「頑張ったのに残念だったね」と、家族からより添う言葉をかけてもらうというのではなく「落ち込んでいる暇があったら次に向けて頑張りなさいよ」とお尻を叩くような言葉が飛んでくる。

友達と仲たがいして落ち込んでいる時に、
「友達と仲たがいになってつらいよね」ではなく、「あんたにも悪いところがあったでしょう。仕方がないじゃない」という言葉が飛んでくる。

などなどのように、
より添ってもらえるという体験をあまり与えられなかったりすると、パートナーが落ち込んでいたときに、より添うという発想がでてきにくくなってしまうんです。

そして、先ほどの例のように、
パートナーが「会社でつらいことがあったんだ」のように弱音を吐いた時に、その気持ちに上手く寄り添えず「期待されてるって証拠だから頑張りなよ」と、自分がお知りを叩かれてきたというものを与えられてきたように、パートナーのお尻を叩くようなことを言ってしまったりするんです。

与えられていないものは、与えにくいのです。

ですので、
あなたがパートナーに上手く愛してあげれていないものは（与えられないものは）、もしかしたら、あなたが人生であまり与えてもらえていないものなのかもしれません。

もしそうであれば、それは上手く与えれなくて当然なのかもしれません。
仕方がないことです。

だから、自分を悪く思ったり、責めたりする必要はないんです。

もし、できたらすごいことなんです

それよりも、
自分が与えてもらえてこなかったのに、与えたいと思えている自分を褒めて欲しいんです。

例えば、
ご自身がより添ってもらう体験を人生であまりできてなかったことから、パートナーのお尻を叩くことばかり言ってしまう人がいたとします。

その人は「またパートナーに厳しいこと言っちゃったな。もっと寄り添ってあげれば良かったのになぁ」と自分を責めてしまっていたとします。

ということは、この人は、パートナーに寄り添ってあげたい人だと思いませんか？

寄り添ってあげることをしたいのに、できてないから自分を責めているわけです。
この人が、寄り添うことなんてしなくいいと思ってたら、寄り添えていない状況の自分を責めたりはしません。

人は自分がしたいと思っていることと、やっていることが違う時に自分を悪く思ったり、自分を責めたりしちゃうんです。

ということは、
この人は自分が寄り添ってもらう体験をあまり貰えてないのにもかかわらず、パートナーにはそれをあげたいと思っている人という言い方ができます。

それができているか、できていないではなく、貰えてないものをあげたいと思えることがすばらしいと私は思うのです。

もし、あなたにも、人生であまり貰えてないものをパートナーにあげたいと思っていることがあったとしたら、できているか、できていないかは横に置いて、ご自身を褒めてあげて欲しいと私は思うのです。

人は自分がしたいと思っていることと、やっていることが違う時に自分を悪く思ったり、自分を責めたりしちゃうんです先ほど書きましたが、あながパートナーを上手く愛せていないなとヘコんだり、自分を責めたりすることがありましたら、あなたは、あげたい気持ちを持たれている人かもしれませんね。

そして、あなたが与えてもらう体験を人生であまりできなかったものを、もしパートナーに与えることができたら、かなり凄いことです！

例えば、先ほどの例を使うと、人生で寄り添ってもらう体験があまり貰えてないのにもかかわらず、パートナーに寄り添ってあげることができたなどです。

これは、めちゃめちゃ凄いことです。
できた自分のことを誇っていいことだと思います。

あなたがあまり与えて貰えてなかったことを、もしパートナーに与えることができたたとしたら、それは凄いことであって、今現在与えられてない自分を悪く思わなくていいこと思ってみてくださいね。

そして、
上手くパートナーを愛せなくて、ヘコんでしまうことや、自分を責めてしまうくらい、与えたい気持ちを持っている人は、いずれ与えていけるように進化していくのだと思います。

何かの参考や、ヒントになれれば幸いです。

今回も読んで下さいましてありがとうございました。

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