浅野

カウンセリングサービス心理カウンセラー浅野寿和です。

 

いつもありがとうございます。

さて、今日もいつもながらニッチな話ですが、よろしければご覧くださいね。

 

 

 

○彼ができたばかりなのにもう別れたい気分?

例えばこんなケース。(架空のケースとしてご覧ください。)

 

ある女性(Aさん)は、とても魅力的なCくんとおつきあいすることになりました。

 

AさんはCくんのことを前々から慕っていて(狙っていて(^^;)Cくんとお付き合いするまでかなり強くアピールを続けていたのです。

 

だからこそ、AさんにとってCくんとお付き合いできるようになったことはとても嬉しいことでした。

 

が、付き合って1ヶ月もしないうちにどんどん気持ちが冷めてきたのです。

 

特段、Cくんの嫌な部分を見たわけでもなく。

Cくんと喧嘩したわけでもなく。

Cくん以上に素敵な彼が現れたわけでもないのだけど、既に「もう別れたい」と思うようになったそう。

 

ただ、流石に自分でも「この気持ちの冷め方は変だ」と思ったAさんは、自分の気持の変化に疑問を持つようになりました。

 

どうしてすぐ別れたくなっちゃうんだろう、と。

 

そういえば以前の恋愛も今回と同じようにすぐ別れたくなることがあったなぁ、と。

 

 

○あれだけ望んでいた恋愛。なのに持ちが冷めるとしたら・・・

さて、基本的に恋愛の中で感じるあのドキドキは、恐れだと言われているんですよね。

 

だから、あれだけ好きだった彼と恋愛関係になった途端に気持ちが冷めるとしたら、ドキドキ、いわば恐れを感じなくなってつまらなくなっちゃった、なんてケースもあるのかもしれません。

 

いわゆる刺激がなくなった、みたいな話ですよね。

 

もう少し違った視点で見ると、恋愛観の影響も見逃せませんよね。

 

当たり前なんですけど、やはり人それぞれ恋愛観って異なりますからね。付き合ってみたら相手と価値観があわなかったとか、どちらかがあまり相手に深入りされることが苦手で、距離が近づいた途端「無理かも」なんて感じる場合もあるんでしょうね。

 

ただ、以前から付き合い始めると気持ちが冷めがちで、このような状態が繰り返されているとしたら、もう少し別の見方をしてもいいのかもしれません。

 

例えば、無価値感(私には素晴らしい価値も魅力もないんじゃないか)の影響。

 

「今の彼は私のことを受け入れてくれていますが、付き合っていくうちに私の嫌な面を知られて嫌われてしまうと思うんです。」

 

こんな思いを隠し持っているとしたら、おそらくどれだけ好きな人と付き合ったとしても、好きでいることがリスクになっちゃうと思うんですよね。

 

相手のことが好きであればあるほど、いつか嫌われるんじゃ?という不安をいだきやすいですからね。

 

だから、相手のこと、好きにならないように無意識的に自分をコントロールする人もいるぐらいですしね。

 

ちなみにこのような場合、「いつか私の嫌な面を知られて嫌われてしまうと思う」とおっしゃる方は、まだ自分の気持ちを受け止めている方だとも言えますよ。

 

いいかどうかは別にして、たまに「え?彼ですか?期待はずれですね」「もう飽きたというか。相手といても楽しくないんで」なんて風に、気持ちが冷めていく理由を自分以外のなにかに求めてばかりの人もいますしね。

 

おそらく後者の場合は、自分の感情のあり方を受け止めてはいないので、気持ちが覚める本当の理由になかなか気づけない場合もあるのかもしれません。

 

 

○好きな人なのに気持ちが冷めるなら、恋愛観の相違か、関わることへの恐れか

そう考えますと、付き合う前はあれだけ気持ちが盛り上がった彼なのに、長く続けられないって思うならば。

 

相手との恋愛観の相違か。

 

もしくは自分自身が抱えている「関わることへの恐れ」、すなわち「コミットメントへの恐れ」の影響か。

 

そのあたりに理由があることも少なくないのかな、と僕は思います。

 

もし「関わることへの恐れ」によってすぐ別れたくなっているならば、僕からこんなご提案をすることがありますね。

 

それはすぐに自信をつけるとか、自己肯定感を高めるという話ではなくて

 

「本当に彼が真実の人だと思うなら、彼のことが好きな気持ちだけじゃなく、自信がないことや自分で自分を良いと思えないことも告白されてみてはどうでしょう」

 

なんてお話をさせていただくこともありますよ。

 

もちろんその彼がどんな人なのかといった情報を頂いた上で、ですけども。
(何でも突っぱねてくる否認系男子の場合はオススメしないこともあります。)

 

いわば「関わることへの恐れをなかったことにしないようにすることも大切」といいますかね。

 

もちろんこの恐れを自分で処理できればいいんでしょうが、今、目の前に彼がいるなら時間を書けていられない場合もありますしね。

 

 

つまり、実は関わることが恐いと勇気をもって伝えるコトとも信頼だってことなんですよね。

 

そこで彼の気持ち(優しさなど)をちゃんと受け取る子ともまた大事なことなんですよ。

 

そうやって相手を信じて、実際にちゃんと関われるという経験を積むことが、すぐ別れたくなるパターンから抜け出すきっかけになることも少なくないんですよね。

 

 

今回は以上です、最後までご覧いただきましてありがとうございました。

 

 

\この記事を書いた人/


心理カウンセラー 浅野寿和(あさのひさお)

カウンセリングサービス所属・「名古屋・東京・大阪・福岡地区(&オンライン)担当」

 

「恋愛」「結婚」「夫婦」「子育て・家族」「自分自身(性格・生き方)」などを、あらゆる心理面からバランス良く分析し解決に導く「ちょっとだけ予約が取りにくい」人気カウンセラー。明快な分析と的確なヒーリングセッションが評判で、20代〜40代のみなさんにリピーターが多い。

そも屈託のない人柄・語り口から「話すと元気になる・安心できる」と好評をいただく。

年間400件以上の面談カウンセリングを行う実践派かつ現場主義。

 

口癖は「しゃーないですよね」「どんなことにも事情があるよね」。

 

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