中村陽子カウンセラー吉村ひろえカウンセラーと3人で金曜日に執筆しております、「大人の恋愛術」。今週は私、沼田みえ子の担当です。

 

いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。

 

週末が来るたび、気分が落ち込む。

特にお天気がいい週末は本当に最悪。

 

彼がいたら、きっと楽しくデートできるのに。

 

ドライブに出かけて、「最高の景色だねー!」なんて笑いながら楽しい時間を過ごせるのに。

 

現実の私は自分の部屋の掃除をして、お昼は家でテレビ見ながら一人でランチ。すっごく寂しい。もう一人は嫌。誰か私の寂しい気持ちを包みこんで欲しい。

 

誰か私に優しくして。もう寂しくて寂しくてたまらないよ。

 

寂しさの正体とは?

 

長男を産んだのは、もう25年も前のことなのですが、今でも鮮明に覚えている場面があります。
 

出産後、看護師さんが長男の気道に残っている羊水を取り除いた後、まだ胎脂が体に残っている状態で一度私の胸に長男を抱っこさせてくれました。

 

生まれた直後、長男は「ほぎゃほぎゃ」と泣いていたのですが、私に抱っこされていた20秒ほどは静かになったのです。

 

「さぁ、沐浴して胎脂をきれいにしましょうね〜」と看護師さんが再び長男を抱き上げた途端、「ほぎゃ〜」と泣き始め、その場の先生や看護師さんたちから笑いが起こりました。

 

「ママのことは、ちゃんとわかっているのね〜」っと。

 

赤ちゃんとお母さんとの絆は、本当に深いものなのだなぁ、、とその時にとても実感しました。

 

10ヶ月の間、ずっと温かいお母さんのお腹の中で過ごしていた状態から、この世に出てきた瞬間、人は寂しさを感じ始めると言います。

 

だからこそ赤ちゃんはお母さんを求め、お母さんの愛情を求め、自分を安心させようとします。

 

そして子供は成長とともに、お母さんの元から少しづつ社会に向かって歩き出します。

 

最初は公園のお砂場。

 

お砂場には他にも同じような歳の子供たちが何人もいます。

 

「この子たちは自分を攻撃してこないかな?」

「安心の場所なのかな?」

 

そんな恐れがあるので、大抵お母さんの手を引きながらそのお砂場に足を踏み入れる子供は多いものです。

 

そこがとりあえず安心の場だとわかると、子供は砂遊びに夢中になります。

 

お母さんはそっとその場を離れて、近くにベンチに座って子供の様子を見ています。

 

はっと我に返った子供はお母さんを探します。

 

でもそこでお母さんが「ここにいてちゃんと見守っているよ〜。安心してね〜」と笑顔で手を振ると、子供はまた安心して砂遊びに没頭します。

 

お母さんの愛を感じていると、子供は安心できるのですね。

 

こうして子供はどんどん成長するに従って、お母さんから離れていき、友達や自分の趣味、仕事などでワクワク感を感じて、自分で自分の人生を作っていくことができるようになります。

 

これを心理学では「自己充足」と言います。

 

このような人は、パートナーができてもパートナーに依存しすぎることはありません。

 

自分で自分を支えることができるので、「この人をどうやって愛してあげようか?」「一緒に楽しむために何をしようか?」という発想になります。

 

でも、残念ながら必ずしも私たちはお母さんの愛を100%感じられた、という気持ちを持てる訳ではありません。

 

それはお母さんは神様じゃないので、完璧ではないからです。

 

すると、時には「私はお母さんに十分に愛されていない!」「もっともっと愛されたかった!」という満たされない思いを感じてしまうことがあります。

 

これが私たちの寂しさの源になる場合が少なくありません。

 

寂しさを解決するには?

 

いつも寂しさを感じてしまう人は、誰かと一緒にいてもやはり寂しさを感じてしまうことがとても多いもの。

 

だからパートナーができても、デートが終わればまた寂しくなり、

 

「会いたい!今すぐ会いにきて!」

「声が聞きたい!毎日電話して!」

「LINEの返事が遅い!私のこと好きじゃないの!?」

 

と寂しさを常に感じやすいので、パートナーシップがうまくいかなくなることが増えてしまいます。

 

大事なのは、寂しさは「パートナーに埋めてもらう」のではなく、「自分で埋められるもの」にすることが大切。

 

パートナーに埋めてもらおうとすると、どうしても依存してしまうからです。パートナーがいなければ、自分では寂しさをどうにもできなくなるから。

 

依存は癒着する関係性を作るので、どうしても相手を自分のもとに置こうとコントロールしたくなります。

 

「会いたい!今すぐ会いにきて!」

「毎日電話して!」

 

が、つまりはコントロール。
 

人はコントロールされるのは、自由を奪われる感覚になるので、コントロールされる人から距離を取ろうとします。

 

だからパートナーシップがうまくいかなくなっちゃうのです。

 

あぁ、、なんて悲しいスパイラルなのでしょう。

 

寂しい気持ちが、また寂しい現実を作っているなんて!!

 

だから、、まずは自己充足できる心を作ることが大切になってくるのです。

 

でもどうやってその心を作れるのでしょうか?

 

自分のことを自分で認められる大切さ

 

私たちが子供の頃、なぜお母さんに愛されたいか?といえば、私個人の考えですが、「自分の存在を肯定して欲しい」からなんじゃないかと思うのです。

 

お母さんは自分を産んでくれた存在。

私たちを作ってくれた人。

 

その人から「あなたの存在は尊いものなんですよ」「生まれてきてくれてお母さんは嬉しいよ」と承認されたい、お母さんの光の存在でありたい、と願っている気持ちを満たして欲しい。

 

この気持ちが満たされると、成長プロセスとして子供はお母さんから離れて社会へとステージを変えていけるようになります。

 

自分で自分にOKが出せるようになるからです。

 

そうすると、誰かに寂しさを埋めてもらおうとするのではなく、自分で寂しさを解決できるようになってくるのですね。

 

こうなると、パートナーができてもパートナーの愛を奪うことなく、「どう愛してあげようか?」と愛を与える目線でいられるので、真実のパートナーとしてお互いを認め合える関係性が作れるのです。

 

あなたは本来、めちゃめちゃ才能を抱えているものなのです

 

素敵な魅力がいっぱいなのです。

 

そこに気がつけると、きっと「自分はこのまんまでOKな存在なんだ」と思えるようになりますよ。

 

寂しさを満たせるのは、あなたのパートナーではなく、あなた自身ですからね。ここが腑に落とせると、パートナーシップは本当にうまくいくようになります。

 

もしもあなたがなかなか「自分は素晴らしい存在」と思えないとしたら。

 

是非、私にあなたのお話を伺わせてください。

あなたが今思っていること、感じていることを聞かせていただけませんか?

 

そうしてあなたの才能や魅力を沢山伝えさせてくださいね。

 

あなたの中に、自信が育ちますように。そして、幸せなパートナーシップが育ちますように。

 

今でこそパートナーシップうまくいっていますが、こんな軌跡があります。

 

 

 

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