こんばんは
カウンセラーの平です。
日曜日の恋愛心理学を原カウンセラーと隔週で担当しています。
明けましておめでとうございます。
カウンセラーの平です。
本年もカウンセリングサービスのブログ『恋愛テクニック』をよろしくお願いいたします。
今年も幸せなパートナーシップを育むためのお手伝いができるよう、執筆者一同、がんばってまいります。
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今回は“自信のない彼”とはどうつきあっていけばよいかをテーマにお話していきたいと思います。
「私の彼はほんとうに自信がないというか、自分がないというか‥‥。自分ではなにも決められない人で、このままでは愛想が尽きてしまいそう‥‥」
女性のみなさんからしばしばこんなお悩みをうかがいます。
で、「この彼を励まし、自信をつけさせる方法はないですか？」と聞かれるわけです。
まず、自信のない男性に多いのが、何度も失敗体験をしてきたという人です。
受験に失敗した、就職活動が難航したなど、うまくいかなかった経験が多いがゆえにすっかり自信を失っているのですね。
で、「なにをやったって、どうせうまくいかない。だからもう、僕はなにもしないし、なにも選ばない。だって、うまくいきっこないんだもん」と、すねたり、引きこもったりしているのがこのタイプです。
こういうタイプの人は、成功体験を積み重ねることが自信の回復につながります。
成功体験は小さいものでかまいません。たとえば、デートのときにカフェに入ったら、彼にこんなふうに聞いてみましょう。
「パフェかケーキか迷っちゃう。あなたはどちらがいいと思う？」
もちろん、自信のない彼はこんなことも選ぼうとはせず、「好きにしたら」などと返してきます。
それでもなんとか彼に選んでもらい、そして、あなたは注文したものが運ばれてきたら感動し、「あなたが決めただけあって、これ、正解よ！」などと言ってあげてください。それが彼の小さな成功体験になるのです。
なかには、あえて間違った選択をする天の邪鬼な彼もいるものです。が、そんなときは、「なによ、それ？！」と責めずに、「なかなかおもしろい選択ね」と面白がってあげましょう。彼の選択を失敗にしないことが大切なのです。
また、これとはまた異なるタイプの“自信のない彼”もよくいます。
彼らはよい大学を出て、優良企業に勤めていたりします。が、そのほとんどがパパとママの敷いたレールに乗ってきたものなんですね。
客観的には人生に成功しているように見えますが、本人的には成功体験としての実感がないことが特徴です。
彼らは子どものころから、自分の好きなオモチャを選ぼうとしても、「ママはそっちより、こっちのほうがいいと思うよ」などと親の意見を押しつけられてきました。
あるいは、「お肉よりもお野菜のほうが体にいいから、こっちにしておきましょうね」などと言われ、そのたびに、「パパとママがよろこぶのなら‥‥」と、やさしい彼は親の意見に同調して生きてきたのです。
彼らは選ぶということについて、ものすごく臆病になっています。自分の選択をいつもいちばん好きな人に否定され、自分の選択よりもよい選択があるということを見せつけられてきたからです。
そんな彼らなので、恋愛や結婚の相手についても、パパやママがよろこぶ人を選んだりすることがよくあります。
そして、自分で選ぶという事に関しては、「めんどくさい」または「自分の仕事ではない」と思っていることが多いようです。
このタイプの場合も、前述のタイプと同様に、彼に選んでもらうということをし、その選択をほめるということを積み重ねていく必要があります。
前述のタイプは見るからに成功体験がなく、ひねくれてしまっていますが、こちらのタイプは、一見、成功しているように見えながら、じつは自分に自信がないという違いがあります。
ですから、後者のタイプはたまに偉そうにふるまうこともあります。
前者が自分を隠そうしないのに対し、こちらのタイプは自分のいちばんの弱みを隠そうとするので、うまく隠せないときは、ガンコになったり、かわいげがなくなったりするのです。いつもだれかに人生を決めてもらってきたことのツケが出るということですね。
このタイプの彼のパートナーの女性の中には、彼の母親になり、彼の人生をぜんぶ決めてあげて成功するというタイプもあります。
しかし、このタイプは往々にして、実の母親には言えなかった不平不満を彼女にぶつけ、心のバランスをとろうとしがちです。つまり、彼の母親役になるという選択肢はあまりうまくいかないようです。
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新年は 1/5日 21時～
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