恋愛テクニック-プロフィール-原裕輝
 

こんにちは。笑
カウンセリングサービスの原裕輝です。
いつもありがとうございます。
 

当社の平準司と隔週交代で日曜日に恋愛心理学を執筆しています。

 

早いもので、もう年末!
 
今回が、このアメブロ“恋愛テクニック”での、私の出番としては今年最後の記事となります。
このブログを読んでくださった皆さま、今年もどうもありがとうございました。
 
少しばかり早いご挨拶になりますが、良いお年をお迎えくださいね。
おやすみ

それでは、本編の記事をお楽しみくださいませ〜。
  ↓
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今日のテーマ
話を聞いて欲しい女、解決を求められていると思う男

文:心理カウンセラー 原裕輝(はらひろき)

■アドバイスをして欲しいわけじゃない女性

コロナ禍になって、
感染症対策のために他人とご飯にいく、お茶をするなどの機会が 減った方もたくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか?


嫌なことがあると、ストレスや負の感情が溜まってくるものですね。


そんな時は、自分が感じてることを誰かに話すということが、溜まっているものを解消するのにとても役立ちます。


しかし、コロナ禍になって、
仕事帰りに友人や、同僚などに、カフェでお茶をしながら話を聞いてもらう機会などが減った方もいらしゃるんじゃないかなぁと思います。
(感染症対策のために他人とご飯にいく、お茶をするなどの機会が 減ったり、テレワークで人と会う機会が減ったりなどで)
コロナ禍は上記のような意味でも不便ですね〜。


ストレスのメンテナンスの為に気持ちを話すと言えば、
カウンセリングで女性のクライアントさんから、パートナーに話を聞いてもらう時のことが話題としてでることがあります。
 

モヤモヤしたことや、
嫌な気持ちになったことなど、
ストレスになることがあったので、
パートナーにその出来事を話したところ、
パートナーから、

“そういう時は、こうしたほうがいいよ”
“そういう時は、こう考えるといいよ”
“そういう時は、こうするべきだよ”
 

というアドバイスが!


そして、その彼のアドバイスに心がモヤモヤしてしまう(不快感)というお話をお聞きすることがあります。


これは、
話を聞いてもらいというニーズ(欲求)に対して、
パートナーが渡されるものが違うので、
ニーズが満たされない状態になり、
心に不快感の反応がおこっちゃうわけです。



これではストレスの解消どころか、このことがストレスになっちゃいますね。


中には、
話を聞いてもらうつもりが彼のこういう時はこするうべきだ的な持論を聞く時間になってしまう展開になるというお話をお聞きすることもあります。
そしてそれに対して「たしかに!」「そうだね!」と彼の持論を賞賛するまでその話が終わらないだとか。
 
 
この展開は、ますますストレスが余計に溜まってしまいますね・・・。
 
 
■解決を求められていると誤解している男

でも、なぜ、こんな展開になっちゃうのでしょう?


それは、
男性は、“問題に対して解決を求められている”と解釈しがちになるからなのです。



違う言い方をすれば、
まさか、ただ聞いてもらいたいだけという発想があまりでてこないわけです。


その為、男性的には彼女の求めているもの応じようとしてアドバイスをしているわけです。
(応じれてはないのですが・・・)


女性側の求めているニーズをつかめきれていないとも言えます。


■気持ちにより添おうとしてみる(男性側へのご提案)

男性の読者に知っておいてもらうと良いと思うこととしては、
(男性の方に説教しようとしているわけではありません。知っとくと役立つかもしれない豆知識的な意味あいで読んでいただけると幸いです)


気持ちに寄り添うことを意識するということをオススメしたいなぁと思います。


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仮に、
仕事が忙しくなり、
あなたは、クリスマスも、 お正月も仕事に出ることとなりました。
    

彼女とのクリスマスの約束も、 初詣の約束もキャンセルです。


そのことを 彼女に伝えたところ、彼女から
「えぇ!、約束してたのに・・・。どっちもダメなの!! クリスマスもお正月も会えないなんて寂しいよ」
と言われました。


あなたなら、どんな対応をしますか?
(男性への問いかけです)


男性は女性よりも罪悪感を感じがちな傾向があります。
そのため
「さみしい」
と言われると罪悪感から、
責められていると感じてしまう人もいるかもしれませんね。


また、
男性に多い、解決を求められているという解釈で、彼女からの言葉を聞いていると、
 ’この状況をなんとかしてほしい”と解釈してしまうかもしれません。
そして、上司からの命令に逆らえないという状況にあれば、
解決できないものに関して、 解決が求められているという感じがしてしまうという感じ方をする人もいるかもしれません。



・罪悪感を感じて、彼女から責められていると感じる
 +
・解決できないものに関して、 解決が求められていると感じる

というのが合わさると、
その感じるものを防衛するために怒りモードに変わる男性がいます。


そして、
「仕事だからしょうがないじゃないか!(怒)」
的なことを言っちゃうんです。


そんな時は、
それは責めているのではなく、
解決を求められているわけでもなく、
彼女は気持ちをわかって欲しいだけなのかもしれないという視点も持ってみるといいと思うんです。
(この場合は、会えなくて寂しいという気持ちをわかってほしい)


そして、
その気持ちに寄り添おうと思ってみるのです。

「そっか、さみしいんだね。分かるよ僕も会えなくてさみしいもの。仕事が落ち着いたら一緒に美味しいものでも食べにいこうね」

などなど、
気持ちに寄り沿おうとしてみるといいかもしれません。


よろしければお試しくださいね。
 

■どんな形で話を聞いて欲しいかを伝えてみる(女性側へのご提案)

女性の方が彼に何かを相談的なことや、
困ったことについて話をする際は、
解決するための方法論を求める時もあると思いますし、
感情的なものを解消するために、ただ話を聞いて欲しい時もあると思います。


それは、その時々によって違いますよね?


しかし、男性は解決するための方法の提示を求められていると解釈することが多いです。
それが、ほとんどという言葉を使っても大げさではないでしょう。


先ほども書いたように、
まさか、ただ聞いてもらいたいだけという発想があまりないわけです。


だから、
あらかじめ、
「今日は嫌なことがあって落ち込んでいるの。それについて解決策を考えて欲しいわけではなく、それについて、うんうん、って話を聞いてほしいの、そうしたら心が楽になれると思うの」
的に、
話をただ聞いてほしいことを前もって教えてあげてから話はじめるというのを試してみてもいいかもしれません。
教えてあげることで、聞いてくれるようになったというケースがありますから。

 
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・今日は嫌なことがあって落ち込んでいるの。
  ↓
・うんうんと聞いていてほしい。そういうスタンス今回は聞いて欲しい。
  ↓
・そうしたら心が楽になれると思う

という流れを教えてあげると、
解決策思考の男性は、それが解決になると思うので、より聞きくことが彼女の為になることがわかり、聞くことに意味を持ちやすくなるかもしれません。


■他人との関係を使っての裏技

先ほど、
予め、
「今日は嫌なことがあって落ち込んでいるの。それについて解決策を考えて欲しいわけではなく、それについて、うんうん、って話を聞いてほしいの、そうしたら心が楽になれると思うの」
的に話をただ聞いてほしいことを教えてあげるといいかしれませんと書きました。


その伝え方で、裏技的なこととして、
他人とのやりとりの例を使って、アドバイスが欲しいわけではなく、ただ話を聞いて欲しいということを伝えるというやり方をご紹介しまう。


例えば、
「今日は仕事でトラブルがあったことを、同僚に話したら、話を聞いて欲しいだけなのに、ごちゃごちゃアドバイスをされて余計に嫌な思いにになっちゃったの。そんなわけで今日は嫌なことがあったので、ただ話を聞いていてくれる形でつきあってくれない?」


的に、
他人との関係を使って、
間接的にアドバイスをされると嫌なことを伝えるのですね。


他人との例え話を使って彼に、
『間違ってもアドバイスなんてしてはいけませんよ。これからの話はただただ聞くことに専念するのですよ』
というメッセージを送るわけですね。
 
これもよかったらお試しあれ。
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パートナーに話をして聞いてもらった満足感を得れたり、
聞いてあげたほうも、満足した彼女の顔が見れたりと、
お互いが気分が良くなれる時間が増えるといいいですね。


何かのヒントや参考になれれば幸いです。

今回も読んでいただいてありがとうございました。照れキラキラ

 

文:心理カウンセラー 原裕輝(はらひろき)

 

 

 

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つながる花2原裕輝(はらひろき)は他にもこんな記事を書いています(YouTubeも)
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