毎週月曜日の「恋愛テクニック」は、「カップル・カウンセリング」と題しまして、パートナーとの関係をより良いものにするため、「男性心理」「女性心理」を紐解きながら、さまざまなご提案を、池尾昌紀池尾千里、夫婦でさせていただいています。

 

 

今週は、私・池尾千里が書かせていただきます。お読みいただけたらと思います。

 

 

ピンクドーナツ プリン ピンクマカロン

 

 

「ご飯、どのくらい食べる?」

って、お母さんに聞かれて

 

 

「ふつう。」

 

 

なんて、お母さんの顔も見ないで、答えていた時期はないでしょうか。

この時の、「ふつう」っていうのは、いつもの量とか、いつものお茶碗でとか、そんな感じでしょうか。

 

では、先週の旅行どうだった?て聞かれて、「ふつう」って答える人がいたら、どうでしょう。

「あれ?あんまりおもしろくなかったのかな?」って思いますよね。

 

「結婚生活どお?」って聞かれて、「ふつう」って答える人がいたら、どうでしょう。

「あれ?ケンカでもしてるのかな?」って心配になりますよね。

 

「ふつう」っていう表現って、どうやら、「ふつう」を平均値と理解するならば、平均値か、それよりも低い設定になっているような気がします。

 

ご飯の量で言えば、もりもり沢山食べたい!という感じではないから、いつもとおんなじ。

先週の旅行、結婚生活も、めちゃくちゃ楽しい!というわけじゃないけど、まあまあ、可もなく不可もなく・・。

 

どこか漂う、テンションの低さ。

 

「どお?」って聞いてくれた人からすると、あら?って思うかもしれませんよね。

 

ご飯、沢山食べて欲しいな。

旅行、楽しんで欲しかったなぁ。おもしろい土産話聞きたかったけど、なさそうだなぁ。

結婚生活、ラブラブ楽しいとよかったのに。

 

こんな感じでしょうか。

あなたの近くにいて、そんなことを尋ねてくる方たちは、当然、あなたにはハッピーでいて欲しい人たち。だから、「あら?」ってなっちゃうんですよね。

 

 

 幸せや楽しさを少なめの設定にしてませんか? 

 

私たちは、大人になる程、いろんなことを学んでいきます。

常識とか、慣習とか、空気を読むこととか。

 

それは、コミュニケーションに、とても役に立ちます。周りとの関わりを持つ時に使えるスキルとなりますよね。

 

さらに、他にも、がんばると手に入るという、成功体験もしていきます。

逆に、がんばっても手に入らないものもあるよねって、見切りをつけたり、諦めたりすることもまた、あるのではないでしょうか。

 

それは、手に入らないことを良しとする、というよりも、手に入らなかった時のがっかりした気持ちを味わいたくないから、望むのをやめよう、そんな気持ちが大きいように思います。

 

すると、自分の手に入る幸せや楽しさを、最初から少なめの設定にしてしまうなんてことが、知らないうちに起こっていることも少なくないようです。

 

 

 「ふつう」って何?!

 

「ふつう」はそうだよね?

 

なんて、私たちは、よく「ふつう」って言葉を使います。

平均値、標準レベル、一般的、みんながよく言う、よく見かける・・みたいな基準かなと思います。

 

でも、「ふつう」っていったいなんだろう。

 

そう思うと、あってないような基準であり、「ふつう」であろうとすることも、そうしなくてはいけないというわけでもないのに、私たちはそれに縛られやすいように思います。

 

「みんなと一緒」

 

そんなどこか安心できる場所でもあるのかもしれません。

 

 

 「ふつう」と「自分軸」

 

「自分軸」という言葉、カウンセリングにお越しになるお客さまからも、よく出てくる言葉になりました。そして、「自分軸」で考えたい、決めたい、進みたいとおっしゃいます。

 

「自分軸」を考える時、必ず対になって出てくるのは、「他人軸」です。

 

軸が、自分でなくて、誰か自分でない人になっているやり方です。

 

私の欲しいものではなく、おかあさんが勧めたものにする。

私のやりたいことではなく、職場の人みんながやっていることをやる。

私の食べたいものではなく、一緒にいる人と同じメニューにする。

私の着たい色でなく、ベーシックな色にしておく。

 

などなど。

 

窮屈な制限のある選択の仕方になってしまいます。

 

でも、そうするほうが、楽だった、そうするほうが、誰かが喜んだ、などの何か大切な理由もあったはずです。

しかも、それが、長い期間に渡るような場合、「他人軸」を「自分軸」に移行するのに、とても苦労したりします。

 

でも、自分の気持ちを汲み、自分の望むものがわかる。

そして、「ふつう」という枠を超えて、それを、自分に選ばせてあげることは、私たちに許された権利でもあります。

 

豊かな人生を生きるためにも、是非取り入れたいものです。

 

 

 古い価値観は、誰のもの?

 

「ふつう」でいい。

「ふつう」であらねば。

 

これって、実は、私たちがもともと持っていた価値観や望みではないことが少なくありません。

では、誰のものでしょうか。

 

世代を超えた価値観であることが、多いように思います。

例えば、おかあさんや、おばあちゃん、ひいおばあちゃん・・。

 

近くで見ていた女性たちの生き方、彼女たちが固く守ってきた価値観を、私たちは、子どもの頃にじっくりと見てきて、「こうするものなんだな」と無意識にお手本や、モデルにしてしまうことも、とても多いんです。

 

明治、大正、昭和、平成、令和・・時代は流れ、進んでいます。

ところが、心の何処かに、誰かの時代が残っていて、私たちが選択をする時に、時代にも、自分にも沿わないやり方をしてしまうなんてことになるんですね。

 

 

 選べる時代、選べる私 

 

時代は、もうあなたに、何かを押し付けたりはしません。

女性だから、男性だからというものも、垣根がなくなりつつあります。

 

もちろん、何の制限もないわけではないかもしれませんが、それでも、私たちは、ずいぶんと自由になってきているようです。

 

「ふつう」という基準よりも、その向こうにある、私たちの望むものを選んでいくこと。

 

そのためには、よく聞く話や、よくあるものでなくてよくて、誰かの言う「ふつう」を守る必要もなさそうです。

 

それよりも、大事なのは、

 

「じゃあ、私、何を望む?」

「何を、願う?」

 

を見つけることだと思います。

 

ちゃんと願ったことがありましたか?

ちゃんとこれが欲しいっていう気持ちにたどり着いていたでしょうか。

 

最新版の時代、価値観、そして、最新版の私を携えて、さあ、一歩、半歩でもいいです。歩き出してみてはいかがでしょうか。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

何かお役に立てれば嬉しいです。

 

 

9月27日(月)は、池尾昌紀が担当します。

どうぞお楽しみになさってくださいね。 

 

 

池尾千里

 

 

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先日、結婚23年の記念日でした。

テイクアウトで美味しいもの食べようってなって

こんなの食べましたよ。

 

子どもたちは、唐揚げ弁当食べてました(笑)

 

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