毎週月曜日の「恋愛テクニック」は、「カップル・カウンセリング」と題しまして、パートナーとの関係をより良いものにするため、「男性心理」「女性心理」を紐解きながら、さまざまなご提案を、池尾昌紀池尾千里、夫婦でさせていただいています。

 

 

今週は、私・池尾千里が書かせていただきます。お読みいただけたらと思います。

 

 

ピンクドーナツ プリン ピンクマカロン

 

 

大好きな人とおつきあいをする

結婚する

よい条件の仕事に就く

稼ぐ

美味しいものを食べる

温泉に行ってゆっくりする

綺麗になる

引っ越しする

車を買う

 

 

などなど

 

私たちには、叶えたい願いがたくさんありますよね。

一生尽きないくらい。

 

でも、それを、自分に叶えさせてあげるか、「そんなの無理だよねー」って、さっさと諦めてしまうかは、その願いによって違ったり、その人によって変わったりします。

 

その基準は、何だと思いますか。

どうやら、そこには、「自己価値」というものが多いに関係しているようなんです。

 

 

 自分が許せる分量、受け取れる 

 

ある時、知り合いの方を近所に、あなたの車で送ってあげることがあったとしましょう。

同じ用事であり、あなたがひとりであっても、車で行くつもりだったので、あなたには負担がなかったのですが、知り合いの方は、お礼にとお金を包んできたとしたら。

 

「そんなにしていただいては申し訳ない。どうかお気になさらず。」

と、あなたは丁重にお断りしました。

 

後日、焼き菓子を2、3個包んだものを

「私も大好きなお菓子なので、先日のお礼に召し上がってください。」

と、その知り合いの方がプレゼントしてくれました。

あなたは、そのお菓子は、ありがたくいただくことにしました。

 

このエピソード、起こりそうなものですよね。

 

「近所に送ってあげる」という行為と、「お足代をもらう」というお返しが合わない感じがしたので、受け取ることができず丁重にお断りになったわけです。

 

でも、「近所に送ってあげる」という行為と、「お菓子を2、3個いただく」というのなら、まあまあ大丈夫かな。お足代もお断りしてるし、今回はお気持ちをいただきましょう、ということだったと思います。

 

バランスが大事なんですよね。

自分が許せる分量しか、私たちは受け取れないんです。

 

「自己価値」も多いに関係していて、人によっては、「お菓子」さえ断ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。もしくは、「お礼」に対する「お礼」や「お返し」をしすぎてしまったりすることも。

 

でも、あまり受け取らないのも、却って失礼になってしまうこともありますしね。

 

私なんかが、送ってもらっちゃって!

私なんかが、こんなにお礼をいただいちゃって!

 

「身に余る」なんて言い方がありますが、自分がもらってもいい分量って、自分で決めているところが、私たちにはあるようです。常識的なものを超えて、たくさんお返ししたくなったり、お礼をしたくなったり、受け取れなくなったりすることって、「自己価値」と結びついているようなんですね。

 

「幸せになる」ということも、私たちは、無意識に、自分で加減しているところがあるので、「自己価値」は、ちゃんと受け取っておく必要があるわけです。

 

 

 自己価値は器のようなもの 

 

「自己価値」は、器のようなものです。

小さい器だと、少ししか入らないし、大きな器なら、たくさん入ります。

 

そもそも、人の価値に高いも、低いもありません。

ですから、「自己価値が低い」というのは、ご自身の認識として低く見積もっているだけのことで、

 

その方の「価値、少なめ」とかは、ないわけです。

逆に「価値、多め」というのも、ないことになります。

 

自信満々で、声だかに威張り散らかしている人がいたら、「価値、多め」でしょうか?

いいえ、「自分には、価値がない」と認識しているから、そう見えないように振る舞う必要がある人なだけです。

 

この方も、みなさんも、価値は同じです。子どもも大人も、みーんな同じです。偉い人と呼ばれる方も、一般人の方も同じ。

価値は、どなたにもあります。いのちの尊さと同じなんです。

 

自分が自分に持っている認識が、まちまちなんですよね。

ですから、「自己価値」を「ある」というところに「戻す」だけなんです。

 

でも、ひとりでは、これはむずかしいものです。

 

自分の成長や、がんばった成果が見えたりすると、受け取りやすくなります。

誰かからの評価や、誰かが褒めてくれたり、感謝してくれたりすることで、自分って役に立つものだな、とか、良いものだなと感じられるので、誰かに聞いてみるのが、一番よいのですが、急に自分に対する評価を聞くのも、恥ずかしいかもしれませんよね。

 

そんな時は、カウンセラーを使っていただくのもおすすめです。

カウンセラーは、その人の良いところをみつけるのが、ものすごく上手いです。私も、結構自信があります。

 

ご自分で認識する「価値」よりもずっと大きな器を、外から見るあなたの中に、みつけてもらえるはずです。

 

 

 愛する価値、愛される価値 

 

好きな人ができたら、その「好き」って気持ちがスタートします。

あなたの心でそっと生まれた「好き」が、心の中に収まりきらず、言葉で彼に届こうとしたり、あなた自身を突き動かして、彼のところに会いに行きたくなったり、彼に触れたくなるかもしれません。

 

でも、こんなふうにも思うかもしれません。

 

そんなことして、拒絶されたらどうしよう。嫌われたらどうしよう。負担になってたらどうしよう。どうしよう、どうしよう。

 

そんなふうに、迷い始めたら、どうでしょう。

それまでのように、「好き」を感じていくことや、「好き」があなたを突き動かそうとすることが怖くなって、止めようとするのではないでしょうか。

 

不安や怖れがあなたに、愛することを止めさせてしまいます。

拒絶される私、嫌われる私、負担になる私には、愛する価値も、愛される価値がないと思ってしまうでしょう。

 

でも、そのやり方では、苦しいですよね。

だって、出てこようとしている「好き」を全力で止めないといけないのですから。

 

 

 思いっきり愛すること 

 

ただ自然に、勝手に出てくる感情というものには、嘘がありません。

誰に対しても、嘘になりません。

 

そして、一番良いのは、自分に対しても、嘘のないものということです。無敵ともいえるものです。

 

「私なんかが」って、自分や自分の思いを小さく扱ったりせず、大切に扱いましょう。

この思いに対して、嘘をつくことのないようにしましょう。

 

大好きなものは、思いっきり大好きでいてみる。

大好きな人を、思いっきり大好きでいる。思いっきり愛する。

 

愛したい思いを止めないということを、ご自身にゆるしてみてはいかがでしょう。

 

2020年は、制限の多い1年でした。心配事も多かったです。

ところが、そんな中、疲れて元気がない人ばかりではないようです。

 

もし、元気が無くなっている人がいたのなら、それは、愛したかったのにできなかったからかもしれません。エネルギーが滞っているような感じでしょうか。

 

2021年は、たまっていた愛の力で、何かや誰かを思いっきり愛したい!と望んでいる方が少なくないように感じます。

 

愛する力は、生きる力のようです。

 

いろんな理由で、怖くなったり、愛するのを加減したり、止めたくなったりすることでしょう。

でも、愛せなくてくるしいより、思いっきり愛してみる方を選ぶことで、新しい扉が開くように思います。

 

価値のあるあなたが、「愛するという意味」を、そして、価値のあるあなたが、「愛される意味」を受け取ってみましょう。嘘のない、正直な、あなたの愛を、どうか大切になさってください。

 

一生、大好きに嘘をつかないで、

一生、恋をする。いくつになっても。

 

とても素晴らしいことだと思います。

応援させていただきます。

 

 

最後までお読みくださって、ありがとうございました。

 

 

1月25日(月)は、池尾昌紀が担当します。

どうぞお楽しみになさってくださいね。 

 

 

池尾千里

 

 

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