こんにちは。カウンセリングサービスのみずがきひろみです。沼田みえ子カウンセラーと交代で金曜日の【大人の恋愛術】をお届けしています。
私が住む東京は、急に冷え込んできました。朝のお散歩は、空気も澄み切って気持ちがいいです。深呼吸を繰り返しながら身体と対話します。こんなときだからこそ、リズムを整えて、自分を労わりながら、寒さを乗り切っていきたいです。
皆さまも、どうぞご自愛下さいませね。
いよいよ今週末。12/6(日)13:00~16:00。みずがきひろみの心理学サロンの第3章・自分を幸せにできるのは自分だけ〜どうしたら許せますか?〜で「幸せでいい!」を受け取ってくださいね。(バナーをクリックすると詳細が書かれたブログに飛びます。)
「愛される」ことに罪悪感を持っていたなんて!
もし、あなたが仕事や社会活動はそれなりにこなせるのに、恋愛だけはどうにもうまくいかないのだとしたら、あなたは「愛される」ことに罪悪感のある人なのかもしれません。
罪悪感は、本当にロクなことのない感情なのです。
「自分が悪い」と思う人に「イイ人」が多いのはそうかもしれませんけれど、その感情が「イイ人」を幸せにしているかといえば、「まったくそんなことはない!」と断言できます、よね?
「イイ人」にこそ、幸せになってほしい。いえ、幸せでいてほしい!
でも、罪悪感は、「私は幸せになってはいけない」と心に働きかけるので、肝心なところで判断を誤らせるのです。
思いっきり行けばいいところで、遠慮してしまったり、のんびり構えて待っていればいいところをガツガツ行って壊してしまったり。相手がせっかく近づいてきてくれたのに、つっぱねてしまったり。
知らず知らずのうちに間違った判断をしてしまうから始末に困ります。
真面目な頑張り屋さんなのに。女性としても魅力的な人が多いです。一生懸命に相手のことを慮るのに、距離が近くなると相手の地雷を踏むようなことをしたり言ったりしてしまうのです。
そうやって、何度か、恋を壊してしまうと、もう怖くて、相手から断られても自分がダメージを喰らわないような誘い方しかしなくなります。
女性ならば、男性同士のおつきあいのように男性と渡り合うし、男性ならば、まるで妹と一緒に遊んでいるかのように女性と付き合います。相手にしてみると、近いといえば近いけれど、自分が異性として見られているようには感じられない、ということになりやすいです。
また、おつきあいするまではわりとすんなりいく(魅力的なのでね)のに、いざ、ステディな関係性になる、結婚する、となるとこじれるパターンもあります。いつも、パートナーのいる人と恋愛関係になってしまう、なんてこともありそうです。
もし、こんな恋愛パターンが当てはまるようでしたら、心の奥深くで、「愛されてはいけない」と思い込んでいる可能性があります。
「愛していない」罪悪感が、「愛される」ことを許さない
罪悪感には2種類あって、悪いことをしてしまったという気持ちと、やるべきことをやっていないという罪悪感があります。後者の方がずっと多いようです。
中でも多いのが、「愛していない」という罪悪感です。もっと正確にいえば、「愛されたほどには愛していない」という後ろめたさ、です。これがあると、自分をいいものだと思えなくて、自己愛が低くなるので、挽回するために「頑張る」けれど、「愛される」とはなかなか思えなくて、相手との関係のそこここで自信の無さが顔を出します。
これは、心のかなり深いところに押し込められた罪悪感です。この罪悪感に気づくのに効果的なのは、
「私は、誰に、『ありがとう』か『ごめんなさい』を言い忘れているのだろう?」
と、自分に問いかけてみることです。
「ありがとう」は、相手のことを認める感謝の言葉ですが、同時に、相手の不足(があるならば)を「許す」言葉でもあります。
「ごめんなさい」は、自分の非や不足を認めて、「許し」を願う言葉で、相手の優しさを信頼する言葉でもあります。
どちらかを言い忘れているとしたら、それは、「愛されたのに愛していない」ままになっている関係性がある、ということ。
この問いを自分に投げかけたとき、とても多くの人が、観念したような顔で、
「それは、お母さんだ」
と呟かれます。
確かに「愛された」けれど、それを素直に認めたくない気持ちが出てくるのです。
わかっているけれど、文句もあるし、恥ずかしさもあるからなのですが。
どこか、「お母さん」を大したことないものにしたくなるのは、本当は、お母さんが自分をとても愛してくれていて、自分が「ありがとう」「ごめんなさい」と素直に、お母さんの愛を受け取ると、お母さんがとてつもなく喜ぶことを知っているから、でもあります。
自分の影響力の大きさを知るのが怖いし、恥ずかしいのです。
それで「愛する」ことを出し惜しみしてしまうのですが、これが、「愛されているほどには愛していない」罪悪感を作ります。
そんな私は「愛される」資格がないのではないか、とこれまた心の奥底で疑念が湧くので、「お母さん」以外の人からの愛も受け取れなくなってしまいます。
パートナーのように関係性の近い人の愛ほど受け取りにくいので、社会的にはやっていけてるのに恋愛だけはうまくいかない、なんてことになるのです。
それでもあなたは幸せになっていい、否、今すぐ、幸せでいい!
もし、あなたがこのパターンに当てはまるのであれば、今から、ことあるごとに口の中で唱えてほしいマントラは、
「お母さん、ありがとう。おかげさまで今日も私は幸せです」
です。
なぜならば、あなたが「お母さん」に差し出せる最高の「ありがとう」があなたの幸せだからです。
あなたの幸せは、「お母さん」の勲章です。
私たちは、親の期待に応えることで、親を喜ばせようとしてきました。そして、それは叶えることができた面もあれば、うまくいかなかったことも多かったはずです。
期待に添えなかったからといって、「愛されたほどに愛せなかった」ことにはなりません。
あなたが人生を楽しんでいることが、親の愛に応えることになるのです。
親の期待に応えられなかったという罪悪感よりも、親の愛を受け取って、親の人生を承認することが、「愛する」ことになります。
「許す」ことは、完全に(愛を)与えること、です。
あなたが「お母さん」の人生を「ありがとう」と承認するたびに、心の奥底の罪悪感が解けて、自分が幸せになることを自分に許せるようになります。
まずは、口の中でモゴモゴ言ってみて!
いよいよ今週末。12/6(日)13:00~16:00。みずがきひろみの心理学サロンの第3章・自分を幸せにできるのは自分だけ〜どうしたら許せますか?〜で「幸せでいい!」を受け取ってくださいね。(バナーをクリックすると詳細が書かれたブログに飛びます。)
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