浅野

カウンセリングサービス心理カウンセラー浅野寿和です。

 

いつもご覧いただきありがとうございます、

 

さて、今日は恋愛でもビジネスでも役立つ内容をコラムしてみたいと思います。

 

よろしければ参考にしてみてくださいね。

 

 

○ネガティヴなことをどう伝えるか問題

最近はSNSなども発達しており、自分の気持ちを電話や対面だけでなくテキストで伝えることも多くなっていますよね。

 

ちょっとした連絡から、恋愛感情までをLineなどで文字で伝えることが当たり前だからこそ「彼のLINEにこんな事が書いてありました」「私の気持ちはLINEで伝えるべき?それとも直接会って?どちらのほうがいいですか?」というご質問をいただくことが増えています。

 

ここでテーマになることが「どのようなコミュニケーション方法/ツールを使って、自分の気持ちを伝えるか」なのです。

 

その方法/ツールの選択次第で、伝わる気持ちが伝わらなかったり、つい相手に誤解を与えることもあれば、より効果的に伝わるようになることもあるわけですね。

 

ただ、どのコミュニケーション方法/ツールを使うことがベターなのかは、ぶっちゃけ人それぞれ違うと僕は思います。

 

直接会って話すことを好む人もいれば、直接会うと恥ずかしいので電話やテキストがいい、という方もいます。電話より手書きの手紙のほうが気持ちを感じられるから好き、という人もいらっしゃるでしょうしね。

 

だから、カウンセリングではじっくりお話を伺って、相手に分かりやすい伝わりやすい方法を僕も考えさせてもらっているところです。

 

 

しかし、あなたが相手にネがティウな気持ちを伝える場合は、できればこれは避けたほうがいいというコミュニケーション方法/ツールがあるのです。

 

それが「テキスト」でのコミュニケーションなのですね。Lineやチャット、メール、手紙などがそれに当たります。

 

テキストでネガティブなことを伝えるとき、伝える側は「伝えにくいこと」だからこそ、声を聞いたり対面で話すことを避けたがるかもしれません。

 

しかし、それを聞く側のダメージはどうしても大きくなりがちです。

 

 

○別れ話をテキストで伝えたときのことを考えてみると・・・

あまりいい例え話ではないですが、もしあなたがいい関係でいられていると思っていたパートナーから、突然「別れたい」と言われたとき、を想定してみてください。

 

そこで

 

・実際にあって別れ話を聞いた
・電話で声を聞きながら別れを伝えられた

・Lineで別れようと伝えられた

 

この3つの伝え方を比較するとしましょう。

 

もちろんどの方法でも別れを伝える方も辛いし、伝えられた側も大きなショックを受けると考えられますね。そこにあまり違いはないのかもしれません。

 

ただ、「どの方法」で別れを伝えられたかで、自分がどれだけちっぽけに扱われたか、という印象が変わってくると思うのです。

 

特にいい関係だった二人の終わりが「テキストだけ」で示されるとしたら、別れのショックだけでなく、どうしても伝える側の気持ちを誤解されやすくなりますし、自尊心の傷つき方が強くなりやすいものだと考えられるからですね。

 

その理由は「テキストで感情を伝えようとするならば、表現力と丁寧な言葉の積み重ねが必要だから」です。

 

実際にあって伝える場合に伝わる、気持ち、表情はテキストでは丁寧に表現しないと伝わらない。その伝わらなさが、相手に「そんなに私のことを考えていないってこと?」といった風に伝わってしまうことが多いんです。

 

だから、ポジティブな気持ちを伝える場合は相手の好みに合わせる感じでいいと思うのですが、ネガティブで断定的なことを伝えるときは、テキストは避けたほうがいいかも、と僕もお伝えしています。

 

 

○口コミの場合はもっと強く伝わります

心理学には「ウインザー効果」と呼ばれる心理効果があります。

 

第三者から間接的に情報が伝達することによって、より信憑性や信頼感が増すというものです。

 

いわば口コミの効果ですね。

 

これを上手に使うとめちゃめちゃ役に立ちますが、ネガティブな方向につかうと、結構揉めることにつながるようです。

 

例えば、上司が部下を褒めるときや、パートナーにすごく感謝していると伝えるとき、第三者にその言葉を伝えて、間接的に相手に伝えるとその信憑性は増す、つまり、強く伝わことがあるのです。(人によって差はありますけどね)

 

が、逆に「あのさ、言いにくいんだけど聞いちゃったから伝えておくね。昨日、あなたの彼が悩みながら『もう別れたい』って言ってたよ」といった形でネガティブな情報を聞くと、直接聞くよりショックも強まります。(なので悪用厳禁ですねぇ)

 

つまり、ネガティブなことは直接会うなり何なりして伝えるほうが、よりあなたの真意が伝わりやすくなるし、相手の気持ちを慮ることにつながるのではないでしょうか。

 

自分の言いやすさも大切ですが、相手にちゃんと向き合って伝えることには、やはり一定の意味があるようですよ。

 

 

今回は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

【この記事を書いた人】


心理カウンセラー 浅野寿和(あさのひさお)

カウンセリングサービス所属・「名古屋・東京・大阪・福岡地区担当」

 

「恋愛」「結婚」「ご夫婦の問題」などを男性・女性の心理面からバランス良く分析し解決に導く人気カウンセラー。明快な分析と的確なヒーリングセッションは目からウロコと評され、なりたい自分になれると人気。屈託のない人柄・語り口から「話すと元気になる・安心できる」と好評をいただく。20代〜40代のみなさんにリピーターが多い、年間約400件の個人面談を行う、ちょっとだけ予約が取りにくいカウンセラー。

 

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