浅野

 

カウンセリングサービス心理カウンセラー浅野寿和です。

 

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

今日はまずお知らせをさせてください。

 

 

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年に一度のお客さま感謝イベント。どうぞお楽しみくださいね。

 

・日時:2020年9月27日(日) 

    12:30~19:20(※再入室可能)

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※本イベントは、オンライン会議システム「Zoom」にて開催いたします。

オンライン配信のイベント/ワークショップの参加費は「事前決済制」となります。

 

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今回の感謝祭はオンラインでのイベントですので、全国どこからでもご参加いただけますよ。よろしければぜひ。

 

 

それでは今日のコラムです。よろしければお付き合いください。

 

 

 

○相手の許可を「待つ恋愛」というスタンス

恋愛でも対人関係でも「相手から関わってくることを待つ」スタンスを続ける人がいます。

 

それがいいか悪いかという話ではありません。

 

相手から関わってくれるという「許可」があって、初めて自分も関わろうとする方もいますよね、ということです。

 

ここでの「許可」とは、相手が関わってくれたら私も関わっていい、という意味になります。

 

だから、自分から人(気になる相手)に近づくことに抵抗感を感じ、私から関わってもいいのかしら?と思うことが多くなるんですね。

 

 

この「相手からの許可待ち」のスタンス、一見すると若干依存的で自信がない人に多いと思われがちなのです。いわゆる「自信がないから積極的に関われない」という考え方ですね。こういったケースも確かに存在します。

 

ただ、普段はとてもしっかりした方なのに、なぜか恋愛では相手からの許可を待ってしまう、というお話を伺うことって少なくないんです。

 

自分でも自信がないわけじゃないと思っている。普段は自分を表現できる。しかし恋愛だけどうしても相手の反応を待ってしまうというケースです。

 

なぜそんな事が起きるのか、そのご本人も不思議に思われていることが少なくないのです。

 

 

 

 

○惚れる側にはまわりたくない、という気持ち

その理由を見つめていくと

 

「惚れる側にまわることを避けたくて、相手からの許可待ちの恋愛を続けている」

 

という場合があります。

 

 

恋愛では心理的に「惚れられる側と惚れる側」が出てきます。

 

「惚れた弱み」という言葉がありますが、一般的に惚れた側は立場が弱くなります。二人の関係の主導権は惚れられた側に回ることが多いんですね(付き合っているうちに逆転することもありますが)。

 

なので、惚れる側にまわると、相手の言動で自分の気持ちが振り回されやすくなると考えられるのです。

 

安易に自分の気持ちを表現すれば、やっぱり惚れる側にまわり、主導権が相手に渡ってしまう。

 

そう思えば、積極的に相手に関わることを躊躇したくなることもあるのではないでしょうか。

 

その気持ちのもう少し深い部分では、「もう振り回されたくない」「自分を見失いたくない」そんな思いが存在していることも少なくないのです。

 

 

 

 

○ハートブレイクが関わる恐れをつくる

もちろん積極的に相手に関わることで惚れられる側に回れる、とお考えの方もいらっしゃると思いますし、その考え方は僕も納得なんですね。自分から与えることで相手にいい影響を与えることもできますから。

 

ただ、何かしらの傷心(ハートブレイク)を抱えている方の場合、うまく自分を表現できなくなることがあるのです。

 

特に、過去に「好きになって一生懸命関わった人と別れた」「子供時代からどこか人から関わってもらえたという記憶が薄い」などの経験がある場合にそうなりやすいと僕は見ています。

 

例えば、「人(親・彼など)の顔色、気分で自分の気持ちが振り回された」「どれだけ自分の気持ちを表現しても受け止めてもらえなかった」そんな経験があるとしたら、自分がこれ以上つらい思いをしないために、自分から気持ちを見せて相手と関わらないように考えるのはある意味当然なんですよね。

 

その結果、本当は気になる人にアプローチしたいけれど、自分からは無理だ、と感じてしまうのです。

 

その姿を「普段は違うけど恋愛では乙女なのね」と評される方もいるかもしれませんね。僕も実際に「私の友達からそう言われている」と伺ったことは一度や二度ではありません。

 

が、当のご本人はそんなつもりはなく、むしろ誰かをちゃんと愛し、向き合い、幸せな未来を築いて生きたいという思いを持っておられる場合も多いのです。

 

なのに、やっぱり関われない、相手からの許可待ちになってしまう。

 

これは自己攻撃の材料になりやすいものでもあり、本当に癒やされるべき感情そのものだと僕は思います。

 

 

 

○「許可待ち」になってしまう自分に気づいたら

もし、気になる人がいても積極的に関われない、相手からの許可待ちになってしまう自分に気づいたら、どうかその自分はお責めにならないでいただきたいなと僕は思います。それは「惚れた側に回りたくない」と思うことも含めてです。

 

いたずらに自分を批判したり責めても傷が癒えることはないからです。

 

自分から関わろうという勇気を持つことは素晴らしいことですが、自分を追い詰めて行動しようとはされないほうがいい、と僕はご提案しています。一時的に行動できても、その後でかなり消耗感を感じますからね。

 

 

そしてここからは可能であればの話。

 

どうして自分はこと恋愛、つまり親密な関係に関して待ちの姿勢を使い、自分を表現することを警戒しているのか。なぜその気持ちが必要なのかを見つめて、その理由を明確にしてみていただくといいでしょう。

 

例えば、もう気持ちを振り回されたくない。相手からの拒絶が怖い。顔色ばかり伺ってしまう、といったふうに。

 

その理由こそ、自分は愛されないんじゃないか、また同じ目に合うのではないか、という恐れを作っているものです。

 

その理由をまず受け止めて、理解してあげてほしいのです。

 

例えば、相手の許可待ちになる理由があるんだよね、惚れる側には回りたくないと思うよね、といったふうに。

 

何より、好きな人ができても自分から積極的に関われずにいることで悩むのはやはり自分ですよね。その自分を理解し受け止めることから始めていただきたいのです。

 

その上で、自分のことを受け入れてくれた友達、仲間、同僚などがいらっしゃるなら、その人のことを思い浮かべ、自分が受け止めてもらっていたことに気づき、感謝してみるといいでしょう。

 

うまくいくとちょっとずつ物事の見え方、人の見え方が変わってきます。自分の近くにはちゃんと受け止めてくれる人はいる、と感じられるようになっていきます。

 

この感覚が少しづつでも感じられれば、今よりも気になる人に関わることができるようになります。自分から相手を喜ばせてあげたいな、と思えるようにもなりやすいです。なぜなら自分のことを罰さず理解することで、自分を価値あるものだと感じやすくなるからです。

 

逆に、自分を隠そうとしたり、恥だと思うと、本当の自分を受け止めてもらえているわけじゃない、と感じやすくなります。

 

だから、まず自分を受け止め、その上で自分と関わってくれる人の思いに気づくプロセスに意味が出てくるのですね。

 

※なお、実際のカウンセリングではこれをカウンセラーとともにセッションなどのアプローチを含めて丁寧に扱っていくことになります。

 

 

 

今回は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

【この記事を書いた人】


心理カウンセラー 浅野寿和(あさのひさお)

カウンセリングサービス所属・「名古屋・東京・大阪・福岡地区担当」

 

「恋愛」「結婚」「ご夫婦の問題」などを男性・女性の心理面からバランス良く分析し解決に導く人気カウンセラー。明快な分析と的確なヒーリングセッションは目からウロコと評され、なりたい自分になれると人気。屈託のない人柄・語り口から「話すと元気になる・安心できる」と好評をいただく。20代〜40代のみなさんにリピーターが多い、年間約400件の個人面談を行う、ちょっとだけ予約が取りにくいカウンセラー。

 

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