毎週月曜日の「恋愛テクニック」は、「カップル・カウンセリング」と題しまして、パートナーとの関係をより良いものにするため、「男性心理」「女性心理」を紐解きながら、さまざまなご提案を、池尾昌紀池尾千里、夫婦でさせていただいています。

 

今週は、私・池尾千里が書かせていただきます。

お読みいただけたらと思います。

 

その前に、夫・池尾昌紀とのイベントのご案内をさせてください。



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ご参加お待ちしております。

 

さて、ここから、今日の記事となります。

 

 

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日曜日の買い物に行くと、結構な人出です。

週末しか買い出しできない方もいらっしゃるし、ご主人のお休みを狙って、一緒に買い出ししてる方もいらっしゃったことと思います。

 

そんなご家族づれの中に、こんな方をみつけました。

ママが2歳くらいの男の子を、抱えて(抱っこではなくて、後ろから抱えてた)男の子に向かって、怒りながら話しかけています。

 

男の子も怒りながら、何やら応戦しています。

 

その後ろを、パパがベビーカートを押しながら歩いています。

 

 

「乗ってよ!」

「イヤだ!」

 

 

双方、どうやら平行線のようです。

パパは、遠い目をしたまま、ベビーカートを押して、二人の後ろをついて、私の歩く方向とは反対の方へ行ってしまいました。

 

子どもがカートに乗るのを嫌がることは、珍しいことではありませんが、ひとりで子どもを連れているときは、乗ってもらわないと、何にもできません。必死で、おやつで釣ったり、お利口だねーとほめたり、時には「鬼さんが来るよー」なんて言ったりして乗せたものです。

 

 

■居れば、期待するしくみ

 

でも、パパがいる時は、なんとなくママも、子どもも、心のどこかで、人手がある!と思うわけです。

子どもは、パパの助け舟がくるだろうと期待し、ママもどうにかしてよ!と、パパに期待するんですよね。

 

しかし、パパは、「またやってるよー」くらいにしか思っていなかったりとか、「明日は仕事だなー」とか「なんか眠いなー」みたいなことを考えていたりして(いや、なーんにも考えてないとか)、大抵の場合、子どもにも、ママにも睨まれてしまうなんてことになったりします。

 

でも、やがてパパも学習します。

買い物で、子どもがぐずったら、こう言えるようになります。

 

 

「ちょっと、連れていくわ。」

 

 

パパが子どもを連れて行ってくれます。

その間に、ママは買い物を片付けてしまうという流れ。

 

確かに、ひとりでパパッと買えます。子どもの相手しながら買い物するより、買い忘れもないし、手早く済ませられます。本当にありがたい。

 

 

ありがとう、パパ。

本当に助かるわ、パパ。

いいパパね、パパ。

 

 

しかし、しかし、こんなふうに、ちゃんと気を使ってくれる夫に、またもや、腹が立ってしまうようになったことがあるんです。何でしょう。

 

 

■腹が立つときは、我慢がある時

 

どんな我慢があったんでしょう。

 

「ひとりで買い物したかったわけじゃなーい!」

 

夫と一緒に、あれ食べたいなとか、これ美味しんだよねとか、夕食メニュー考えたりしながら、買い物したい。大人と会話しながら、買い物したい。したい。したい。

 

小さな子どもを育てている時は、子どものと二人きりで過ごす時間が長いので、大人との会話を欲しているし、一緒に出かけたるのを、すごく楽しみにしていたりするんですよね。たとえ、買い出しだって、です。

 

買い物に出かける度に、夫は、いいパパになって、子どもと一緒に、どこかへ行ってくれて、ママは、ひとりでお買い物できるんだけれど、本当は、一人のお買い物が寂しかったんですよね。

 

 

一緒に、お買い物したかったんです。

いろいろ話したりしながら。

 

 

荷物も持って欲しかったんですよ。たしかに、持てるんですよ、一人でも。

でも、手伝って欲しかったんです。いつも一人だから。

 

 

■我慢は、緊張状態が続くこと

 

きっと、夫に、この話をしたら、こう言うでしょう。

 

「なーんだ、そう言えばいいのにー」

 

でも、どうして、飲み込んだんでしょう。

したいことや、して欲しいことを、言えなかったんでしょう。

 

子どものこと見ててくれる、仕事で疲れてるかもしれないのに、毎週末、買い物についてきてくれる。

 

 

これ以上、あれこれ望むのは、良くないよね。

そんなこと思う、私が悪いんだよね。

いい妻でも、ママでもないね。

 

 

そうやって、自問自答して、言いたいことを飲み込むんですね。

そして、我慢しちゃうわけです。

 

我慢って、緊張状態。

いつまでも続けることは難しいんです。

 

どかーんって、爆発して、ガス抜きしようとしてしまいます。

 

でも、夫は、びっくりです。

良かれと思っていたことが、役に立っていなかったのかって思ってしまいます。

 

 

■ほんとは誰も悪くなかった

 

「じゃあ、どうしろっていうんだよ!」

「オレだって、疲れてるけどがんばってるのに」

 

喧嘩勃発なんてことになってしまいます。

 

でも、この状況で、誰が悪いんでしょうか。

悪意のある人なんて、どこにも居ませんよね。

 

わるいなって思って、双方が我慢しちゃったんですよね。

 

女性は、男性が、仕事をしてくれて、買い物にも付き合ってくれて、子どもの面倒も見てくれたら、もうこれ以上、何も言えない、ってなりやすく、

 

男性は、子どもの面倒見てくれてありがたいな。でもオレあんまり、手伝ってないかもって、どこかで思いやすい。

 

だから、その代わりにって、少しずつ我慢をすることで、補おうとするようです。

 

喧嘩になると、がんばってきたことを、否定されたような気持ちになるので、つい言いたくなるのです。

 

 

私だって、子育て頑張ってるよ!

オレだって、仕事頑張ってるよ!

 

 

そんなことは、実は双方、わかっていることなんですよね。

 

 

子育てありがとう。

お仕事ありがとう。

 

 

って、ちゃんと思っているんです。

では、どうすればいいでしょうか。

 

 

■抜け道は、気恥ずかしさを越えて、素直になること

 

自分の思いを、伝えてみましょう。

話すのが無理そうなら、メールでも、電話でも、手紙でもいいです。

 

一度、打ってみる。

一度、書いてみる。

 

すると、整理されて、本当に伝えたいことがまとまってきますよ。

 

近しい人、例えば今回のように、パートナーに素直になるのに、一番厄介なのが、「気恥ずかしさ」。

 

 

ほんとのほんとは、妻は、夫と一緒にお買い物したかっただけ。寂しかったんです。

そしてほんとのほんとは、夫は、妻に感謝していたんです、深く、深く。

 

 

心の中で起こっていた、一番大事なところを、すっかり飛ばして、一番誤解されやすいところだけを、見せてしまうから、大切な人とすれ違ってしまうようです。

 

「自分が悪いんだよね」って罪悪感で、本音を隠すのを止めてみたら、きっともっと、相手にわかりやすい自分になれます。

 

ふたりいて、ふたりともが本音を隠していたのなら、まず、あなたがそれを止めてみる。

パートーシップの半分が変化したら、事態が変わる可能性は、ぐっと高くなるでしょう。

 

いつだって、半分の責任を負い合っているパートナーシップでは、必ずいつも、事態を好転させる鍵は、気が付いたあなたの手にあるんですよ。

 

 

最後までお読みくださって、ありがとうございました。


 

次週、来年6月8日(月)は、池尾昌紀が担当します。

どうぞお楽しみになさってくださいね。 

 

 

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