mizugaki

こんにちは。みずがきひろみです。沼田みえ子カウンセラーと交代で金曜日の〈大人の恋愛術〉コラムを担当しています。

 

いよいよ梅雨入りですって。雨が鬱陶しいと思うか、紫陽花が美しいと思うか。日々を気分良く過ごすコツは、そんな些細な目のつけどころがモノを言います。

 

今日は、「手放す」時の気持ちの持ち方のアドバイスです。あなたの人生が、過去への執着を「手放す」ことでバージョンアップしますように。

 

 

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さて、本題です。

 

手放したくて手放すわけではない。でも、手放せば確実にバージョンアップします。

 

大好きな人を「手放し」たい人なんかいません。私たちカウンセラー仲間の間でも、「カウンセリング用語の中で嫌いな言葉No1は、手放し。No2は、サレンダー」なんて言い合うくらい、「手放し」ってしなくてすむならしたくないことです。

 

でも、「あぁ、これは手放した方がいいね」と思うのはなぜかと言えば、自分の「彼(女)からメールが欲しい」「電話が欲しい」「会いたい」「愛が欲しい」というニーズが募って苦しいから。

 

欲しくて欲しくて仕方がないものが手に入らないのは、とても辛いですから。「もう、欲しいと思いつづけるのは苦しすぎて気が狂いそうだから、なんとかしてー!」叫びと思う段になって、「仕方がない、手放すか」となるわけです。しょぼん

 

最初は、ただ「大好き!」と思っていたのに。いつの頃からか、「愛されたい!」「愛が欲しい!」になって、相手からの思いが「自分の思う通りのもの」であって欲しいという「期待」が膨らみすぎて、期待する方も期待される方も苦しくなって「もう、ムリ!」爆弾と、関係性を解消したくなるのです。ハートブレイク

 

愛すると、自然とニーズが引っ張り出されてしまうから、面倒くさくなりますが、「愛」そのものが苦しいわけではありません。ニーズが作り出した「期待」と「執着」を手放せばいいのです。(あえて簡単に言ってみる!)

 

「愛」と「ニーズ」を切り離すのが最初は難しいのですが、これができると、「愛」は、誰も、何も、人質にとりませんから、あなたはとても「愛しやすい」人になって、愛されやすくなります。恋の矢

 

「手放すとバージョンアップする」と言われるのは、あなたの愛の大きさが、「ニーズ」で遮られることなく、光り輝くから、なのです。

 

もし、相手がお互いにとって「真実のパートナー」であるならば、「期待」や「執着」のない「愛」が見えてくると、初めて出会ったかのようなロマンスが戻ってきます。ドキドキ

 

 

「手放す」には「手順」があります。

 

「手放す」ってどうするの?ってよく聞かれます。どうしたら、「愛」と「ニーズ」を分けられるでしょう?

 

典型的な「手放す」プロセスを書き出すと、こんな感じでしょうか。

 

(1)恨みつらみを受けとめる

 

どんなに好きな相手でも、手放さなければならない状況があるなら、お互いに苦しいはずで、恨みつらみはいっぱいあるはずです。

 

あまりいい子ぶりっ子せずに、恨みつらみを思いつくままに書き出すといいです。それこそ頭の中を空っぽにするつもりで。心の中で恨みつらみがグルグルととぐろを巻いているなら、一旦、言葉にして吐き出して、自分がどんな思いを抱えているかを客観的に見ると、少し、苦しい感情と距離が取れて受け止めることができます。

 

この段階で、感情のまま、これを相手にぶつけるのはオススメしません。非難合戦になる確率の方が高いですから。

 

(2)傷ついた「自分」を受け入れる

 

恨みつらみがあるということは、「傷ついた」ということ。強がらずに、傷ついた自分を受け入れてください。この「かわいそうな私」をスルーすると、あとになって、誰かにその「怒り」をぶつけたくなりますから。気がつかないうちに皮肉屋になっていたり、一刀両断するようなキツイ一言が飛び出さないとも限りません。

 

(3)「かわいそうな私」を「手放す」

 

自分がかわいそうだと思えたら、その「私」がまた明るく元気で前向きに生きられるようにしてあげたいと思いませんか?「もっと愛せる私にしてください」と祈ってみて下さい。祈りはいつだって、心を「愛」モードに切り替えるスイッチです。 

 

(4)「大好きな人」への期待を「手放す」」

 

あなたが「大好きな人」に対して持っていた「こうであって欲しい」という願いをシャボン玉のような光の輪の中に入れて天に返します。何度も、何度も、たくさんのシャボン玉を空に吹くようにして、あなたの想いを宙に返します。

 

最後に「お相手」を大きな光の輪に包んで天に返して下さい。「大好きな人」に、大きな大きな「自由」をプレゼントする気持ちで。

 

(5)自分の「大きな愛」を受け取る

 

「大好きな人」を天に返すと、それと入れ替わりにそんな大きな力をもてた自分のハートを感じてみましょう。世界が「あなた」の寂しさを包み、守ろうとしているかのような温かさを感じられるといいですね。

 

 

「手放す」ことはもう一度自分軸で自由を生きること

 

自分では気づきにくいのですが、「期待」に「執着」しているときは、「大好きな人」に嫌われるのが怖くて、ついつい言動が「相手」軸になっています。

 

「私の思うような人でいて!」って思いますけれど、同時に、自分にも「相手の思うような人でいなくては!」という縛りをかけているので、本当は窮屈な思いをしています。

 

期待や執着を「手放す」と、相手を失う(のではないかという)寂しさに襲われますが、実は、これは自分の心を自由にするプロセスでもあります。

 

もう一度、あなたが心の自由を生きることは、あなたが自分のパワーを取り戻して、もっと魅力的に輝くことになります。

 

大丈夫。

 

「手放す」ことは、今できる最大限の愛を送ること。「愛しきる」と思うと勇気を持てます。

 

あなたが大きな幸せを手にできますように。ラブラブ

 

 

 

 

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ドキドキココロを学んでバージョンアップしたいあなたのために、、、


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