こんにちは心理カウンセラーの清水三季央(しみずみきお)です。

今回はお客様まっぴいさんのご相談にお答したいと思います。

 

◆ご相談内容

 

初めまして、いつも楽しく拝見しております。今日は私の相談をお願いしたく、こちらのメッセージから受付ているということで、送らせて頂きました。ぜひご回答アドバイス頂けると幸いです!

今付き合って8か月の彼と交際は順調です。
ですが、当初は彼からのアプローチが強く、月日と共に、私が好きスキになってるまあ、男女のあるある展開ではあるんですが、

LINEの頻度もデートの回数も愛してるの言葉も愛情表現も私には足らないんです。 

会えない週末も仕方ない事情だったとしても、物解りある女じゃないと嫌われるから、あまり言わない、本当は寂しい、LINEも足らない

し、既読になるのも遅い、なっても返事が24時間後とかざら。(これはもう少し気にしてと以前かわいくお願いしたらわかったと承諾)

私は全て伝えたい性分なので、日ごろのスキスキもすごく出すし言うし、他のことでも思ってることは言いたいんです。

でもこれらの今の不満全部言ってしまえば、確実に嫌になるだろうし、重い,めんどくさい、と思われかねない。最悪初めての喧嘩にもなりかねません。

だったら感情的にならないよう言い方の問題かなとも思うけど、結局いい気はしないだろうし・・・

周りに相談すると、彼のこれまでの態度からあなたを好きでなくはない感じなんだから、もと信じておとなしくかわいくしてるのが
いいとのこと。

わかります、それも。でもじゃあ私のこれらの不満は全部押し殺していかないといけないの?って思うんです。
言わないと伝わらないし、気づいてもらえないですもの。

寂しいときもあいたいときも、もっと構ってほしくても、なんでも「いいよいいよ、会えないんのは仕方ないね、わかったよ」といいこちゃんしていればんでしょうか?

いいことも悪いこともなんでもお互い話し合ったり伝えあったりしたいんです。

それでも、素直に可愛くすきならすき、あいたいなら会いたいって変な駆け引きせずLINEも送ればいいし、と思ってはでも私ばっかな

んか言ってる、これで下手に余裕もとれるのもしゃくだな・・でもその考え方こそがだめだ、っとそこを否定しようと試みたりも・・・

「いい年して、連絡密にほしい、もっと好きっていってとか求めすぎなんだよ、もっと私愛されてるって構えてればいんだよ」
なんていう友人もいます。わかってても、そう簡単に愛されてるって構えられないし・・
結婚だって互いにいい年、私の結婚願望も知ってる、付き合い初めも、将来は互いにそういう運びになるとよいねって感じのスタートでした。私から迫ることはできないので、けの字もだしてませんが、彼はその辺もどう考えてるのだろって本当は腹を割って話し合いたいけど…下手にふって、自滅したくないし、おとなしくプロポーズの日を待つばかりです。

とそんな悶々な彼とのコミュ二ケーション、男の子心に悩むアラフォーの私です。

宜しくお願い致します
 

◆まっぴいさんご相談ありがとうございます。


まっぴいさん勇気をもってご相談頂きましてありがとうございます。彼からのラインの頻度やデートの回数や愛情表現等、まっぴいさんにとって彼の愛情が足りないと感じてしまうようですね。もっとラインやデートの回数や愛情表現を増やしてほしいけれど友達に相談するともっとおとなしくしていた方がいいというアドバイスになってしまって、モヤモヤしてしまいますね。

本来ならばもっとまっぴいさんのお話を伺ったり、まっぴいさんのお気持ちに寄り添った書き方をするとよいのですが、他の方にも読みやすくするためにコラムの書き方でのアドバイスになりますことをお許し下さいね。


◆彼にはまっぴいさんが必要なのです


彼のようにラインの返事が遅かったり頻度が少なかったり合う回数も少なくなりがちな男性は親密感という親しい雰囲気が苦手なところがあります。まっぴいさんのように親密感を求める女性にとっては彼に魅力を感じる反面、悩みの元にもなりやすいです。そんな彼にとっての人生の課題は人との関係での親密感を増やして心のバランスをとることになります。言い換えれば、もっとラインやデートの回数を多くしてほしい愛情表現をしてほしいと親密感のある関わりを持ちたいと感じるまっぴいさんのような女性が彼にとっては必要だとも言えるのです。彼ともっと関わりたいと感じるまっぴいさんの気持ち自体に間違いはないと知っておいて下さいね。その気持ちを大切にした上で、上手に彼にアプローチすることで彼との関係をまっぴいさんが望むものに変えていくことをこれからの目標にしていきましょう。


◆彼に親密感を教えてあげましょう

まっぴいさんが彼と関わりたい思いをじっとガマンして彼に合わせているとトラブルは起こらないかもしれませんが彼がよりよく変化する可能性は少ないです。でもだからと言って、まっぴいさんの思いを彼にすべてぶつけてしまうのもリスクが大きいです。彼の限界を超えてしまえば彼は逆ギレのようになってしまうかもしれませんし、まっぴいさんとの関係自体に疑問を感じてしまうかもしれないからです。

答えを簡単に言うと、彼が限界に至らない程度に、まっぴいさんの気持ちをちょうどよく彼に伝えたり、ハグ等のスキンシップによって、まっぴいさんが彼に親密感という人と人とが深くかかわって親しさを感じる感覚を教える(思い出させる)スタンスに立てると理想的です。

 

 

◆コミュニケーションしたがらない男性の心理

ラインやデート、愛情表現等、コミュニケ―ションをしたがらない男性は親密感がほしい(会話したい人と関わりたい触れ合いたい)という感情を抑圧(ガマン)しています。けれども、彼にも、もともとは子供の時代があるので、親密感という感覚を彼が知らないわけではないんですね。ずっと親密感をガマンしすぎてそのガマンが定着してしまって、親密感を忘れてしまっているだけです。このような彼に親密感を教えるためには、親密感を少しずつ体験させて過去に子供の頃に体験した親密感を思い出させるとよいです。うまくいけば、むしろ彼からまっぴいさんとより深く関わりたいと感じるようにもなっていきます。

 


◆どうしたらいいの?

親密感をガマンしている男性はひとつの行動を完璧にしなければと考えがちなところがあります。ラインの返信もある程度完璧な(ちゃんとした)返信をしようとして返信が遅れてしまいます。ですからラインのメッセージを彼が読んだら、完璧でなくても簡単でよいのでスタンプを返信してもらうように伝えてみてはいかがでしょうか。まっぴいさんも既読スルーよりはスタンプだけでもあるだけで安心しやすいでしょうし、彼にスタンプでも返信して少しだけでも親密感を体験させる習慣をつけさせれば、次のステップとしてスタンプをこだわったり、早く返信をするところへつないでいけます。

 

デートの回数はこれまでのデートに加えて1ヶ月に1回平日の夜の短い時間のデートでもよいので増やしてほしいと伝えてみましょう。ラインで伝えるよりは、会った時に伝えると誤解なく伝わりやすいです。もし誤解があってもすぐフォローできます。少しの時間でも会う回数が1回でも増えれば、次のステップとしてデートの時間を長くするか、短い時間のデートをさらに1回追加するところへつないでいけるようになります。

 

愛情表現は言葉で伝えあうよりはスキンシップを多くするところから始めてみましょう。、まずはデート等会う時に始めに1回ハグをして、最後に1回ハグをするというルールを提案してみてはいかがでしょうか。ルールの提案が難しそうならば毎回まっぴいさんからさりげなくハグしてみるとよいでしょう。デート中でもハグだけでなく、手をつなぐ等スキンシップを増やしてみましょう。スキンシップを増やすことで彼が愛情深くなりやすいです。やがて彼が愛情深くなったら言葉での愛情表現を増やしてほしいことをリクエストするとよいです。

 


◆まっぴいさんの心のゆとりも大切

 

彼へのアクションをしてみるとしても、初めからうまくいくとは限りません。少しでもうまくいかないと、せっかくコミュニケーションやスキンシップにチャレンジしてみたのになぜわかってくれないの!?とまっぴいさんが感情的になってしまうリスクもあります。まっぴいさんに心のゆとりがあれば、少しうまくいかない時でも、感情的になってしまったり落ち込んでしまう等トラブルを予防しやすいです。

 

心のゆとりを持つために、好きなことをしたり、異性の友人と関わったり、カウンセリングを使う等、まっぴいさんに合ったリフレッシュ法を探すことにも取り組んでみてはいかがでしょうか。

 

 

◆終わりに

 

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。まっぴいさんとの双方向のコミュニケーションが出来ているわけではなかったり、コラムの形式ですので細かい行動についてわかりにくいかもしれませんが、これはカウンセリングでご相談下さい。(無料電話カウンセリングがあります)少しでもヒントにして頂ければ幸いです。

 


 

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