浅野
カウンセリングサービス浅野寿和です。いつもありがとうございます。

 

最近、ひょんなキッカケでLEGOLAND(名古屋にある遊園地)の正門前まで行ってまいりました。そう、入場をしておりません(笑)LEGOLAND近くのカフェで打ち合わせしていたんですねぇ。

 

そこに居合わせたのは、同僚のカウンセリングサービス・名古屋地区カウンセラーズ。

 

んーみんなで入場して遊んだほうが良かったか、おとなしく打ち合わせだけでとどめてよかったのか。

その判断は未だよくわからないままです。

 

 

それでは今日のコラム。

今日も男性心理のお話です。

 

テーマは「騙されたくないロックマン」。よろしければどうぞ。
 

(※今回の本文テキストは約2500字です。)


 

■この人もロックマンなの?


人にはいろんな恋愛に対するスタンスがあるもの。
タイミングによって求める恋愛の形が違うもの。

何が良くて何が悪いだなんて語れないのかもしれませんが、

人には

「今は本当に愛してくれる人を受け入れられない、いや、今そこに興味を持てないよ」

なんて時期があるわけですよね。

どんなスタンスで恋愛するかはきっと個人の自由なんでしょう。

今、自分の毎日に何が欲しいか、ですからね。

もちろん僕たちは素敵なパートナーシップへのサポートをしている立場なんで、これ以上あれこれは書きたくないきがいたしますが、それはそれとして。

 

ただ、失恋によって傷ついてしまうのは何も女性だけに限ったことじゃないわけですよね。

男性の中には

「今は本気で恋愛できないよ」的な女性に恋をして、がっつり真正面からぶつかってみたけど、あっという間に関係が終わってしまった。その後の取り残されたような感情に翻弄されて苦しんだ、なんて経験をしている方もいるでしょう。

少なからず男性からのご相談として伺う可能性は十分にある話です。


「俺、彼女と別れることになって」

なんて女友達に話したら、「それ、遊ばれたってことじゃない?」なんて言われて

「そ、そんな・・・マジか・・・」

もうショックが大きくて立ち直れない、が典型例。

「それ、ピュアすぎる」みたいなご意見も飛んできそうですが、それはそれとして。

誰しも本気になった恋愛があっという間に、さしたる別れる理由もわからないまま終わってしまうなんて、もうパニックですよね、そりゃね。


そんな男性のハートブレイク、ちゃんと癒して女性不信を手放し、幸せになれるといいんですけどね。

あまりに取り残された感が強い失恋を経験してから

「もう恋愛はいい、いや、もう騙されたくないわ」

と、ハートブレイクを癒やさないまま、たった一人、心を閉ざしちゃう男性がいても不思議ではないんです。

そうです、そうなんです。

恋愛でのハートブレイクが大きすぎると、ロックマン化する男性もいるということなんですよ。



ようやくここからが本題ですが・・・

そのロックマンに魅力を感じて近づいた女性から

「私、彼からことごとく警戒され、拒絶されまくっております」

そんな近況報告をいただくこともあるわけです。
 

 

 

 

 

 

■騙されたくない、傷つきたくない


このような男性ほど

「もう自分だけ勝手に盛り上がって勘違いしたくはない」

なんて思っても不思議ではないわけですよ。

恋愛に慎重どころか、警戒心しか持たない方もいるのです。

日頃接する女性と表面的には仲良く接していても、内心は全く違うのですね。

もはや愛だの女性の気持ちだの信じていない可能性大、でございます。頑なにそのココロを閉ざしておるわけですなぁ。

とかく失恋は恥の意識(俺が馬鹿だったんじゃん的な劣等感)が強メルことが多いので、その頑なな態度は相当な強度を誇ります。

もちろん彼は「もう一度誰かを好きになることが怖い」わけですし、「好きになって傷ついたら自分のことが支えきれない」と感じているのでしょう。

 

 

 

 

 

 

■でも私はそんな彼が好きなんです


「(そんなロックマンな)彼との関係、いい関係にしたいのです」

僕もカウンセリングルームでよーく伺うお話です。

その際、まずお話するのが

「今のあなたは昔の彼、ですよね」というお話。

気づいていますでしょうか?

今、あなたの前にいる彼は、昔の彼女と同じ位置にいるのかもしれません。

僕たちカウンセラーはこれを「愛が受け取れない状態」と呼びますが

 
かつて彼が愛した女性も愛が受け取れない状態だったのでしょうね。

その女性の拒絶で彼は傷つき。

今、その彼の拒絶で私が傷ついている。

「んー。恋愛のですから、この連鎖は止めたほうがいいですよね」

あなたが好きな彼との関係で、傷つくことだけは避けましょうねぇ、とお話するのです。


彼の心理状態を知れば見えてきませんか?

彼はとても傷ついている。
今、彼は自分が愛した女性のように人の愛を拒絶している。
 
かつて自分が傷ついた「拒絶」を、今、好意を寄せる女性に向けている。
 
そりゃ彼が自分を肯定できないのは致し方ないと思われないでしょうか?

「人の愛が受け取れない」心理状態とは、「ハートブレイク」が原因となっていることが多いのです。

愛されると痛いのです。怖いのです。不安なのです。そして、自分を肯定することも難しい。
 
だから仕事にばかり夢中になる男性もいるとかいないとか。

その彼をいくら真正面から愛しても、彼は痛がり、怖がり、不安を感じるのでしょう。

だから彼のココロをいくらノックしても出てきやしねぇ・・・もとい、彼は反応できないのですね。



こんなときは急がば回れでしょうか。

もし、あなたの貴重な時間を彼のためにある程度費やしてもいいと思えるならば

「もっと仲良くなる」こと
「お互い素直に自己開示できるぐらいの信頼感」を醸成すること


それが先なんでしょうね。

そう簡単に彼は恥じている過去をお話にはならないでしょうし、たとえ話したとしてもそれは女性の様子を伺うために話していることが多いでしょう。

見るべきは彼の行動です。

彼があなたの気持ちにあまり反応しないなら、彼はまだ怖がっているのです。

そんな彼にそこはかとない安心感を与え、人と人という信頼というつながりを作ることができたなら、ゆっくりとですが彼のココロは癒やされ、心を開く時が来るかもしれませんよ。

ポイントは理解、対等さ、そのあたりでしょうか。

どこか恋愛面で自信を失っている彼の感覚をあなたと彼が共有できるかどうか、なんでしょうね。



実際にこういった恋愛カウンセリング、担当させてもらったことあります。

そこでお会いした女性が男性に向けた愛は、女性的な愛を押したというより、「一人の人間として、彼の味方になり支えていた」感じでしたね。
 
もちろん彼女も感情の消化不良を起こすのでカウンセリングをご利用いただいていたわけですけどね。

これがいつもこの手の男性の心を開くかどうかはケースバイケースだけに言い切れませんが、たしかにそんな感覚でした。

恋愛も人付き合いの一部と考えるなら、一人の人として向き合うことも大切な要素なんでしょうね。


以上、なにか参考になりましたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

【この記事を書いた人】


心理カウンセラー 浅野寿和(あさの・ひさお)

カウンセリングサービス所属・「名古屋・東京・大阪・福岡地区担当」

 

「恋愛」「婚活」「結婚」「ご夫婦の問題・関係性」などを男性・女性の深層心理からバランス良く分析し、解決に導く人気カウンセラー。東京・大阪では2ヶ月先まで予約が取れないカウンセラーでもある。

屈託のない人柄と語り口、明快な分析と提案は「目からウロコ」と評される。いつもユーモアを忘れない「話すと元気になる」カウンセリングは高いリピーター率を誇る。普段は癒やしと妻と娘と音楽をこよなく愛するドタバタ新米パパでもある。

 


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