浅野

カウンセリングサービス浅野寿和です。いつもありがとうございます。

 

もうすぐ11月になりますね。早いものであっという間に季節は過ぎていきます。

 

そして11月といえば・・・そう「東京感謝祭」ですね!

 

この記事の最後にご案内を書いてますので、ぜひぜひチェックしてみてください。

 

今年の感謝祭はプレミアムファンミーティング。お越しいただくみなさんにとって特別な1日になることをお約束します。

 

 

それでは今日のコラムです。

 

よろしければどうぞ。

 

***

 

もし、あなたがつい「大切な人」「愛している人」を深く傷つけてしまったとしたら、どう感じるでしょうか。

 

実際カウンセリングのご依頼の中でも、大切な人を傷つけてしまったという後悔を伺う機会は少なくありません。

 

「私の本当の気持ちではないけれど、ついパートナーにひどい言葉を投げかけてしまった。

 

ケンカの中でつい別れたくないのに「別れるしかないね」と伝えてしまった。

 

それから、パートナーと連絡が取れなくなった、口をきいてくれなくなった。

 

離婚しよう、別れようと言われた。

 

パートナーから辛い言葉を浴びせられるようになった。

 

これは全て私は望んでいないこと。

 

一体どうしたらもとの関係に戻れるのでしょうか・。」

 

 

このようなご相談をいただくことはとても多いのです。

 

僕にもそのお気持ちも痛いほど伝わってきて「そうですよね・・・」と心情的には思うのです。

 

 

ただ、これはちょっとシビアな話に聞こえるかもしれませんが・・・

 

あなたがどういう気持ちであったにせよ、大切な人を傷つけてしまったという事実は、その時点では取り戻すことができないものですよね。

 

だから「自分がしてしまったことに責任を持つ意識」は、もう一度前向きな関係性を目指すときに欠かせないものになります。


「なんであんなことを言ってしまったんだろう」

「もう一度元のような関係に戻りたい」

「そんなつもりじゃなかったのに・・・」

 

そう思う気持ちが湧いてくるかもしれませんよね。それも心情としてよく分かります。

 

しかし、あなたに「そんなつもりじゃなかった」と言われるようなことで、真剣に傷ついている相手のことを思えば・・・さて、あなたも相手もどんな気持ちになると思いますか。

 

だからここで言い訳をしたり、誰かのせいにしたり、無かったことにしようとしてもお互いの状態はあまり良くならないのです。

 

相手の気持ちも、そして自分自身の不安も偽ることができないものなんですよね。

 

 

僕がこのようなケースでサポートさせていただくポイントは大きく分けて2つあります。

 

・自分を責めつづける必要はない

 

私達は人間である以上、必ずミスをします。

 

愛する人と向き合っていれば、つい気持ちが高ぶって言いたくもないことを言ってしまうかもしれません。

 

ただそのミスが相手の心に刺さってしまったら、その事実に対して誠心誠意謝罪し、ミスを学びとし、自分を成長させていくことが前向きな選択だと僕は思うのです。

 

ここで自分を責め続けてしまうと、相手を置いてけぼりにしてしまいます。

 

これがさらなる問題を作るんですよ。

 

自分を責めているとき、その意識は相手ではなく自分に向いたままになってしまいます。

 

だから、あなたは相手が何を感じているのかが見えなくなり、相手は自分を責めているあなたを見て「許さなきゃいけない」と感じるでしょう。

 

その結果、「結局君は今もこちらを見ていない」と感じ、相手はあなたの思いを受け取らない。

 

こうったこともよく起きることで、その結果関係性がよくならないのです。

 

反省は必要ですが、自分を責めつづけても、思いがうまく伝わらなくなるわけです。

 

 

また自分を責めつづけているとその心苦しさから

 

「自分だって辛かったんだ」

 

などと反撃したくなる気持ちも溢れてきますね。

 

その「辛さ」もきっと事実なのでしょうね。辛い気持ちがなければ大切な人を責めたいとは思わないでしょうから。

 

ただこうなると関係性は更に深い戦争状態になってしまいますね。

 

もし、自分で「大切な人を傷つけてしまったけれど、本当にそんなことは願っていなかった」と思われるなら、この戦争状態を作ることだけは避けたほうがいいでしょう。

 

特にどちらが悪いかという争い、は、愛や親密感を更に遠ざけることになります。

 

ここではつい「相手も悪かったんだから・・・」という罪悪感から来る報復の心理、それを仕掛けるエゴに負けないこと。

 

相手には素直に謝罪し、自分を許すことがポイントです。

 

時には、どうして傷つけるような言葉を伝えてしまったのか、その事情をまず自分で理解することを僕はおすすめしています。

 

 

・不安・罪悪感と自己嫌悪の罠に気づく

 

私達が大切な人を責めるとき、その深層心理では、激しい不安・自己嫌悪、または罪悪感を感じていることが多いものなんです。

 

しかし、そういった感情は「表面的な不安」や「怒り」が蓋をして感じないものなんです。つまり意識的に気づけないことが多いのです。

 

だからこそ「どうして私はあんなことを言ってしまったんだろう・・・」と自分でも考え込んでしまうわけです。

 

実はそうなるにも事情があるわけですね。

 

そもそも「大切な人を傷つける」ことは自分自身をさらに不幸にし、孤独に追いやり、罪の意識を感じさせ、嫌悪するための「手段」と言えます。

 

だから不思議なのですが、不安・罪悪感や自己嫌悪が強い状態にある人は、大切な人を攻撃し、傷つけた瞬間に「気持ちが安定」するのです。その一瞬だけ。

 

ココロは「自分が感じていることと、自分の外側が一致すると安定する」性質がありますからね。

 

もちろんその後でさらに深い後悔や自己攻撃などがやってくるのですが・・・。

 

誰しも最高にいい気分のときに「相手のことをメッタメタに傷つけるようなことを言おう」とは思わないと思いませんか。むしろ優しくしよう、楽しんでほしいなと思わないでしょうか。そこで気持ちが安定しますよね。

 

この逆ヴァージョンをイメージしていただくと、分かりやすいかもしれません。

 

 

もし大切な人を傷つけた・・・とあなたが悩んでいるとしたら、どうか「あなたのココロ」に注目してみてください。

 

もしかすると、あなたも大切な人を傷つけてしまうその瞬間までに積み重なった、不安、恐れ、罪悪感、自己嫌悪などがあって、それを抱えながらあなたは必死に頑張っていたのかもしれませんよね。

 

もしそんな自分がいるなら、まずそこに気づき、自分自身を癒し続けること。

 

これが「大切な人を大切にする私」になる方法だと僕は思っています。

 

どうして私はこんなに不安を抱えているんだろう。

どうしてこんなに私は怖れを感じているのだろう。

 

そう意識して興味を持ってみることが、自分癒やしの始まりです。

 

時には、自分が冷静になり落ち着けるところでココロを休めてみたり。

 

不安や悩みがあるなら信頼できる人に相談する。客観的な意見をもらう。

 

自分癒やしのためにできることはたくさんありそうですよ。

 

 

最後になりますが、自分が傷つけた相手に

 

「私には罪悪感があって、自己嫌悪があって、だからあなたを傷つけるようなことを言ってしまったの、理解してほしい」

 

とだけ伝えてもあまり効果はありません。

 

それは許されようとするやり方で、事実を受け止めているわけではないんです。

 

自分の内面には自分で向き合うこと。

 

しかし自分が真摯にそのココロと向き合い、自分を大切にし、もう一度相手を理解し、愛そうとする姿勢を持てるならば、もう一度相手に向き合う勇気もでます。

 

そして、相手にあなたの思いを伝えやすくするものですよ。

 

大切な人を傷つけてしまったということを長く悔やみ続ける気持ちも僕なりに理解できるんです。

 

しかし、どうしても失敗は起こるもの。それをどう受け止め、今後に生かしていくかを実践することが、前に進む一歩なんですよね。

 

 

何か参考にしていただければ幸いです。

 

※今日のテキストの元記事は浅野寿和オフィシャルブロクで。

http://blog.livedoor.jp/cs_hisa/archives/2428645.html

 

 

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【この記事を書いた人】


心理カウンセラー 浅野寿和(あさの・ひさお)

カウンセリングサービス所属・「名古屋・東京・大阪・福岡地区担当」

 

40代・男性・既婚。

恋愛・夫婦カウンセリングの臨床数を多数保有。年間約400件の個人面談を行い、総臨床件数は6000件を超える。

「恋愛」「婚活」「結婚」「ご夫婦の問題・関係性」などを男性・女性の心理面からバランス良く分析し解決に導く人気カウンセラー。東京・大阪では2ヶ月先まで予約が取れないカウンセラーでもある。

屈託のない語り口と、明快な分析は目からウロコと評され、ユーモアを忘れない「話すと元気になる」カウンセリングは高いリピーター率につながっている。

 


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